沖縄へ行こう！⑯波照間編 ８月１５日 夜の部

お客はみんな仲良しだったけど、

名前はほとんど忘れた。

というのは、みんな、職業とかで呼ぶから。

「先生」

とおばあに呼ばれて

「わたしのこと？」と

聞き返してしまった。

（「奥さん」

よりはいい。

ニコイチにするな～～と思ってしまうので。）


客の中で、なぜか「会長」と呼ばれる大学生がいた。

すごいキャラだった。

彼のおかげで、一晩みんな幸せだったはず。


夜は、居酒屋「あがん」に行くことに。

料理はもちろんとておおいしかったけれど、
カラオケが、まーーーー、
楽しかった。

会長ー、ありがとう。

誰も帰ろうと言わず、楽しい夜はあっという間に過ぎていった。

閉店時間を過ぎ、バスで帰るとき、Yさんが「お友達！」を見つけた。

今からあがんに行くとこだったらしい。しまっていたので、さらに遠くの鉄板焼き屋まで走っていったそうだが、一着は60代のおっちゃんだったとか・・。

照島荘から、相当遠いよね・・・。

やどかりでは、お庭のテーブルで、毎日ゆんたくする。

おばあも、一緒に出てきてくれるのが、いいなと思う。

閉店まで飲んだ後も、もちろんゆんたく。

今夜は、撮影会となる、星の！！

一眼レフのカメラを固定して、なんやようわからんことをしたら、

星の画像もばっちり撮れてて、びっくり！！感動！！！！

さっきあがんでは、おばあは全然歌ってなかったけど、「おばあは涙そうそうがいいさ」と言ってて、

気の利くSさんが、携帯で鳴らしてくれる。気の利くSさんフットワークめっちゃ軽い。

そしてみんなで歌いました、涙そうそう。

とてもいい感じ。


明日で、いっきにメンバーが替わってしまうためか・・最後の夜、の人も多かったりして、

今夜はなんか、いつもと違う夜でした。




　

沖縄へ行こう！⑮波照間編 番外編

日にちが、訳わかんなくなってきたので、

番外編。

ある日の夜のこと。

何人かが、夜のニシ浜に、夜光虫を見に行こう！と盛り上がって行ってしまった。

ホテルなら、何の問題もなかった。

でも。

民宿って、宿によっても違うだろうけど、家族で経営していたりして、

ほんとに旅の間お世話になる親戚のおうちのよう。

だから、「おばあに心配かけるから」が、口癖のようになってくる。

心配かけちゃいけない。迷惑も、かけちゃいけない。当たり前だけど。

たとえば、女の子だけで島のまっくらな道を夜出歩いたりとか、

ペーパーなのにバイク借りたりとか

近所迷惑な騒ぎ方するとか

ましてや、夜の海にいっちゃうとか。

Yさんは、何人かで、その子たちを連れ戻しに行ってたらしい。

それはそれで、私は何にも知らされてなかったので、何で突然消えたのか、

かなりびっくりしたけど。


でも、だから、

「おばあに心配かけるから」

おのずとそういう羽目の外し方はしなくなるし、

お互いに思いやった過ごし方をみんなできるのかも。だからほっとするし、

この宿が過ごしやすいと思うのかもしれない。

沖縄へ行こう！⑭波照間編 ８月１５日

えりこ・Yさんと3人で、バイクで波照間一周の旅。

もんのすごい日差し。

やばいな～。どうするかなーー。

というのも・・・


どうも今年、日焼け対策が、甘い！

しかしえりこの水着姿を見て。

９７パーセントは服に隠されている！！

これをみて焦った。私は甘いんだ・・。

そして、ヘルメットをかぶる以上、帽子はかぶれないので、

パレオを頭からかぶることにした。その上からヘルメット。

まあでも、風でめくれあがるので、そんなに効果はなかったかもしれないけど・・。

やれるだけやった感あり。

高那崎の珊瑚で足をけがしてしまう。珊瑚にビーサンは厳禁のようだ。

お昼は、花HANA食堂の、ゴーヤとトマトのパスタ。

えりこ作の、シーサーを写メで見せてもらった。すげーー。めっちゃうまい。

Yさんも、後から「お友達のシーサーかわいい・・」と何度も言っていた。

沖縄へ行こう！⑬波照間編 ８月１４日 夜の部

ずいぶん、前回から時間が空いてしまいました。

旅の思い出が、熟成するかな～～と思っていたのですが、

目の回る毎日で、熟成どころか、ほっといたら忘れてしまいそう。


波照間編でした！！

14日、昨日の夜はというと・・・。

もじゃもじゃくんが強烈な個性を発揮してた。

もじゃもじゃくんは、呼び名の通り、アフロな髪型。

この沖縄旅はもちろんエンドレス（終わりを決めてない自由な旅・・）

だし、インド・ガンジス川でインド人とともに沐浴までしてきたそう。

そんなもじゃもじゃくんと、フレンドリーな女の子二人組。

こちらもまた、会社を辞めて、あの皆既日食の頃、奄美大島から旅は始まっているそうで、与那国島では選挙のウグイス嬢までやってきたとか・・。そしてこちらもエンドレスな旅。

ほえーー。

「13日も、沖縄行くの！！？」
「ひとりで！？離島に！？変わってるね！！」

とか、よくいわれたもんやけど

波照間にきたら、そういうのはことごとく吹っ飛ぶ。

世間的には充分変わってるという人たち（旅人）だらけだから。

（あ！だから合うのか！）

東京に帰ってきてから、「こんな人がいましたよ」

と報告すると、

「生き方が違うんだ」と言われたけど・・

どっちがいいって、ないよね、きっと。


話がそれました！！


そうそう、もじゃもじゃくんたちと、話しました。おばあのキッチンで。

「若いうちに、いっときたいよね、インド。」


そんなことを話したような。

自分で自分の自由を縛るようなことは、したくないな、と思った。

私だって、いけるのだ、インド。

そんなこといってるうちに、だんだんなんか・・旅の空気に溶けてきた。