H30年10月7日、足尾の赤倉山を歩いてきた。
峠道に挟まれた山日光の中宮祠と足尾の間藤を結ぶ二本の峠道、つまり久蔵沢に沿って歩く阿世潟峠道と、深沢に沿って歩く半月峠道に挟まれた山、それが赤倉山(1442m)。登山道はなく笹尾根を歩くものだが花時期にはアカヤシオも咲くとのことで、下見がてら歩いてきた。
深沢P7:05~深沢林道終点7:30~神社跡8:25~赤倉山(1442P)9:35~展望地(往復)9:50~10:30大畑山(1446P)~茨倉山(1514P)10:55~林道出合11:05~七曲がりへの分岐~12:10神社跡(昼食)12:25~深沢林道終点12:50~13:05深沢P
6時間の山散歩でした。
山行記録 地域別記録 足尾山塊記録
ハイキングコースではありません。

足尾町深沢から廃屋の間の細い坂道を上がり駐車。
この先、深沢林道は距離は短いものの結構な悪路、普通車などは無理をせずに。

深沢林道終点広場は10台程度駐車出来そうな広さ。
広場からは深沢に降りる。

林道終点から下った箇所にある渡渉ポイント
広場から下るとすぐに深沢の流れに突き当たる。飛び石伝いに右岸に渡る。

深沢の右岸に渡ると立派な道の痕跡を辿る。半月道と呼ばれる古道で、往時は茶店もあって活況を呈したとのこと。山側は巨岩累々とした斜面。半月道は深沢の流れに沿って上手に建設された水平道だが、山側から崩れ落ちる土砂によって次第に廃道に向かいつつある荒れ方だ。

道端の岩に何やら文字が書いてあるのを見つけた。石墨で書いたらしく、雨が当たらない岩陰にあるため大部分が読み取れる。
よくよく見ると「古峯山参拝記念・・・」と。昭和12年、千葉県の方のようです。

敷石された立派な道が続く。石組みの擁壁や石畳になっている区間もあり、往時は整備された道だったことが窺える。

目の前に現れた立派な石垣は深沢神社跡。ここにも茶店があったそうです。
神社前の広場に建つのは深沢雨量観測局

既に歴史的遺構となりつつある神社

尾根への取り付き口。神社跡の位置よりゴロゴロ石の谷沿いを行く。

谷筋から尾根に取り付くが急斜面

明るい雑木の尾根道に出た。下草が無いので快適尾根。

赤倉山山頂直下の笹尾根。腰位の深さが続く。

赤倉山山頂。17年ぶりの赤倉山であった。
ぐるりと見渡しても山頂を示すものはないが標高、位置からして山頂に違いない。

赤倉山から少し西の尾根を行くとヤシオの尾根であった。

そして素晴らしい展望が広がる。
古峰高原の尾根も。電波塔の方塞山も見える。

尾根の反対側には大平山~社山の尾根。
社山の南陵尾根が眼の前に広がり尾根の様子が思いだされる。

赤倉山山頂に戻り三等三角点を探すが見つからなかった。

山頂から北方向に笹尾根を行く。赤倉山北のピーク付近より男体山と半月山

中倉尾根越に皇海山

樹林が途切れた部分からは古峰ヶ原から夕日岳への稜線

ダテカンバと笹尾根の組み合わせが素晴らしい

紅葉はまだまだ

奥は古峰ヶ原から夕日岳に続く尾根、手前の道路はこれから歩く神子内林道

大畑山手前の小ピークから東の支尾根を歩いてみると紅葉の素晴らしい斜面があった。

大畑山山頂。山名板はなし

茨倉山への尾根はいくぶん紅葉が進んでいる


茨倉山山頂。奥に男体山、手前右に半月山

半月山をアップ、駐車場も確認できる。

落葉松林を降り

作業道に出る。

舗装された林道に出て、林道を降る。林道沿いにはヤシオが多い。

七曲り分岐付近。明瞭な分岐ではなくパス、林道を降る。

中倉山の尾根の絶景地

林道から深沢への尾根を降る。

深沢に降り立つ

深沢雨量観測局に、尾根取り付き口に戻った。

かつらの樹のもとで昼食。深沢林道を戻り駐車位置へ

好天のもと気になっていた尾根を歩いてきた。
次の機会にはアカヤシオ時期に歩いてみたいものです。
峠道に挟まれた山日光の中宮祠と足尾の間藤を結ぶ二本の峠道、つまり久蔵沢に沿って歩く阿世潟峠道と、深沢に沿って歩く半月峠道に挟まれた山、それが赤倉山(1442m)。登山道はなく笹尾根を歩くものだが花時期にはアカヤシオも咲くとのことで、下見がてら歩いてきた。
深沢P7:05~深沢林道終点7:30~神社跡8:25~赤倉山(1442P)9:35~展望地(往復)9:50~10:30大畑山(1446P)~茨倉山(1514P)10:55~林道出合11:05~七曲がりへの分岐~12:10神社跡(昼食)12:25~深沢林道終点12:50~13:05深沢P
6時間の山散歩でした。
山行記録 地域別記録 足尾山塊記録
ハイキングコースではありません。

