


熱帯夜続いていると、一雨降らないかと思う。
そんなことを考えていたら先週の朝方、
強い雨が降ったのを思い出した。
ぼとぼとガラス窓を打つ雨音を聞きながら、
寝ぼけ眼で目覚まし時計に手を伸ばした。
あと一寝入りするには、時間が余るほどあった。
人の睡眠の周期は、ひと眠り一時間半だそうだ。
タオルケットを腹まで上げると、
そのまま寝入ってしまった。
目覚ましが鳴る少し前西の窓には、
いつものように初秋の明るい陽射しが差していた。
窓を開けてみると薄紅色の染まった空に、
大きな虹が向かいの山にかかっていた。
澄んだ初秋の薄紅色に染まった空に、
七色の虹が澄んだ朝の空気の中にかかっていた。
清々しく涼しい風が入り、
心も体も軽くなるような朝になった。


まだ残暑厳しい日が続きそうです、
水分補給を充分し頑張って下さい。

