2011-0205-man0111
万葉短歌0111 いにしへに0095
いにしへに 恋ふる鳥かも 弓弦葉の
御井の上より 鳴き渡り行く 弓削皇子
万葉短歌0111 Shu1280 2011-0205-man0111
□いにしへに こふるとりかも ゆづるはの
みゐのうへより なきわたりゆく
○弓削皇子(ゆげの みこ)=「天武天皇第九皇子。[後出第242歌に]日頃病弱気味であったことを推測させる歌を伝える。」「[2014-0823-man1467、08-1467歌注]母は大江皇女。長皇子[ながの みこ]の同母弟。文武三年(699)七月二十一日没。年三十前後。」