ハッキンカイロで盛り上がる

週末の飲み会での会話。オイルライターでタバコに火をつけた若手社員。同僚が「その臭いはハッキンカイロの臭いだ！」。古い話で盛り上がりました。

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◆ハッキンカイロ

オイルライターの臭いに、
「その臭いは、ハッキンカイロの臭いだ！」
と発言した同僚。
若手社員たちは、
「それ、何ですか？」
と興味津々。


「俺たちが若い頃、寒い冬にはベンジンを使ったハッキンカイロを持ち歩いたもんだ」
と説明すると
「それ、戦前の話ですか？」
と大盛り上がりです。（笑）

正確には、白金懐炉（ハクキンカイロ）。
使い捨てカイロ隆盛の今となっては、懐かしいグッズですね。

「今は、もう売ってないよね」


サイトを検索してみました。
なんと今も健在なのですね！

山登りをする人や寒い所で仕事をする人には、今でも重宝されているのだとか。

ちなみにYHは子供の頃、ハクキンカイロはベンジンが種火のように燃え続けていると思い込んでいました。
公式サイトには
「ベンジンの気化ガスがプラチナと接触して発熱する科学原理によるもので、直接ベンジンに火をつけているわけではありません」


そうか、そういうことだったのですね！



ハクキンカイロのサイトから



◆ついでに

目を白黒する若手を尻目に、私たち５０代は昔のグッズの話で盛り上がりました。

「そういえば、昔の布団は重いだけで寒かったよね。
寝るときは、あんかを使っていたよね。
豆炭の入ったあんかを」

「そうそう！
おれなんか家が山の中だったから、登校するときは真綿の入ったチョッキ（べスト）を着させられたよ〜」

「こたつは、練炭だった！
『こたつの中に顔を入れたらいかん！』
って、よく叱られたな〜」


おじさんたちの昔話に、若手たちは
「戦前か、童話の世界ですね」
とキャッキャと笑っていました。


今は、便利なものが多いな〜。（笑）




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