日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

最近のAIの世界は混迷中??

2025年02月06日 07時04分59秒 | Weblog
今朝の信州は気温が氷点下6度、朝は曇り空でしたが
今は薄日が雲間に出入りしています。信州でもここの
中信地域だけ雪が少なくて安堵しています。
アルファベット傘下のグーグルが人工知能(AI)開
発に15兆円の投資を行い、マイクロソフトがAI開
発に必要なデータセンターの構築に12兆円を投じて
つい最近もソフトバンクグループなど3社が全米各地
にデータセンターを建設し、その電力需要を賄う発電
施設も併設する計画を発表し、最大78兆円の資金を
拠出する計画を発表しています。
このようにAI開発には巨額の資金が必要というのが
通説ですが、中国新興企業のディープシークが開発し
たAIは、機能が制限された半導体を使い、開発費は
9億円程度、その性能の一部は米国の最先端のAIの
性能を凌駕するというものです。
上記はあくまでもディープシーク側の公表によるもの
ですが、先日のNY市場ではAIブームをけん引して
きた、エヌビディアが急落するなど、関係者に広がっ
た衝撃は相当に大きかったと推察されます。
ちなみに、エヌビディアの下落率(17%)は新型コ
ロナウイルスの世界的感染拡大が始まった2020年
3月中旬以来、約5年ぶりの大きさで、時価総額はわ
ずか1日で5890億ドル(約91兆円)減少してい
ました。91兆円という額は、日本企業で時価総額の
最大のトヨタのおよそ2倍に相当し、米ブルームバーグ
によりますと1銘柄における1日の時価総額の減少額
としては史上最大だそうです。
そして世界のAI業界が大騒ぎの最中の1月29日今度は
アリババが新製品を発表した。アリババグループの傘
下企業は「ディープシークが開発した高性能の生成AI
を上回った最新モデルだ」とした。「アリババ・クラ
ウド」のAIモデルの名称は「Qwen2・5─Max」。性能
テストでディープシークの生成AIを上回ったと説明し
ている。米企業が寡占した開発競争に、中国の企業が
急激な勢いで迫ってきているが、どうやらその中身は
アメリカの開発中のモデルのパクリのような様相が見
え隠れしてこの世界まだまだ混乱は続くのでしよう。
それにしても時価が一日で91兆円の減少とは・・私
たちの想像もできない世界の話のようにも感じます。

写真は国営アルプスあづみの公園










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