2016-0630-man2149
万葉短歌2149 山辺には1980
山辺には さつ男のねらひ 畏けど
を鹿鳴くなり 妻が目を欲り ○
1980 万葉短歌2149 ShuE557 2016-0630-man2149
□やまへには さつをのねらひ かしこけど
をしかなくなり つまがめをほり
○=未詳。
【編者注】「詠鹿鳴」(2141~2156、16首)の第9首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第154首。
【訓注】山辺(やまへ)。さつ男(さつを=薩雄)。ねらひ(祢良比)。畏けど(かしこけど=恐跡)。を鹿(をしか=小壮鹿)。