白銀の世界ならぬ、シルバーの世界

知人から『鹿児島は、灰が大変でしょう』と、よく言われます。でも最近の桜島の灰は、鹿児島市内にはあまり降ることは無く量も少ないので、「そうでもないよ」と答えることがほとんど。でも久々に来ましたよ、桜島のドカ灰が！　街が、あっという間にシルバーの世界になっちゃいました。
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◆みるみるうちに・・・

夕方、事務室内がざわざわし始めました。
窓の外を見ると、きれいな青空がみるみるうちに真っ暗になり始めていますよ。
『うわ～、灰が降ってきた！』。
桜島の灰が、市内に降り始めたんです。最近、市内にはたいした灰は降っていなかったので、久々のドカ灰です。関西出身の若手社員は、初めて見る雪のように『わ～、鹿児島のドカ灰、初体験で～す』とはしゃいでいますよ。

外に出る用事があったので、傘を借りて外に出たのですが・・・。いや～、参りました。
目は開けられない、口と鼻から灰が入り込む、ズボンは真っ白、肩には灰が積もっちゃう。車が通ると、灰を巻き上げるので、更にひどいことに。

桜島・昭和火口爆発　鹿児島市南西部に降灰



あっという間に、車は真っ白


風向きが海に向いている時は、まだいいのですが・・・。（先週の桜島）

◆久々だそうです

地元の人たちも
『こんなドカ灰は、何年かぶりですよ』。

若い頃、鹿児島に出張すると驚くことが多々ありました。
・小学校のプールには、テントの屋根がついている
・窓を開けて仕事をすると、あっという間に机上が灰だらけ
・道脇には、“灰袋”に入れた大量の灰が灰回収車をまっている

その後、桜島の噴火は２０年間くらい収まっていたので、すっかり住みやすい街に変身していたんですけどね。


先週まではぐずついた天気が続いていたときは「スカッと晴れてくれないかな」と思っていましたが、さてこうなると、まとまった雨がほしいＹＨです。
そういえば浅間山の噴火は、その後、どうなったのでしょう？


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