元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

プロレタリアートという言葉を久々に聞きました -蟹工船-

2008年07月03日 | 頑張れニッポン
最近、バカ売れしているのだとか。先週行った書店では、3列で平積みされていました。思わず買っちゃいました。
う~ん、昔読んだと思うのですが・・・。
□□□□□□□□□□□□□□□□
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
ワンクリックありがとうございます

そのワンクリックでモチベーションがグングン上がっちゃいます!
(この文字の上を押してくださいね)

□□□□□□□□□□□□□□□□

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
小林 多喜二
新潮社

このアイテムの詳細を見る


◆読んだと思うのですが

多分、高校か大学の頃読んだはずなんですが、記憶にないんです。
20~30ページを立ち読みしたのですが、内容を思い出せません。

というわけで、買っちゃいました。

プロレタリアート、懐かしい単語です。


◆プロレタリアート

貧困層をにわか船員に仕立て出航する蟹工船。
一時金をもらえるはずが、港までの運賃、食料などで、出航したときには借金をかかえてしまう仕組みに愕然とするにわか船員。
船の上では、人間扱いをせず、難破した船を助けようとしない監督、つまりブルジョワジー。

難破した船員がたどり着いたところはソ連。
妙にやさしいソ連人に、『ブルジョワジーは敵だ!』と教え込まれる船員たち。

やがて船員たちは立ち上がり・・・。


となるわけです。
読んだことありますか?


◆団結が難しい時代

年収200万円を下回るワーキングプアが、1000万人を超えています。

少し前の”朝までテレビ”で格差社会が論じられましたが、政治家・評論家は国際競争や予算配分の観点から論じようとします。『今、どうにかしなければ!』の切迫感はありませんでした。

生活が苦しい人たちは、やっぱり団結しないと大きなパワーにならないのかもしれません。

でもこの時代、団結って難しいですよね。
組織された会社員であってもチームや会社を意識することが希薄な時代です。
未組織の労働者ともなれば、一層難しいのかもしれません。


”小説・蟹工船”が売れる時代。
私たちは、そんな時代を生きているんですね。


■■■最後までお読みくださってありがとうございます!■■■

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
ワンクリックありがとうございます

そのワンクリックでモチベーションがグングン上がっちゃいます!




この歳になって、肌のすべすべを喜んでいますで紹介した”しあわせ元気村けんちゃん先生”のヒマラヤ岩塩のページです。

各種メディアで話題騒然!「すべすべ・ぽかぽか」入浴用高級ヒマラヤ岩塩あります。

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全日本が苦戦するのもよく分... | トップ | おばちゃんも財テク »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (acb)
2008-07-03 08:05:37
 YHさん おはようございます。
格差の問題。
何とかしないといけないなぁ・・・と考える反面 仕方ない部分もあるのかなって言う冷たい自分もいます。
まずひとつは 日本が貧しい国になろうとしている事実。
1億総中流のときは 皆が正社員だったように思います。
頑張ればいい生活になるって・・・それはある意味事実でした。
現在では 正社員になろうとしません。(特に中小は)
大手でなら・・・・自分はやりたいことがある・・・・
昔なら贅沢といわれたことが個性といわれて 自らフリーtターを選ぶんです。
いまになって正社員と同じ給料にせよなんて・・・当社は正社員ばかりで直面したことがないのですが・・・
冷たいでしょうかね。
ポチッ!
ポチッ!
返信する
不思議でした (gonsuke)
2008-07-03 08:20:06
蟹工船が売れているというのは、知ってましたが、何故今売れているのか・・・が分かりませんでした。

中・高・大とスポーツ推薦だけで、渡り歩いた私は、学生時代全くといって本を読んでいませんでしたので、この本は読んだ事がありませんでした。

YHさんの説明でわかりました。

人間らしさが、逆に求められる時代になってきたのですよね。
返信する
Unknown (ポレポレとうさん)
2008-07-03 08:34:32
私も読んだはずなのに一向に内容を思い出せません。
いまどこの本屋さんにいってもたくさん並んでいますよね。
私も読んでみます。

ポチッ!
返信する
分かる気がします (優希)
2008-07-03 11:20:43
おはようございます!
自ら無収入の道へ進んじゃった私にとって
今やっていること全てが
直接お金に結びつきません。

バイトでもしなきゃとは思うんですが
1時間でも多く
ワーキングプアの人達を助けたい。
労働する場を作りたい。

そう思えるんです。
コメントしてるだけで燃えてきました!
がんばるぞぉぉ!
返信する
Unknown (岡本達也のCFOなBlog)
2008-07-03 12:53:17
YHさん、こんにちは!

格差社会には半分賛成、半分反対ですね!

チャレンジする自由は必要だと思うんです。
誰もが頑張れば上を目指せるって環境ですね。

一方、努力の差が格差になるのは仕方ない
ですよね!

仕事のあとに同僚と会社の悪口や友人と飲み
歩いてる人と、勉強したり、人脈作ったり、
向上心を持って生活している人に差が出るのは
当然の結果ですよね。

acbさんが書いておられるように「自分がやり
たい事したいから!」ってフリーターや契約
社員を選んだ人が私の同世代には多数います。

その選択が間違いだとは言いませんが、現状は
自分の過去の選択から訪れている事を忘れて、
社会や会社を批判するのはどうかとも思いますね!

考えさせられるテーマです!

応援クリック!
返信する
Unknown (通勤ウォーカー)
2008-07-03 13:50:30
私の会社はユニオンショップ制(会社に入ったら自動的に組合員)なのですが、組織があっても団結は中々難しいのが現状です。
返信する
Unknown (ビルダーナース)
2008-07-03 17:38:37
私も昔読みましたが、内容全然覚えておりません(汗)
格差社会へのアンチテーゼだったのですね。

物事はどこから見るかで変わってくるとは思いますが、
こんなに平和で自由な日本の国に住んでいられるだけで
まずは感謝。 その上での格差なんてたいした問題に
ならないような・・・
国自体がどうしようもないほど貧困ではないので、
自分の努力や周囲の協力でなんとか這い上がれる
環境にまだあると思うのです。
世界の中でこれほど恵まれた国も珍しいほどだし。

自分を憐れむ意味で流行っている本でしょうから、
憐れむ余裕があるだけ幸せだってことに気づくほうが
先決かもしれませんね。
返信する
Unknown (ロンサム)
2008-07-03 23:30:44
昔この小説を読んだときにしばらくブルーな気分になった記憶が蘇りました・・・・・実に心をえぐる作品です
返信する
意外! (かや)
2008-07-04 08:52:58
プロレタリアートという言葉。初耳でした。
”プロのレタリングアート”の本かと勘違いしてしまいました。(恥)
小説だったんですね。勉強になりました。
返信する
Unknown (the salaryman)
2008-07-05 17:06:00
タイトルは知ってますが、僕はおそらく読んだことないと思います。
最近売れているみたいなので読んでみようかと思います。
でも、なぜ最近売れているのか、理由がわかりません。
『蟹工船』が売れる時代―
YHさんのそのことばの真意、読んでみればわかるかも・・・。
返信する

コメントを投稿