沖縄から帰って2週間・・3年たてば忘れることも・・
「帰りたい・・」
思い出すのだ。
ほんのりぬるい空気の離島ターミナルで、ほんのり疲れた体を休ませていた。
人がいなくなる、暗くなっていく竹富島の西桟橋。
石垣島の雨。「雨でもきもちいいな。」とギャバン。
ブログ書きたい。今そこにいる気持ちになれるように。
さて。空港に到着。
行動制限のない夏休み、人でごったがえし・・・ていない。とても空いている。
でもコロナには十分気を付けていこう。
荷物を預ける。
シャリバンの車いすを、搭乗ゲートまで使ってもいいこと、ゲートから飛行機の乗り口まで別の車いすを用意しましょうかと
あちこちで、連絡のやりとりをしてくださっていて、何度も聞いてくださる。
まだ抱っこできるので、大丈夫です。
ありがとうございます。感謝です。
数年後には、とことこ歩いて、車椅子も必要なくなればいいな。
先に案内していただき、3人掛けにシャリバン、ギャバン、私の3人が座り、後ろにYさん。
久しぶりにのる飛行機は、グレードアップしていた。モニターがかつての国際線のよう。
楽しそうなギャバンを見るとなんともうれしい気分になる。
あまり浮かれてもいられない。いくら免疫があるかも?といっても、シャリバンはマスクをしていないのだ。
今までも何度かチャレンジしたが、口の周りに過敏のあるシャリバンは、
そんな「異物」一瞬で捨て去ってしまうのだ。
何日も前から色々と方法を考えていた。
マスクをしてから上からバンダナでしばるとか・・虐待だ。
やってみたのは、あらかじめマスクの耳掛け部分両方に太めのヒモを通しておき、
マスクが口に行ったら後ろでキュッと縛る。
0.5秒。
一瞬で取り去ってマスクはひもでネックレスのようになり1日首からぶら下がっていた・・
搭乗前には、パイロット様に向け、全員でおじぎをする。
離陸してからあまり機嫌のよくないシャリバン。気圧のせいかな。
天気がよくなかったので、雲の間をぐんぐん進む飛行機。
たくさんの飛行機が乱気流を避けて上空を飛んでいるため、
なかなか高度を上げられないのだそうだ。
しかし・・!!!雲好きの私にはたまらない。
鼻息荒く、真横の雲や眼下の雲を眺める。
沖縄上空はポコポコした雲が多く、発達しそうな感じ。
それでもそれが美しい。
これただけで充分。
飛行機に乗って、こんな景色を眺めているだけで。