平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

2018信越五岳100mile ⑤雑感

2018-09-19 | 信越五岳100mile

雑感を記しておきます。

〇参加者
大会要項にある募集定員は500名ずつ、これに地元枠で30名。
だけどトレイルサーチによると、mileも110kmも出走588名。DNSの人もいるでしょうから、ずいぶん多くないか。
大人の事情なんでしょうかね。
スタート会場ではペーサーにサポーターに家族・友人・etcの応援メッチャ多し。
あと表彰式でもメッチャ人多し。
 

〇エイド
エイド食は最後尾だと完食状態。何もないと思っていた方がいい。あてにしていると痛い目に合う。
食料計画がうまくいっている証拠です。Orz。
エイドスタッフは女性が多くてみんな親切。

〇信越100mile
今回、天気は好転し雨予報から曇りに。撥水ウィンブレを着て走り出しましたが間もなく脱ぎました。その後は霧~小雨少々、日中は曇り、深夜に降ったそうですけど、気温も高くなくてこれ以上ないレース日和だったんじゃないでしょうか。さすがに足元は後半にぬかるんでいたそうですけど。
そんなんで、完走率はmile5割、110km7割。(トレイルサーチより) (9/24追記、48.0%、66.7%)

これって順当な数値だと思います。
信越100mileはおんたけの100kmとmileぐらいの差があるなんてコメントしている方がいましたが、ワタクシも同感です。
かなり信越100mileはハードルが高い。選ばれしランナーのみが完走を許されるのだと思います。
でも、テクニカルではないので走力さえ上げれば挑戦のし甲斐があります。
ウ~ン、私見を言わさせてもらえば、110kmでフルマラソンサブ4、mileはサブ3.5以上の走力が必要ってところじゃないでしょうか。

〇敗因分析
ワタクシの敗因分析。答えは簡単、”走った距離は裏切らない”です。
全く走り込めていない。経験値で何とかなるだろうなんていうのは妄想です。
全然速度が出ない、土俵に上がる以前の問題でした。
せっかくの好天だったのに残念です。


2018信越五岳100mile ④リタイアバスは行く

2018-09-18 | 信越五岳100mile

リタイア後の事を記しておきます。

第1関門の閉鎖時間は午前7:30。ワタクシが到着したのはその20分前でした。
このエイドは濡れタオルを手渡してくれて接待してくれます。汗・汚れがふけてサッパリ。
食料も少し残っていました。そうめんを2杯いただいて少しのんびりしましょう。

8時にリタイアバスが出るというので乗り込む事にします。
次は1時間先だとか、ここにいる必要はないですからね。
トレイルサーチによると30人程がここでリタイアした様です。このうち10数名が乗車。
いつも以上にバス内の汗臭がきつい。これは罰ゲームですよ。Orz。
タクシーに乗り合わせて黒姫までデポバックを取りに行く方々もいました。今日中に帰りたいそうです。

バスは各関門を巡ってリタイアランナーを回収していく仕組み。
各地点ではまだ前半ランナーの通過中ですから、誰も乗り込んできません。
時間調整で数十分ずつ止まるので、エイド食に手を出す事もできますが、これは遠慮しておきましょう。

バス内は静かなもの、誰も口を利きません。
疲労と寝不足、そして傷心。皆さん寝て過ごしてます。

そんなこんなでFinish会場に到着したのは11時半頃。リタイアバスの第1便の到着です。
ふるまいの豚汁ができているというので頂きます。いつもより具材多し、ランナー仕様で味付け濃し。

間もなく予定より早く入浴施設のバスが来てくれるというので利用します。
乗車10分、入浴500円也。

宿泊地へのアクセスバスの第1便が午後5時。まだまだ時間を潰さなくてはなりません。
Finishゲート前の芝生がランナーを見るには適地みたい。天気も悪くないし。
ワタクシは会場2Fの仮眠/休憩室で横になっとりました。とても歓喜するランナーを見る気にはなれません。
午後になるとスタッフの食べきれなかったパン・弁当が運びこまれてきます。これで飢えることなし。

午後5時半。ようやくアクセスバスに乗車する事ができました。
途中コンビニに停車してくれます。夕食分の食料と酒を調達しなければなりません。第1便とあってまだまだ在庫は豊富。
結局、宿に着いて落ち着いたのは午後7時。長い一日でした。
まぁ、まだランナーは走ってるんですから、文句もいえませんわな。


