早朝窓開けるとどんよりとした雲が、
今日も寒い日になるのかと思わせたが、
昼近くには青空が広がり気温も上がった。
人それぞれ体感温度が違うが、
目で感じ空を仰いでいると、
やはり暖かい新鮮な空気が入ってきた。
街路の銀杏の葉が舞う姿は、本格的な冬と師走の慌しさを感じる。しかし、寒さに家路に急ぐ足取りには、クリスマスのイルミネーションの輝きが、澄み切った夜空の下で人足をしばしば止める。淡い白い吐息のきらきが、今年はホワイトクリスマスになるのだろうかと思わせる?
今年も残り一カ月になり、来年もよろしくお願いいします。
空は水色のカップのように輝き、彼女が涼しそうに髪をかき上げ、それを見ている僕は何の不満があるのか疑問に思った。美しい景色と裏腹に、僕はまた僕自身のなかに幽閉しているようだった。しかし、水色のコップのように輝く空の下で、ターコイズブルーの海は美しく煌めいている。あの少年の店はプールつきだから、みんなと合流しブランチのあとに寛げるだろうと思った。アントニオ・カルロス・ジョビン「Wave」が、浜辺の街の景色によく似合っている。