丁寧な言い回しのつもりが・・・。

話し方教室の講師の話を聞く機会がありました。丁寧な話し方がかえって、わかりづらくする。

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◆〜になります

話し方教室の講師が、若手社員の応対を聴いて
「『料金は１０５０円になります』
の“なります”は、“〜に変化する”“〜に成長する”という意味なので、この場合はふさわしい使い方ではありません。
『１０５０円でございます』
が正解です」。


ふむふむ、この話よくわかります〜。丁寧語のつもりが、誤った使い方になってしまう。
コンビニやファストフード店では、ごくごく当たり前に使われていますよね。
私もこの言い回しには、違和感を感じていました。


と書いたところで、
「違和感を感じていました」
の箇所に波線が自動で引かれました。

「違和感がありました」
とすべきでしたね。（笑）


◆正解は？

ある検定サイトにこんな問題がありました。


【問題】
下記の「～させていただく」の用例の中に、不適切な使われ方が1つあります。次の中から選びなさい。
1. 田中は本日お休みさせていただいております
2. 6月30日までにはお届けさせていただきます
3. 調査結果について、ご説明させていただきます
4. 山本は４月30日付けで定年退職させていただきました



答えは何番でしょう？

＜ヒント＞
「させていただく」を使って良いケースは次の3つです。
・ 相手の許可や承諾を必要とするとき
・ そのことによりこちらが利益を得るとき
・ そのことにより相手が不利益を蒙るとき





ということで正解は「４」。
どうでした？
＜私は間違えてしまいました！（笑）＞

結構難しいでしょう？



今日も正しい丁寧語を。


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