日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

私立高校授業料の無償化の発想は・・?

2025年02月23日 06時50分36秒 | Weblog
今朝の信州塩尻は気温が氷点下12度、今朝は冷えま
した、空は抜けるような空で快晴です。放射冷却で
まるで冷凍庫の中のような信州、我が家の玄関でも
氷点下2度でした。
日本経済新聞社と日本経済研究センターは経済学者
に政策の評価を問う「エコノミクスパネル」の第3
回調査として、高校無償化への賛否を尋ねた。
自民党と公明党、日本維新の会がめざす私立高校向
け支援額の引き上げには70%が反対した。
高校授業料に関わる家計支援の上限額は多くの私立
高をカバーできるよう引き上げるのが望ましい。
現行の就学支援金は、子どもが私立高校に通う年収
590万円未満の世帯には39.6万円を上限に支給してい
る。自民・公明両党と日本維新の会は支援に関わる
所得の制限をなくした上で、上限額を引き上げる
協議を続けています。
そのような政策の改定に対して、経済学者47人に
「上限額は多くの私立高をカバーできるよう引き上
げるのが望ましい」かを尋ねたところ、
「そう思わない」   (57%) 
「全くそう思わない」 (13%)の合計で反対が70%
という結果でした。
多くの経済学者は、私立高校向けの支援額を引き上
げると、私立が学費を上げると指摘する。東京大学
の渡辺安虎教授(実証ミクロ経済学)は「私立校は
学費を上げても給付があるので出願者数が減らなく
なり、学費を上げるインセンティブが生じてしまう」
と懸念する。慶応大学の小西祥文教授も「高校授業
料無償化は私立校・塾の授業料の高騰や受験競争の
さらなる過熱化を招いてしまう危険性があり、支援
額を引き上げた場合、その効果が増幅される可能性
は否定できない」との見方を示した。
私もまったく同様です、自民公明維新の議員たちの
思惑が何を目指しているのか、私立学校振興助成法 
によって国の基本的姿勢と財政援助を受けて更にそ
こに通う子供たち授業料を無償化した場合、今の私
学の大半が大都会に集中して、進学に重点を置いた
学校に子供たちが集中します、信州の田舎では子供
の減少で県立高校の統廃合でそれ以前の問題で右往
左往している最中、この与党と維新の議員は私学か
ら大きな政治的な協力を得ているのでしょうか??
マスコミもその暗部を深堀して、誰が儲かるのか??
其のあたりまで深堀してほしいものです。











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