平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

熊野古道 中辺路 Day3 &雑感・覚書

2022-11-08 | 熊野古道 中辺路

雑感と覚書を記しておきます。

中辺路のイメージは一言でいうと、フラット&杉林。
登山道じゃなくて参詣道なので歩き易い。そりゃ上り下りは有りますが、体力を削られる程じゃないです。急登と感じたのは、高原地区までと迂回区間。
周りは延々、杉林。昔は違ったのでしょうけど…。手入れはされているようで、下草・苔が綺麗です。


コース中、危険に思ったのが幾つかある石畳。苔や石質のせいで下りだと、メッチャ滑ります。フラットじゃなくて階段状に造ってほしいんだよね。

このコースを通しで歩くなら、近露/継桜地区での一泊がスタンダード。それなりの脚力が必要だと思う。
高原地区で一泊して、二泊三日で計画しようとすると、二泊目の宿が適当な所にない。ここも空が広くていい山里なんだけどなぁ。

補給・トイレ、少し。
集落内でのカフェ・自販機は少数。当てにしない方がいい。
トイレも長距離ないこともある。要地図確認。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2日目の宿泊は新宮駅までバス移動して、ビジホ泊。
夕食は勧められた寿司屋に入ったんだけど、ミスチョイス。どうも居心地が悪い。部屋に戻って呑み直し。

Day3
昼の列車で帰るのみなので、時間を潰さねば。
神倉神社を訪問。
500段の急石段の先にそれは有ります。熊野に来たらここも外せないのだとか。


帰路は特急と新幹線を乗り継いでで7時間。
和歌山、ちと遠い。





熊野古道 中辺路 Day2

2022-11-06 | 熊野古道 中辺路
本日は24km・8時間の行程。
長距離になりますんで、緊張します。夕方のバスには間に合わないと。

出発後2時間位はロード。気も乗ってきたので少しだけ走りましょう。先を急ぎたい。
(一部登山道区間の入口見逃し)


継桜王子では公衆トイレを利用したのですが、何と洗浄機能&温便座。こんな人影少ない所で!っと驚きました。恐るべし世界文化遺産。

崩落の迂回路以外はフラットなトレイルが多く、歩き易い・走り易いです。植生は杉林が続きます。

山頂を目指す訳では無いので、延々と急登に苦しめられる事は無いです。
淡々と歩を進めるのみ。めっちゃ、気分がいい。




数少ない紅葉

発心門王子到着、午後1時。
此処まで来れば先が見えるので、少しペースを落としましょう。
バス便があるので、ここから本宮大社まで歩く人も多いみたい。下り基調だし古道の雰囲気を味わうにはGoodです。

大斎原遠望

いよいよ熊野本宮大社が近づいて来ました。昔の人は遥々、大阪・京都から歩いて来たのですもの、さぞかし感慨もひとしおだった事でしょう。

これが現在の一里塚。滝尻から500m毎に設置されていて、75が最終。

道は住宅地に出て、大社の裏手から入ります。正面からド〜ンじゃないのね。

本宮大社、着いたどー。

Day2
8h04(休憩43分) 23km
↑1434m/↓1568m

天候にも恵まれて、中辺路、楽しめました。








熊野古道 中辺路 Day1

2022-11-06 | 熊野古道 中辺路
バスを乗り継いで、田辺市滝尻へ。
ここが熊野古道中辺路のスタートになります。


身支度を整えて、いざ憧れの地へ。

熊野古道。信仰の路と聞いてましたんで、さぞかし、石塔・佛碑、道々に並んでいるのかと思っていました。
でも、左に有らん。
たまにある王子の祠とその他の説明看板のみ。静かなもんです。
静かな低山ハイクを楽しめました。

今回の私の主目的は、"路" ですかね。
信仰心の無いワタクシ。
古の方々がどんな路を歩いてきたのか、興味がありました。
歩きだして高原地区まで(約4km)。
ここまでは一山超えていく感じ。歩き始めで急登になります。

良い感じの田舎の集落です。

祭りもやってました。

その後はフラットなもん。
高速で走れそうなトレイルが続いていますが、ここは無粋な事はしません。じっくり歩きましょう。
それでもサクサクと歩が進んで気分がいいです。

Day1
5h42(休憩32分) 12.8km
↑1096m/↓888m

今日のお宿は民宿ちかつゆさん。
柔らかい温泉がひいてあって、ゆっくり出来ました。











熊野古道 中辺路 Day0

2022-11-05 | 熊野古道 中辺路
上記コース、歩いて来ました。
世界文化遺産にも選定されているこの地域。古道自体はもっと長いのですが、人気区間だけのつまみ食いです。
最低一泊二日を要するこのコース、少ない宿泊キャパです。
多くの海外の方々が入って来る前にと、この時期に計画しました。

アクセスは夜行バス。
コロナ盛期にはストップでしたが、再開してくれました。

考えてみれば夜行バスは、バブル期のスキーツアー以来。なんか緊張する。
12時間もの乗車になりますんで、寝れないと辛いことになります。


今はWiFi・電源ありで、充分時間を潰せました。YouTubeがお友達。
リクライニングもたっぷり倒せて、飛行機のそれとは違います。
まぁ、仰臥位にはフィットするけど、寝がえりまでは考えてくれてません。


寝たり起きたりを繰り返しながら、朝を向かえました。