WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、苦難の末に優勝した王・ジャパン。日本中が沸きかえりましたね。イチローのリーダーシップやチームワークの良さも印象に残りました。
さて世界一を達成した日本プロ野球は、メジャーリーグに追いつき、追い越すことができたのでしょうか。この本は、日米の野球感の違いを明確に語ってくれており、大変興味深い1冊です。面白いです。
★★★★★★★
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★★★★★★★
■外国人監督や選手が批判する練習
日本のプロ野球は、練習が好き。
秋と春のキャンプともなれば、朝10時から夕方まで、みっちり練習します。
練習の後は、宿舎でミーティングそして素振りやシャドーピッチング。
練習の合間には、個人への特訓もあります。
野手は1000本ノック、投手は300球以上の投げ込み。
こうして、型を作り、長丁場を乗り切る体力を養う、これが日本の練習。
一方、メジャーのキャンプは、2月15日にようやく始まり、それも1日3時間。細かなフォーメーション練習などはありません。
選手は、豊富なマイナー選手の中から選べば良いわけで、特訓は長いシーズンの体力を消失させてしまうと考えています。
練習一つをとっても、日米の差は歴然。
であれば、メジャーからやってきた監督や選手が、日本の野球をみて「いったい、これがベースボールか?」と驚くのは無理はありませんね。
■自己犠牲
日本では、「ノーアウトもしくは1アウト1塁」の場面で最も多用される作戦は「犠牲バント」。
数年前、中日の川合選手が犠打の日本記録を打ち立てました。
自己を犠牲にして、チームに貢献する。
ところがメジャーでは、犠牲バントは、最悪の作戦。
大量点でビッグイニングを狙うメジャーから見れば、川合選手の犠打日本記録は「ナンセンスな記録」となってしまうのだそうです。
この本には、日本でプレーした外国人選手や野茂やイチローなどのメジャーへの挑戦者の話などが詳細に語られています。
さらにはWBC開催の裏舞台も。
非常に興味深く読みました。
面白い!!
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練習の合間には、個人への特訓もあります。
野手は1000本ノック、投手は300球以上の投げ込み。
こうして、型を作り、長丁場を乗り切る体力を養う、これが日本の練習。
一方、メジャーのキャンプは、2月15日にようやく始まり、それも1日3時間。細かなフォーメーション練習などはありません。
選手は、豊富なマイナー選手の中から選べば良いわけで、特訓は長いシーズンの体力を消失させてしまうと考えています。
練習一つをとっても、日米の差は歴然。
であれば、メジャーからやってきた監督や選手が、日本の野球をみて「いったい、これがベースボールか?」と驚くのは無理はありませんね。
■自己犠牲
日本では、「ノーアウトもしくは1アウト1塁」の場面で最も多用される作戦は「犠牲バント」。
数年前、中日の川合選手が犠打の日本記録を打ち立てました。
自己を犠牲にして、チームに貢献する。
ところがメジャーでは、犠牲バントは、最悪の作戦。
大量点でビッグイニングを狙うメジャーから見れば、川合選手の犠打日本記録は「ナンセンスな記録」となってしまうのだそうです。
この本には、日本でプレーした外国人選手や野茂やイチローなどのメジャーへの挑戦者の話などが詳細に語られています。
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犠牲バントが認めてもらえないのは厳しいですね。
コツコツとというよりもスカっと打つって感じなんで
しょうね。スカっと三振もありって感じで。
日本の集団的なやり方と、アメリカの個性重視、個人主義的なやり方は会社などでも違いますね。
最近は米国人監督でも日本の野球の成果がでるようになりました。
この辺は彼らの学習ですね。
日本人選手のメジャー入りは数々ありますが、監督のメジャー入りはいつか?
言葉やマネジメント、練習方法などが違いすぎますよね。考え方も違うし。
難しそうですね。