2018信越五岳100mile ③レース

2018-09-18 | 信越五岳100mile

最後尾からゆっくり作戦。今回もこれで臨みました。今まで信越はこれで上手くやってきたのです。
スタート500mでワタクシの直後にはスィーパーが。これは想定内です。

全体のペースは早い早い。斑尾山の裏林道に入る頃にはすっかり置いていかれてしましました。
過去にはこんなペースで周りにランナーがいたのですが、今回はいません。独りぼっちのボッチランの始まりです。

20km、30kmと走ると前のランナーが落ちてきて、これを抜かして行く事でモチベーションにしてました。
でも今年は誰も落ちてこない!。これは非常事態。
全体のペースがよっぽど早いかワタクシがかなり遅いか。どうやら後者の様です。

第1エイド後の新コースも幅の広いシングルトラックが延々続いています。こりゃ高速コースだ。
真夜中のトレイルをボッチランしていると気分が凹むこと甚だし。ダメな自分と向き合う旅です。

結局30km過ぎで落ちていったのはワタクシの方。
第1関門56km到着は関門閉鎖の20分前。もっともっと余裕をもって入れるかと思ってましたがとんでもありませんでした。
ここから先は関門時間がきつくなってゆくので、ここでリタイアとしました。


2018信越五岳100mile ②直前の気持ちと準備

2018-09-14 | 信越五岳100mile

明日に迫った信越五岳100mile。
いや~、ロングレース前はいつもながら不安なもんです。
特に今回は、夏の暑さもあって一番準備不足でむかえるmileレース。
不安でない訳がありません。
100kmまではどうにかなるでしょうけど、その先がね・・・。Orz。。。

いつも以上にゆっくりペースで臨むつもりです。
フラットと下りは走り、上りはチョットだけ走り。
レース中は何も考えない。目の前のトレイルを走るか歩くかの判断に集中する。
32時間、フルに使うつもりです。

2か所あるデポポイントには、ソーセージ・せんべい・オレンジジュース・そして追加のエネルギージェル。
これはルーティンなのですが、雨予報なので保険としてソックス・Tシャツ・ロングタイツも用意しました。
でも、着替えは時間もかかるし、何より億劫。基本的に着替えない方針です。
着替えたいのにウェアがないのは辛いですから、準備しておきます。


自宅最寄り駅をam10前の電車に乗車、pm1の飯山駅発のアクセスバスを利用します。
受付をしてpm2からのブリーフィングを聞いて、仮眠スペースのホテルに移動して、レース準備をして・・・。
pm6:30の巡回バスに乗らなければなりません。
けっこうタイトで寝ている暇はないかも。


参加のみな様、よろしくお願いします。
トレランの神様、ワタクシに力を~~~~~!。





2018信越五岳100mile ①トレーニング&作戦

2018-09-08 | 信越五岳100mile

夏のトレーニングの敵は暑さ。今年の夏は暑かった!!。
少し気温が下がっても湿度100%というのは、いただけない。
汗をたっぷり流しても、まったく体温が下がらないです。しんどい!。
20km走のつもりで走り出しても、15kmで終了というのは度々でございます。
夏は走力の積み上げはできませんね。現状維持、いえいえ運動不足にならないのが精一杯です。

準備期間はゼロ富士終了後の6週間。
ゼロ富士後に原因不明の膝痛が発症して焦りましたが、3日程で収まり難を逃れました。
トレーニングは上記にあるように、追い込んだ事はできませんでした。
15~20kmのランが5回。筑波山での山トレが2回。
あと帰宅時に土手の階段往復が4回。公園周回走が4回。
階段は数年前の信越をうまく走れた時のトレなので採用しました。
50過ぎたオッサンが階段でハアハア息を切らせましたよ。部活か!!。

秋のロングレースの難しさを感じております。
まぁ、ある走力でやるしかない。
前回が短縮レースになったのでデータがありません。
2018セミナーを見る限り、パワーウォ-キング&ランで行けるらしいけど、どうかな?。

 

いつもの様に最後尾から、チンタラ行きますよ。
どこかでカットされたらそれまでです。

 


100mileレースのエントリーとゴタゴタする気持ち

2018-06-10 | 信越五岳100mile

ハイ、抜かりなく信越五岳100mileにエントリーいたしました。
いつもながらクリック戦は心臓に悪いですなぁ。
110kmも100mileも同時開始なので0関門に並びました。
ジャストにアクセスできたので、後は落ちついて落ちついて~~・・・。

