元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

苦労していらっしゃったのですね  【伊集院静著 いねむり先生】

2013年09月20日 | お勧め本
この方のことを、今まで間違ってみていたようです。今は見事に復活ですね!

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへにほんブログ村
あなたの応援に大感謝です! 

そのワンクリックでモチベーションが急上昇します!
(この文字の上を押してくださいね)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


◆伊集院静

野球、小説が上手。
奥様は、夏目雅子と篠ひろ子。

だから私は、彼のことを単に
「なんの苦労もないモテ男」
と思い込んでいました。

この小説を読み、とんでもない誤解だったことが分かりました。



いねむり先生 (集英社文庫)
集英社




◆いねむり先生

この小説を読み終えた日の夜、2時間ドラマでこの小説がドラマになっていました。
奇遇です。



夏目雅子に先立たれたサブロー(伊集院静)は、アル中状態になり、人との関わりがもてない精神状態に陥り、借金までする毎日。
子供の頃患った精神疾患が、またぶり返してきた・・・。


そんな廃人状態の時、知人から紹介されたのが作家・色川武大であり、プロ雀士・阿佐田哲也。二つの名前を持つチャーミングな「先生」と、やがて旅打ち(博打の旅)にちょくちょく出かけるようになる。
先生の周りには、いつも絶大はファンがいる。
先生には、人をひきつける魅力がある。
やがてサブローは、徐々に幻覚から開放されるようになる。
しかし先生の死が、突然訪れた・・・。



この小説は、ひたすらサブローと色川武大の二人の世界を描きます。
私YHが知らない博打の世界も出てきます。
妻を突然なくした伊集院静のココロの葛藤を知ることもできました。



彼を見る目が、変わりました!

今、彼の作品はコンスタントに売れ、直木賞(芥川賞だったかな?)の審査員も務めていますね。
大活躍です。


興味深い小説でした。


■■■最後までお読みくださってありがとうございます!■■■

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへにほんブログ村
大応援をお願いしま~す!


そのワンクリックでモチベーションが急上昇します!
(この文字の上を押してくださいね)

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 障がいを持つ人に優しい人たち | トップ | 秋の虫の鳴き声が、爽やかです »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通勤ウォーカー)
2013-09-20 07:29:17
おはようございます。
彼にはそんな過去も有った
のですね。
知りませんでした。
返信する
Unknown (ポレポレとうさん)
2013-09-20 08:03:44
人生を順調に歩んでいるような感じがする方でしたが、
そんなに追い詰められていた時期もあったんですね。
人の人生というのは傍目からは分からないものですが、
そういう意味でも興味深い一冊だなと思いました。

ポチッ
返信する
Unknown (阪南市テクノ森田)
2013-09-20 15:10:14
人との出会いが人生を変えたのですね。

何より気づきを与えてくれた人に感謝ですね
返信する
Unknown (イヴォンヌ)
2013-09-20 19:00:44
へぇ~そうなんだ~

先日篠ひろこが確かテレビにでてたけど、専業主婦してるらしいですね。いまは伊集院氏もまた良い方と出会い幸せしてるんじゃないかな♪
返信する
Unknown (七星)
2013-09-22 09:25:39
モテ男になってみたかったなぁー、と思いましました。
返信する

コメントを投稿