平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

2013 おんたけ100km 6 各駅停車の旅

2013-07-19 | おんたけ100km

レースのお楽しみはゴール後に飲むビール。
今回も御多分に漏れず、レース中に考えていることはビールの事ばかり。
モルツにするか、一番搾りか、ドライか、はたまた発泡酒にするか?。
そんな事ばかり考えて走っている。

さてさて、今のはレース”直後”の話。
翌日もレース”後”ということで、やっぱりいただく事にする。


今回帰路は各駅停車でのんびり帰りました。
こん時飲むビールがこの上なくウンマイ。
家庭からも、レースからも、もちろん仕事からも解放されて、非常にリラックスできる時間だ。
何もやる事は無い。時間はたっぷりある。
友人にメールしたり、レースの記録を書いたり・・・。
そうこうしていると疲れと酔いが相まって、夢の国へと旅立てるのだ。
新幹線だとこうはいかない。寝る暇なく駅に着いてしまう。
やっぱり各駅停車の旅には良さがあるもんだ。
お父さんの夏休みって感じである。
はぁ~、し・あ・わ・せ・・。

今まで我が家のお出かけは、専ら車。
オイラはずっとドライバーである。
ようやく家庭から解放されたって感じだぜ。


2013 おんたけ100km 5 タイム分析&後感

2013-07-17 | おんたけ100km

5kmごとの距離標識を写真撮影し、タイム計測した。
去年のデータと比較してみる。



S~10kmまでの+20分はレースコースの違いによる。
去年はロード区間が長く高速コースだったんだ。
1CPまでは同ペースだったと言える。
40~50km地点までは-10分。あまり走れた感はなかったが、去年よりは短時間だった。
50~60kmは思ったように走れなくて気持ちが凹んでいた区間。
65~75kmも同様だったんだけど、タイム的には短時間だったんだ。まぁ10分位は誤差のうちかな。
3CP以降は脚が復活し下りを快走した区間。今回のPB更新はこの区間によるところが大きいのは明らかだ。
休憩は去年と同程度。ただし3CPで雨が降っていなかったら、+20分はかかっていただろう。

今回の目標は”3CP以降もしっかり走る”。データから見ると目標は充分達成されたと言える。
脚が終わったのはゴール前1.5kmだった。
しかし、その他の区間は”しっかり”走れたとは言えない。
去年より全区間で大幅なタイム短縮がしたいところであったが、
トコトコトコと歩く様なスピードでしか進めていない。走れた感がない。
心が折れそうな気持ちになったことも2度あった。50kmと80km地点・・・。


オイラは上りが全く走れないことが分かった。
早歩きで進んだ方が、はるかに速度が早いし疲労も少ない。
でも、これだと満足感が得られない事も分かった。
それから、体も気持ちも波が有り、不調であっても復調する事も経験できた。


おんたけウルトラトレイル100kmは今回で参加4回目、完走は3度目。
そろそろ卒業かと思う。
サブ14なんてオイラにはとてもとても無理だし、あまりタイムに拘るのも楽しくないでしょ。


2013 おんたけ100km 4 レース

2013-07-16 | おんたけ100km

夕方から降っていた雨はスタート時にはあがる。
オイラはいつもの様に最後尾からスタート。


上りは早歩き、平坦・下りは走りで進む。
夜の間は小雨が降ったり止んだり、そのたびに雨具を着たり脱いだりで煩わしい。


1CP(32km)到着、5:40。まずまずのペースである。
今回はおにぎり有り。20分休憩。

さあ、ここからがお楽しみの区間。下り基調で50km地点までは平坦である。
ところが快調に走れない。早歩きでも疲労していたんでしょう。
トコトコと平凡な速度でしか進めない。
2年前の疾走感を味わうことが出来なかった。
50km地点が遠い・・・。 やがて失速・・。


ここから2CPまでは上り基調。木陰もなくなる区間になる。
レースコース中もっともガレている区間だが、走れる部分も多い。
曇り時々晴れで風もあり、爽やかだ。


2CP(61km)到着、10:56。 食欲無し、ソックスを変える気力もない。イスに座りたいなぁ。
40分の大休憩。

 御嶽山は雲の中

3CPまでは15km。
走ってはいるがトボトボとしか進めない。トレーニングの成果が感じられない。
心折れそう。。。。

3CP(76km)到着、13:53。
小雨が降っていてゆっくり休めない。大盛りそうめんを頂いたけど、味付けしょっぱい!。


80km。
エイド以外では休まないオイラだが、3CPで休めなかったので木陰を見つけて座り込む。
随分前に抜かしたランナーにまた抜き返されて凹む。
こんなペースではあと4時間かかりそうだ。
するとFinishは19時になっちまう・・・。  10分休憩。

その後89km地点までの大下りで、何と脚が復活。
快調にすっ飛ばして山をおりました。
坂トレの成果を感じる事ができましたよ。
ロード区間もその勢いで走ります。
脚が止まったのはゴール前1.5km地点。

 帰ってきたど~。


Finish  17:12:16。






 