ちなみに110kmは秒殺で終了。100mileは去年は朝まで開いていたけど今年はどうかなぁ。
今年のボランティアをやって来年の参加権を得るって手もあります。
ここ数年はレースエントリーとボラ募集が同時だったんで、その時点でどちらかに決めておかなければならなかったんですけど、今年は選択肢がありました。
100mileもレース経験が前回は過去3年から今年は4年になったので、ボラ参加から来年って選択もワタクシには残っていました。
でも来年になっちゃうと、走力・気力がどんだけ落ちちゃってるかわからんので、とりあえずエントリーできてよかったです。


さて、信越五岳100mileに向けて。
正直、自信ないなぁ~。メチャ不安。
ワタクシの走力は充分トレーニングして、完走率6割のレースで後ろから10%の位置でFInishってところです。
だいたいいつもこんな感じ・・。
多くのロングレースは中盤までの関門がきつくて、その後は緩くなってサービス区間になるんですけど、
信越はどうやらそんな事はないみたい。(詳細未確認)
関門設定が後半になっても落ちず、前半で充分な貯金を作るか遅くても後半ペースの落ちない走力が要求されます。

2014UTMFはトレラン生活の集大成として臨みました。
4年たって、最後の悪あがきとして走りますよ。
あの頃よりは気力・走力、ダダ下がりなのを実感しとります。
もうロングレースは卒業したい。辛い。が正直なところです。


真面目な性分なんでトレーニングはするでしょう。
通用するか試したいと思います。

みな様、頑張りましょう。



ザワつく心とレースエントリー

2017-06-11 | 信越五岳100mile

信越五岳100mileリリースからずっとワタクシの心はザワついております。
ワタクシの中に2人のワタクシが現れているんです。
”オイ、信越も100mileになったぞ、お前も走れ!”っという黒いワタクシ。
”UTMFで100マイラーになったからもういいじゃんか”っという白いワタクシ。

白いワタクシは、もう無理・もう無理と散々言いますが、黒いワタクシはイヤイヤイヤ、イケイケドンドン!。アレコレ調べて勝手にエントリーの段取りを組んでしまいます。

黒いワタクシの組んだ段取りは以下の通り。
① 100kmレースにエントリー。⇒ FTR100kmにエントリー済み
② 今年の信越五岳ボランティアをする。
③ FTR100kmを完走する。
④ 信越五岳100mileを走る

①の100kmレースは2年前に1本完走済みなのでさらに1本の完走が必要でした。調べてみると対象となる100kmレースは少なく、TFR100kmはリリースからエントリー開始まで3日しかありませんでした。
抜かりなく開始と同時にエントリーを済ませました。(2日で満員)

②五岳ボランティアは例年次回大会の参加権が付きます。今年もレースエントリー開始までには情報が出ると思ってましたが未だのようです。(募集がずれると第0関門未突破者が殺到する恐れあり)
2年越しでレース参加を目指すならこのシステムは魅力です。ボラが出来なければ来年第0関門に並ぶしかありませんね。これって超ストレスなんだよなぁ。

③これへの意気込みは別記事にしますが、あと半年あるので何とかなるでしょ。白いワタクシが不安がっております。

④FTR完走、五岳100mileエントリー、っとハードルはあと2つ有ります。まぁそれぞれが運だめしと思って臨めばいいかな。ダメならトレランの神様のおぼしめしです。

(再び彼の地へ??)


秋レースのエントリーシーズンなので、来週のレースに、夏のレースに、秋のレースっとこんがらがっております。
それぞれにアクセスと宿泊があって、必携品なんてのもあって・・・。何て贅沢な悩みでしょ。




信越五岳100mileを思う ③

2017-06-02 | 信越五岳100mile

エントリー資格についてグダグダ考えます。
過去3年間で100km以上のトレランレース2回の完走がエントリー資格です。

今回、3年間で100kmレースを2本走っている方がどのくらいいるでしょう。UTMF・UTMBなどを目指している方は2年に1回100kmその他は中距離レースでポイントを稼ぐっていうのが安定運用だと思います。
100kmを毎年走っているのはかなりの100km好きか、かなりのアクティブランナーなんじゃないでしょうかね。五岳100mileエントリー可能な方は案外少ないのかもしれません。

