今年も相変わらずのご交誼の程、宜しくお願いします
信州塩尻より皆々様のご多幸をお祈り申し上げます。
今日は、2025年 令和7年、平成37年、昭和100年の
スタートの日を迎えました。お陰様でいつも通り元気
に新年の日の出を仰ぐことが出来ました。
「正月の行事・風物」と検索して、改めてお正月を思
いだしてみました
門松(かどまつ)と注連飾り(しめかざり)
門松 門松は歳神(様々な福をもたらす神)を迎える
ための憑代(よりしろ)です。平安時代末期には門戸
に松を植えたという記録があります。常緑の松は強い
生命力の象徴であり、不老長寿の象徴です。
地方によっては松に代わって榊、竹、椿、樒などを用
いることもありますが、いずれも常緑という点で「長寿
の象徴」ということにかわりはありません。
門松は年末に飾り、歳神を迎え正月六日(又は七日)
にこれを外すことから、この日までを松の内といいま
す。この間、家に飾った門松に歳神が宿っているので
すから、家は神の宿る聖なる場所となります。
ですから聖域と俗界とを分けるためにその境界に張る
注連縄を張ります。これが正月の注連飾りの原型です。
みんなきちんと意味のあるものなのですね。
お年玉と鏡餅
大晦日に訪れた歳神は、人々に新たな生命力・福を
もたらします。この生命力・福を「魂」といい、歳神
によって与えられる魂なので「歳魂(としだま)」と
言います。さて、この歳魂を具現化したものがお餅
(それも丸い餅)です。丸餅を神棚に祭り、歳神の霊力
(歳魂)をその丸餅に宿し、これを家人一人一人に
分け与えて食して霊力を体に取り込むという考えが
あり、これが「お年玉」の元ではないかと言われて
います。
鏡餅に関しては「神棚に祭った丸餅」がその始まり。
そのうち、いろんな縁起物を添えて今の形になりました。
お節料理
お節料理 「お節(おせち)」といえば、今では正月の
料理という意味で使われることが多いこの言葉は元々
は「御節供(おせっく)」の略のようです。季節の節目
に神に供えるものということで「節供」と言います
(今は「節句」と書くことが多いですが本来は「節供」
です)。お節料理は三箇日あるいは松の内までに大切な
人を招いてもてなす料理でもあり、この饗応自体を
「お節」あるいは、「お節振舞」と言ったそうです。
お節料理は目出度い材料を用いた「晴れの料理」です。
また、火を使わないで食べることの出来る料理でも
あり、年中忙しい竈の神様と女性を休めるための料理
とも言われます。
我が家は今年は、大した料理は出来ませんが、息子と
孫達が、いろんな正月料理を準備してくれています。
例年は親戚や本家がおせちを届けてくれたりするので
すが、今年からは、そのすべてをお断りしたので、多
分簡単なお正月料理になると思われます。