足尾町深沢から廃屋の間の細い坂道を上がり駐車。
この先、深沢林道は距離は短いものの結構な悪路、普通車などは無理をせずに。

深沢林道終点広場は10台程度駐車出来そうな広さ。
広場からは深沢に降りる。

林道終点から下った箇所にある渡渉ポイント
広場から下るとすぐに深沢の流れに突き当たる。飛び石伝いに右岸に渡る。

深沢の右岸に渡ると立派な道の痕跡を辿る。半月道と呼ばれる古道で、往時は茶店もあって活況を呈したとのこと。山側は巨岩累々とした斜面。半月道は深沢の流れに沿って上手に建設された水平道だが、山側から崩れ落ちる土砂によって次第に廃道に向かいつつある荒れ方だ。

道端の岩に何やら文字が書いてあるのを見つけた。石墨で書いたらしく、雨が当たらない岩陰にあるため大部分が読み取れる。
よくよく見ると「古峯山参拝記念・・・」と。昭和12年、千葉県の方のようです。

敷石された立派な道が続く。石組みの擁壁や石畳になっている区間もあり、往時は整備された道だったことが窺える。

目の前に現れた立派な石垣は深沢神社跡。ここにも茶店があったそうです。
神社前の広場に建つのは深沢雨量観測局

既に歴史的遺構となりつつある神社

尾根への取り付き口。神社跡の位置よりゴロゴロ石の谷沿いを行く。

谷筋から尾根に取り付くが急斜面

明るい雑木の尾根道に出た。下草が無いので快適尾根。

赤倉山山頂直下の笹尾根。腰位の深さが続く。

赤倉山山頂。17年ぶりの赤倉山であった。
ぐるりと見渡しても山頂を示すものはないが標高、位置からして山頂に違いない。

赤倉山から少し西の尾根を行くとヤシオの尾根であった。

そして素晴らしい展望が広がる。
古峰高原の尾根も。電波塔の方塞山も見える。

尾根の反対側には大平山~社山の尾根。
社山の南陵尾根が眼の前に広がり尾根の様子が思いだされる。

赤倉山山頂に戻り三等三角点を探すが見つからなかった。

山頂から北方向に笹尾根を行く。赤倉山北のピーク付近より男体山と半月山

中倉尾根越に皇海山

樹林が途切れた部分からは古峰ヶ原から夕日岳への稜線

ダテカンバと笹尾根の組み合わせが素晴らしい

紅葉はまだまだ

奥は古峰ヶ原から夕日岳に続く尾根、手前の道路はこれから歩く神子内林道

大畑山手前の小ピークから東の支尾根を歩いてみると紅葉の素晴らしい斜面があった。

大畑山山頂。山名板はなし

茨倉山への尾根はいくぶん紅葉が進んでいる


茨倉山山頂。奥に男体山、手前右に半月山

半月山をアップ、駐車場も確認できる。

落葉松林を降り

作業道に出る。

舗装された林道に出て、林道を降る。林道沿いにはヤシオが多い。

七曲り分岐付近。明瞭な分岐ではなくパス、林道を降る。

中倉山の尾根の絶景地

林道から深沢への尾根を降る。

深沢に降り立つ

深沢雨量観測局に、尾根取り付き口に戻った。

かつらの樹のもとで昼食。深沢林道を戻り駐車位置へ

好天のもと気になっていた尾根を歩いてきた。
次の機会にはアカヤシオ時期に歩いてみたいものです。
備前楯山に続き、今回も足尾の深沢古道・赤倉山を歩かれましたか。
深沢古道、往時は茶店もあって活況を呈したとのことですが、昔も
多くの人も山道を歩かれたんですね。
赤倉山まで上がると眺望も、紅葉も楽しめましたね。
また、大変そうですが、ヤシオの時期も楽しめそうですね。
足尾の山は奥深くハイカーと出会うことはまれ、今回も誰とも出会うことがありませんでした。
古道は見放される定めにあるんでしょうか。
赤倉山からの尾根は素晴らしい景観、アカヤシオでも咲けば尚更でしょう。
皆と意見が合えば歩きたいものです。
展望も良くアカヤシオの頃が素晴らしいでしょうね。
マラソンの練習は順調ですか?
魅力ある尾根が多いです。
アカヤシオも良さそうです。
機会があったら一緒しましょう。
ジョギング、必死にやってますがイマイチです。
7,8月の暑さで練習不足は否めません。
やるしかありません。
静かな山歩きが出来て良かったですね。
でも一人だと怖くありませんでしたか💦
一人でも怖くはないのですが、熊がね~
熊のフンがあちこちで見られますから
出合わないことを願いながら歩いてます。