では来年に向けて100km完走を目指す方。
現在、国内で100kmレースは、阿蘇ラウンド(5月)、トレニックワールド(5月)、ONTAKE100(7月)、ITAMURO100(7月)、信越五岳(9月)、スカイビュー(9月)、FunTrail(11月)。mileレースがUTMF(4月)、トレニックワールド100mile(5月)、KOUMI100(10月)。合わせて10本。これらが対象レースになります。海外まで広げればもっとあるでしょうけどここでは割愛します。
100mileのUTMFは抽選だし、トレニックワールド100mileとKOUMI100は低完走率なので考えるの止めときましょう。
今年のONTAKE100はもうとっくにエントリー終了してますし、来年走っても来年の五岳100mileのエントリー対象にはなりません。(再来年以降なら可)
来年の募集開始が早まった場合、5月の阿蘇ラウンドとトレニックワールドは対象から外れる可能性があります。
そうなるとかなり狭き門になって、五岳100mileのサイトオープンの時点でエントリー可能だったのが、ITAMURO、信越五岳、スカイビュー、FunTrail、の4つ。
奇しくも五岳とサイトオープンが同日だったFunTrailは五岳効果があったかどうかわかりませんが2日で満員になってしまいました。(ここいらへんは大人の事情がありそうな・・・)
信越五岳はクリック競走必須ですから、アラララ、100km走るのも楽じゃない。
楽勝にエントリーできるのは、ITAMUROとスカイビューのみとなります。締め切りはそれぞれ6/23、6/10です。
こうして考えてみるとほんとうに狭き門に思えてきました。

あと、小さい話ですけど、100kmと名うっていても実走97kmってのはOKなんですかね。


信越五岳100mileを思う ②

2017-05-28 | 信越五岳100mile

五岳100mileのスタートは19:30。ウェルカムパーティーの終わった110kmランナーに見送られる趣向です。
残念ながらmileランナーはパーティーの出席権はなし。スタート前の腹ごしらえは自前でって事になる。
初日は移動⇒受付⇒スタートと慌ただしい。前泊までする人はそうはいないでしょう。

レース後。遅いランナーは夜中の3:30にFinishです。そこからバスにゆられて小一時間、妙高の宿まで送られて、風呂に入る頃には夜が明けてくる。その後は朝食⇒移動⇒表彰式っと寝ている暇がないではないですか。二晩寝てないのにこのスケジュールはきついですなぁ。表彰式にいかないと駅への送迎バスに乗れません。


参加資格は3年間で100kmレース2本の完走です。UTMFやUTMBを目指しているアクティブランナーなら可能でしょう。
対象期間が2014年5月からなのでワタクシの2014UTMFは外れてしまいました。開催決定の遅れが悔やまれますなぁ。100km1本しかありません。

五岳100mileは興味ありますが、また数年越しで目指すのはどうでしょうかね。最大の敵は自分自身の老いです。そんな事は自分で決める事なんですけど、UTMF完走で一度トレランからは気持ちが切れちゃってますので、もう一度気持ちを入れてトレーニングを積んでっというのはできますかね。


信越五岳100mileを思う ①

2017-05-28 | 信越五岳100mile

噂通り信越五岳に100mileコースが新設されましたね。
110km⇒100mileへの移行じゃなくてコース新設で良かったです。旧来の110kmコースも残りますよ。
100mile化がどんなもんかアレコレ思案してみました。

まずは他レースとの数字比較。ついでに100kmレースも調べました。どっかの雑誌に載ってるかもしんないけど。
それぞれ自己調べ、mileレースは160km、100kmレースは五岳・スカイビュー以外は100kmとして計算。


まずはエントリー費から、100kmレースで距離単価200円位が相場みたい。100mileになるとばらつきが多くなって、五岳100mileはmileレースの中では高いと言える。これはこの大会が前後の2泊して地元還元してきたのに対し、mileランナーは後泊のみの設定になる為この分が上乗せになるのであろう。
KOUMI、ITAMURO、トレニックワールドは周回コースなのでコスト減にもつながるのだろう。
こうしてみるとONTAKE100の安さが目を引くけど、あのエイドと林道主体の交通事情をみれば理解できる。

五岳100mileの累積標高は他レースと比べてもかなり少なめ、五岳100kmと比べても傾斜が下がっているので追加された50kmは特別アップダウンは激しくないようである。高速コースと言えよう。

制限時間ですが、ロードと違って一概に比べられないので結論分からず。でも五岳100kmと比べれば、時間速度が5km/hと同じなので上記傾斜と合わせて考えると五岳110kmと同様なコースレイアウトなのでしょう。そこそこ走り続けることが出来ればFinishは見えてくるでしょう。