Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

Time flies.

2020-12-18 19:55:16 | kazekaoru

 

落ち葉の色はやさしく、

 

木々の姿はさびしい。

 

 

今日のように真っ青な空の下で、

 

陽ざしの差す街路でコートを脱ぐのは、

 

その重さに耐えられなくなったからだ。

 

 

そして闇夜の迫る夕暮れ時の落葉はさびしく、

 

寄り添って歩いていくのはそのさびしさのため。

陽ざしに恋をする季節の夜空は、気温も下がり星が煌めき冴えている。クリスマス、お正月の準備と慌ただしい日々が続き、一年を振り返って見れば「光陰矢の如し」と感じる。今年はコロナの影響で例年になく、静かな一年の終わりになりそうだ。

 

彼女の日焼けした腕が僕の腕にからまり、ターコイズブルーの美しい海は地平線まで煌めいている。ヤシの木の木陰は、ハンモックのように涼しい。僕たち二人はアスファルトの坂道から、雄大な地平線を見ながら浜辺の街を見下ろしている。観光地らしい雰囲気は、どこか解放されているようだ。人生はただの夢だというが、今が夢だというならズ~っと続いてくれればと思う。水色のコップのような空は輝き、ターコイズブルーの海は煌めいている。


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