2013 おんたけ100km 3 食料計画

2013-07-11 | おんたけ100km

では、食料計画を。
辛いレース中、気持ちをつないでいくのは唯一の楽しみの食べる事だ。

今回は参加者が多いことからエイド食は期待しない事にする。
元々OSJレースはエイド食が貧弱なのは有名、その上参加者多数とあってはオイラの口まで回らないであろう。
それから天然の水エイド、これも最近は晴天続きなので期待しない事にする。

主食はエネルギージェル。 
幸いオイラはこいつを受け入れない事はない。(まぁ、後半は飽きてしまうんだけど)
これを11本。予備で2~3本ってところだ。

副食、これが大事。
気分転換は副食にかかっている。
エネルギーゼリー。せんべい。ソーセージ。チーズかまぼこ。飴。練り梅。を用意した。
ゼリー・せんべい・ソーセージはCPごとに食す予定。
ゼリーはエネルギー補給。他は固形物補給のため。
せんべいは塩味・しょうゆ味を用意した。甘いジェルに飽きた口にはこれがよろしい。
飴はコーラ味・サイダー味の爽やか系。適時摂取。
電解質補給は練り梅による。適時補給。

水分。
スポーツドリンク1.5リットルを背負って行く予定。
味はレモン味。後半はグレープフルーツ味にする予定。
2CPには、コーラ、オレンジジュース、緑茶を預ける。
どの味が欲しくなるか分からないので、色々用意しておく。
残ればレース会場に輸送してくれるのでFinish後に飲んでもいいし、背負って走ってもいい。
天然エイドも数ヶ所あるであろう。
ここの水は、かぶり水用、飲用として利用する。


2013 おんたけ100km 2 作戦を考える

2013-07-09 | おんたけ100km

今回の目標は昨年といっしょ。
”3CP~Finishをしっかり走りたい。”

この区間下り基調となって、いかにも走りやすそうな道が続いている。
Finishタイムは去年より遅くてもいい。ここをしっかり走りたい。
去年の記録を見ると、
「70kmで脚が終わり、90kmで完全歩行モードに・・・。」 なんて書いてある。
これをあと10km先延ばししたいものだ。

さてさて具体的な作戦は、
1CP(32km)までは2つの山を上る上り基調。
下り・平坦だけ走って上りは歩くとする。
1CPはギリギリの通過でもいい。

この後50km地点までは、下り~平坦な区間。
夜も明けてきて林間のコースが気持ちいい区間だ。
ここを走らねばこのレースに出た甲斐がない。
失速してくるランナーを抜かしながら、気持ちよく走りたい。

50km~2CP(63km)は我慢の区間。
陽も高くなり木陰もなくなる。上り基調にもなる。
走れるところは走って、この区間を抜け出したい。
5km/50分位で進めれば上出来である。

2CP~3CP(78km)も我慢の区間。
ちょうど太陽が真上に差し掛かるころだ。
半分を過ぎた事、2CPで補給できた事、下り基調な事、などから少しは気が楽になるはずだ。
しかし、もう体はボロボロだろう。
無理する事無く、テンポ良く進みたい。
この区間は15km。意外と早く着くものだ。

3CP~Finish
ここは残っている脚まかせ。
どんだけ脚が残っているか分からない。
どうにかこの区間を気持ちよく走りたいものだ。






 


2013 おんたけ100km 1 トレーニングを振り返る

2013-07-07 | おんたけ100km

おんたけ100kmまで1週間、
今日の坂トレを最後に休足・調整にはいる。トレーニングを振り返ってみましょう。

トレーニング期間は7週。
週末に坂トレ(20km)・山トレ、ウィークデイは休足と通勤ラン。っという具合で調整した。
坂トレ2回、山トレ3回。どちらも山まで行ってで行う。
天候にも恵まれ5週連続で山に行くことができた。
通勤ランもザックに重りを入れたり、距離を17kmまで伸ばしたり充実させたつもりだ。
トレーニングメニューはほぼ計画通り消化できた。
この事には非常に満足している。

けれど、計画自体が適正なものかどうかは分からない。
オイラはHRが上げ上げのトレはあまりしないし、
長い距離も走らない。最長で山トレの40km・・・。
脚は確かにたくましくなった。
でもどうも柔軟性が落ちた気がするし、上半身が貧弱になった気がする。
残り1週間、ストレッチと体幹トレに精を出す事といたしましょう。

体重:62.5kg
体脂肪:12.3%
快食快便 ○
早寝早起 ○
節酒 ○
ストレッチ これからやります
体幹トレ これからやります
散髪 ○

お酒を控えたせいか、体重が落ちました。



 


2012 おんたけウルトラトレイル ⑥おんたけウルトラな人々

2012-07-24 | おんたけ100km

トレラン暦5年、おんたけ暦3年、ブログ暦2年ともなると少しはお友達が増えていたりする。

色んな方たちと再会できて嬉しかったなぁ。


行きのあづさ号でブログ繋がりのしらちゃんにメールしたところ、
偶然同じ電車に乗り合わせていて、王滝村までご一緒させていただいた。
電車が遅れたおかげで、オイラの貧乏鈍行アクセスに付き合せてしまって悪かったなぁ。

