半沢直樹シリーズの最新文庫本です。今回も、邪(よこしま)な上司を、コテンパンに打ち負かします!
■アルルカンと道化師
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半沢直樹は、東京中央銀行大阪西支店の融資課長。
彼の顧客・仙波工藝社に対して、企業買収が持ち上がった。
しかし仙波工藝社には、それを受ける意思はない。
支店長にその旨を伝えるも、
「絶対にM&Aを成功させろ!」
の一点張り。
同社から2億円の融資を申し込まれても、支店長と本店は頑として認めようとしな 。
「この裏には、何かある」。
半沢は、「顧客のために」と買収を阻止し、2億円の融資を成功させようと動き出す。
強引な企業買収の裏に、何があるのか・・・。
半沢に勝機は、あるのか。
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■痛快
テレビシリーズの半沢直樹は「絶叫型」ですが、本では、あくまでクールです。
今回も、危機を大逆転で乗り切ります。
勤め人であれ、商売人であれ、誰しも苦手な上司や顧客はいるものです。
ワタクシも長〜い会社勤めで、過去3回ほど
「このやろう!」
と腹立たしく思った上司に仕えたこ とがあります。(^-^)
いずれも常務でした・・・。
そんな時、半沢直樹のような冷静で論理的な行動を取れたらな・・・、なんて思います。
そういう意味で、小説の半沢直樹は、多くの勤め人(読者)の留飲を下げてくれていますね。
今回も、痛快で面白い小説でした!
半沢直樹、テレビで大ヒットでしたね。
痛快さが受けたのでしょうね。
小説は、テレビとは違った面白さがあるようですね。
誰しもが仕事をしていれば理不尽な目にあいますからね。
ただ堺雅人だと最近のVIVANTとダブっちゃいますね~(笑)
お世話になりました。
面白い番組でしたね。
本を読むとまた違った面白さもあるんでしょうね。
図書館にも本屋にも行かなくなりました。
集中できない。根気が無くなる。視力が落ちた。同じ個所を何度も読む。
登場人物の複雑な関係を理解できない。前のページの描写を忘れる・・・・
・・・・どうもいけません。