ガゼン注目のハンドボール

オリンピックでしか見ないスポーツがあります。レスリング・アマチュアボクシング・重量挙げ・アーチェリー・・・。このスポーツもその一つかもしれません。
今、俄然、注目が集まっていますね。がんばれニッポン！
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◆ハンドボール

普段、テレビではめったに見ることのない競技ですが、今、この競技に２つの理由で注目が集まっています。

一つはスター選手・宮崎大輔選手（大崎電気所属・大分県出身）の出現です。
マスク良し、エースとしても実力も十分。正月のＴＢＳ”スポーツ№１決定戦”では、他競技のスター選手を抑えて堂々の１位を獲得しましたね。
ゴルフ界の石川遼君、卓球の福原愛ちゃん、ビーチバレーの浅尾美和／西堀健実、バドミントンのオグシオ・・・。
一人（一組）のスター選手を得れば、その競技への注目度が急激に上がり、一気に人気スポーツへと変貌を遂げることができます。

宮崎選手を得た日本ハンドボール界。
ここは北京オリンピックに出場し、一気にメジャースポーツに昇格させたいでしょうね！

日本ハンドボール協会のサイト


◆クウェート

ガゼン注目２つ目の理由は、”中東の笛”なる露骨な中東びいきの判定の元に行われたと言われる北京オリンピックアジア予選。
それに意義を唱えた日韓が国際ハンドボール連盟に提訴し、再試合が今月末に行われる事になったようです。
まだまだ波乱がありそうです。

アジアハンドボール連盟を牛耳るのはクウェート。

この国は、サバーハ家という一族が支配する王族国家なんです。
２４０万人の国民は、政治・経済全てこの一族の下で動いているわけで、そういう意味では朝鮮半島のある国に似ていますね。クウェートのほうが、比較にならないほど裕福ですが・・・。
ちなみにこの国の輸入の第２位は日本。
逆に日本はこの国から石油の１０％弱を購入しています。経済的には太いパイプで結ばれているわけです。

イラクがクウェートに侵攻して始まった第一次湾岸戦争。
ある本によれば、”クウェートが石油採掘のために地下を掘って、イラク側に入り込んだ事がフセインの怒りを呼んだ”とありました。互いに、したたかな国のようです。
もともとこのエリアはオスマン帝国の一部なので、フセインには”クウェートはわが領土”という意識もあったと思います。



さて、今月末に行われるオリンピック再予選。
この再予選で勝った国が北京に行けるのでしょうか？
それともクウェートの豊富なオイルマネーが、国際ハンドボール連盟やオリンピック組織委員会を動かしてしまうのでしょうか・・・？

注目です。
がんばれニッポン！


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