宿では、いつもの方といっしょになる。
今年は100マイル挑戦だそうだ。
(毎年顔を合わせているのだが、実は名前を知らない)

スタート会場では、
去年まで高速バスでいっしょだった方が声を掛けてくれた。
実は去年の女性Winnerなんだぜ。
「おめでとうございます。」そして去年のオイラの完走を報告する。

おやおや、あそこにいるのは”第一関門オールスターズ”ではないか。
一昨年、ハセツネのボランティアをいっしょにやった仲間だ。
王滝村で合うとは思わなかったよ。
ヤ~ヤ~。っと握手を交わす。
「今年は僕たちはハセツネを走るから、君が第一関門のリーダーだよ。」っと言われる。


普段口数の少ないオイラだけど、王滝村では別。
多くの人とおしゃべりしてしまう。


2012 おんたけウルトラトレイル ⑤ダメージ

2012-07-23 | おんたけ100km

今回のレースで驚いたのは何と言っても、足の裏。
85km付近から違和感が有り、右足裏に大きな水膨れが出来たと思っていた。
ところがレースが終わりソックスを脱いでみると、両足裏がふやけていた。違和感はこのせいだったんだ。
雨のレースだったんで、足がやられたんだ。
その他に大豆大の水膨れが3つ。これも雨のせいだ。

レース翌日の体の痛み・疲れは今回の方が大。
そりゃそうだ、前回は50km以降、歩行モードだったからね。
なかでも、僧帽筋の凝りがびどい。
毎度の事なんだけど、今回は特にひどい。
きっと、変な姿勢で走っていたのだろう。
珍しく、嫁にマッサージしてもらった。

でも、回復は今回の方が早くて、中3日で走れる状態にまで回復した。
いろいろあって、走ったのは1週間後だけど・・。


2012 おんたけウルトラトレイル ④食事系

2012-07-22 | おんたけ100km

今回用意した食品と使用数。 (使用数/用意した数)

11/11  エネルギージェル
 0/4   予備ジェル
 3/4   アミノバイタル⇒ハイドレへ
 2/2   せんべい
 1/2   ソーセージ
 2/6   塩あめ
 1/2   コーラ
 0/1   オレンジジュース
 0/1   ペットボトルお茶
 4/4   エネルギーゼリー
半分/一袋 柿ピー
半分/一本 練り梅チューブ
1.5/2.0リットル ハイドレ(アミノバイタル水) 追加せず

用意した量は適量と言えよう。
今回はジェル・ゼリーを主体に、固形物としてソーセージ・せんべいを追加してCPごとに食した。
気分転換に柿ピー・練り梅を走行中に使用。
補食とした物の効果は分からずであるが、最後まで食欲が無くなってしまう事はなかった。
ただし食べ合わせが悪かったせいか、常にお腹がゴロゴロしていた。3CPではトイレに駆け込む。
せんべいも美味い銘柄でなかった。次回は別の物にしよう。
 お楽しみは2CPに預けたコーラ。

普段は使用しないアミノバイタルも、今回ドリンクとして使用するものがあったので初投入。
ハイドレーションに入れた。 規定量だとかなり味が濃い。
 効果の程は分からず。

1CPは塩と水しかなく、かなり凹む気分となる。
(上位ランナーには、おにぎり・バナナ・オレンジが有ったらしい)
当てにしていた2CPのおにぎりも今回は無し。
「3CPには、そうめんありますか?」っと聞いてしまう。
返答は「分かりません。」   またまた凹む気分になる。

 そうめんをたっぷり頂く


話は変わるが、今回はゴミの目立つレースだった。
ジェルの袋・飴の袋が主なもの。
前回大会の物が落ちていないので、100kmのコースをゴミ拾いしてくれているのかしら・・。




 


2012 おんたけウルトラトレイル ③雨対策

2012-07-20 | おんたけ100km

毎度このレースは天候が気になる。
梅雨明けが微妙な時期に当たるからだ。

今回も数日前までは、曇り~晴れだったのに、
直前になって、雨予報になってしまった。



実はオイラは雨の中のランニングの経験が無い。
レースは元より、トレーニングでもだ。

今回、雨対策に用意した物は3つ。
①ゴア雨具、②折りたたみ傘、③ベストのウインドブレイカー
防雨と中からの蒸れ・暑さの両立はどこか探ってみた。
 1000人のランナーの中で傘を使っているのはオイラぐらい

得られた知見は、
①夏の小雨は濡れても寒くない。
②小雨ならベストウインブレもしくは+傘でOK。
③傘はON/OFFが簡単に出来てよろしい。
④強雨になるとベストウインブレ+傘では濡れる。
⑤ゴア雨具でも暑くはなかった。
   フードのON/OFF、前を開ける、袖まくり、で体温調節できる。

結論として
⑥少雨用、撥水ウインドブレーカー
⑦強雨用、ゴア雨具 (アクティブシェルか)    が必要な事が分かった。 

また金が掛かるなぁ。