本州は梅雨に入り、昨日は梅雨の晴間だったそうだ。
紫陽花も随分と大きくなり、
しっとりと雨に濡れた姿は綺麗だ。
七色に変化する大輪の紫陽花、
視界が狭まっている常日頃に一息つかせてくれる。
しとしとと降る雨音と紫陽花は、
マイナスイオンの空気を感じる心が足取りを緩ませた。
紫陽花に朝顔、仲夏の風物詩だ。
帰り道、大きな菖蒲が咲いていた。
街灯の下を歩きながら、家々の窓からはカタカタと音がした。
日が暮れ夕食のカタカタとキッチの窓からの音を聞きながら、
少し寒さを感じながら庭先の菖蒲を撮らせて戴いた。
カタカタと音を聞いていると、
今年は蛙の声をまだ聞いていないと思った。
涼しい一日だと思いながら歩いていると、
たまにすれ違う人々も涼しそうだった。
久し振りに鎌倉県立近代美術館に行って来た。
石元泰博写真展「桂離宮」1953、1954.
桂離宮の庭園、建物の写真が展示されていた。
日本写真史に名を刻む偉大な写真家、
石元泰博(1921-2012)は、サンフランシスコに生まれる。
日本のモダニズムが到達していた高いレベルを再確認出来る貴重な作品群。
退屈だったので見に行って来たが、
竹の廊下や長い縁側の写真は涼しそうだった。
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