Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

明日から9月。

2012-08-31 20:37:35 | 日記




一雨欲しい日が続いているが、
朝食を摂る頃、久し振りに厚い雲が空を被った。
久し振りに厚い雲で被われた灰色の空は、
べたついた肌に涼しい秋風を思わせた。

このまま一雨来れば、
恵みの雨になって良いと厚い雲で被われた空を見ていた。
残念ながら、厚い灰色の雲は一粒も雨を落とさずに消えて行った。



日の出も随分と遅くなり、

目覚ましの鳴る少し前に部屋に陽射しが伸びる。

明日から9月に入る、白露を過ぎれば暑さも峠を越え秋も本番。

夏休みの宿題に網を持ってトンボを探している子供達も、

月曜からは黒く日焼けした顔で作った標本を持って学校へ行く。

蝉の声も静かになり始め、鈴虫の声も聞こえ始めている。

デスクに鞄を置き、窓を開けると鈴虫の声が聞こえている。

まだ、少し弱々しいが、昼の陽射しを思うと一息つけた。



白露を過ぎ暑さも和らぐ頃の朝の海は、

涼しい潮風と温かい秋の陽射しが、

透明感のある綺麗な海を見せてくれる。




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