Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

午後から陽射し。

2013-01-22 20:18:36 | 音楽

一昨日からの雨も午後から止み、
雲の隙間から陽射しが差すと安堵した。
大寒も過ぎ、寒さは一段と強まっているようだが、
今日のように午後から久し振りに陽射しが差すと、
すぐそこまで春が来ているような気になった。
陽射しが差していても時より吹く風には首をすぼめるが、
陽射しの差す下を歩いているとお日様の暖かさに感謝した。
暦は見ていると、まだまだどんよりと曇った空に冷たい北風に、
頭の中は冬枯れした枝枝しか浮かんでこず外出するのは億劫だ。
梅の便りもぼつぼつと聞かれ、このあたりもそろそろ綻び始める頃だ。
明日からは晴れるようだが、やはり放射冷却で午前中は寒いだろう。



雨の中、傘を差しているとStingの「Englishman In New York」のビデオクリップが頭をよぎった。
大きな傘を差し、雨もいいものだよと楽しんでいるかのようなStingの姿は、
猫背気味になって傘にすがって歩いている私を少し軽やかな気持ちにさせてくれた。
モノクロの世界は、時間がゆっくり流れ、それを楽しんでいるように見える。
そんな呑気なことを考えていたが、詩は「謙虚さや礼儀正しさは悪評を呼び
 最後にはただ一人に 優しさ 穏やかさなんてこの社会には珍しい 
夜を燈すロウソクの灯りは太陽よりも明るく輝いている」。
ニューヨークにいる英国人は今でもこんなこと考えるのだろうか、
今の日本はこんな雰囲気があるのではないだろうか。
今もStingは、ニューヨークに行くとこの歌を思い出すだろうか。


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