平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

箱根駅伝マラニック

2018-10-15 | 箱根駅伝マラニック

箱根駅伝の予選会が行われた先日、友人と箱根駅伝マラニックを行いました。往路107kmを通して走るのです。

スタートは金曜日午後9時。
大手町読売新聞社前にはこんなモニュメントがあります。


明るい時に見るとこんな感じ。


時間が時間なので飲み会帰りのサラリーマン多し、走りづらいですが仕方ありません。
最初は東京見物。
 

微風、気温は20度弱、汗もかかない程でいいコンデションです。
最初はペース6分/km位。信号待ち多し。まぁゆっくり行きます。

六郷橋を渡って神奈川県へ。

神奈川きたど~。

その後は淡々と走るのみ。

鶴見中継所のモニュメント


30km横浜駅で、もういっぱいいっぱい。
高い金を出して買ったシューズの横幅が合ってなくて痛いです。
先が思いやられる。

延々と続く市街地で気が紛れません。
ペースは7~7.5分/kmってところでしょう。


難所と言われる権太坂。いうほどの急坂じゃなかったです。
でも15kmをハイスピードで走ってきた2区ランナーには壁に感じるのでしょう。


遊行寺坂。往路では下り坂。ここがフリーザ様のポイントか。
 

5:45、茅ヶ崎の海到着。
(江ノ島)
波も穏やかでいい感じです。
内陸住まいの我々には、海、珍しい・・・。国道を離れて海岸沿いのサイクリングロードへ。

今回の作戦はこうです。
20km以降3km走って500m歩き。だんだん走る距離を縮めて行って最後は、1kmラン+500m歩。
箱根の上りは全歩きで最高点からはフリーラン。
補給はコンビニ利用。


平塚、きたどぉ。


小田原、きたどぉ。


箱根、着いた~。


箱根湯本駅前は魂を抜かれるポイント。
土産物店、美味そうな食事、立ち寄り湯、すぐに乗れる列車。
ここをグッと我慢して先に進まなければなりません。


いよいよ始まる山上り。左手は今は通過しない函嶺洞門。

箱根の山上り。いや~、きつかったっす。
斜度13%、きつい所で15%ってところでしょうか。
凡人にはとてもとても走れるものではありません。
(8~10%でどうにか走れるレベル)
箱根ランナーハンパない!!。


山上り区間は全歩きで3時間かかりました。

芦ノ湖湖畔に下りてきても小さなアップダウンが3回あります。
こんな事も実際に走ってみないと分からない事ですね。
こりゃ、5区ランナー、キツイわ。


芦ノ湖往路ゴール地点到着は午後3時半。
距離はガーミン計測で112km。18時間半もかかりました。(コンビニ休憩6回、コース迂回あり)
いや~、疲れた。どうにか踏破できました。ずいぶん時間がかかりましたね。レースとは違いますわな。

実際に走ってみると、多くの学びがありました。
やはり百聞は一見に如かず。テレビ中継だけではわからない点が多くわかりました。
ワタクシの母校も本戦出場を決めましたし、正月が楽しみです。

  


芦ノ湖湖畔は寒く、観光もなしで早々にバスに乗車しました。

(多くの写真をnamazu様より提供いただきました。ありがとうございます。)

~チャレンジする方への覚書~
コンビニ多数。
箱根湯本までは歩道・街灯あり。
横浜駅前・戸塚駅付近・箱根湯本手前、迂回路・歩道がわかりづらい。