真夏の人気イベントとなったゼロ富士、海から富士山頂往復とこれに富士山麓一周を一緒にやってしまいましょうという企画があらわれました。
ゼロ富士と同時スタートで、距離212km・制限時間48時間。
富士山をフィールドに遊ばしてもらってきたワタクシとしては気にならない筈はありません。
で、先に参加した富士山一周マラニックはこれの下見でもあったわけです。
ゼロ富士は完走しているワタクシ、懸念材料は一周部分でした。
では一周部分の所感おば・・・。
・日陰がなさそう、あるとしたら樹海部分ですかね。延々真夏の太陽に照らされそう。
・休憩場所がない。コース脇にチョット休めるベンチ・公園がありません。強いてあげればコンビニのイートイン。少し外れれば道の駅は候補にあがるでしょう。
休憩所として2ヶ所、入浴施設を紹介しているようですが、その他にもお風呂に入れそうな施設はありそうです。
・自販機での水分補給はできそう。市街地は密だけどその他は疎になるので、少し注意が必要。
・食事・コンビニは市街地は充分だけど、郊外でもないわけではない。これも計画的に。
往復+一周に向けては。
一周部分をどう対処するかがカギとなると思います。
時間は一周で24時間使えるので、歩いてでも行けそうだけどメンタルしだい。
暑い日中は何処かで休んで、涼しい時間に走るっていうのがワタクシ的な作戦です。
でも、200kmにおよぶ距離は未体験、暑さにも負けそう。
今回のエントリーは90人だとか、プレ大会なので運営側も手探りでしょう。
参加者からの情報アップを待ちたいと思います。
深夜スタート、標高1122mを通過することから、それなりの寒さ対策が必要。
ウィンブレ、ロングタイツ、手袋程度が有ればOKでしょう。(雨具があればもっと安心)
日の出まではウィンブレ着用者多し。
今回は曇りで走りやすかったですが、5月の日中は暑さ対策も必要かと。
まぁ、小まめな給水。後半は自販機も多いですから小銭さえあればなんとかなります。
ワタクシはペットボトルにエイドで給水しながらでした。
コース上、ちょっと休める公園などはなし。
安全装備として前後に点滅灯・反射タスキ、明るい色のウェア。
もちろんナイトランですからライトも必携です。そのほかにマイカップ。
これらは受付時にチェックされます。
個人の呼びかけ大会のこの企画、自己責任が繰り返しアナウンスされています。
多くのサポートを期待してはいけません。
コースはあらかじめ配布された地図を見ながら辿るシステム。矢印等の表示なし距離表示1ヶ所のみ。
前半の数ヶ所の曲がり角を間違わなければ、難しいことはないです。
ワタクシは車で一周して下見いたしましたが。
交通規制なし、交通ルール厳守、歩道・右側通行。
スイーパーこそ付かないが、たぶん最後尾は把握されているでしょう。
エイドは4ヶ所。(28km、48.6km、75km、89.6km)
エイド内容は、ドリンク・フルーツ・味噌汁・おにぎり・パン・チヂミ・おでん・おしんこなど。充実しています。
後半はコンビニ・自販機など多数あり。ワタクシはおにぎり2個購入。
メイン会場は裾野市須山の温泉宿、大野路。
ここをスタート&ゴール、そして宿泊所となる。
路線バスは一日数本しかなく、アクセスには車が便利でしょう。マラニック時には駅まで送迎あり。
午前0時のスタートまで部屋で休める。1日目は正規の宿泊でないので布団その他の利用はなし。
マラニック完走後はまず風呂に。露店と館内展望風呂の2ヶ所。
制限時間ギリギリに帰ってきても懇親会(夕食)までは1時間ある。早いランナーならゆっくり昼寝が出来る。
食事は皿数の多い日本旅館にありがちなタイプ。超高級ってわけじゃありませんけど、腹を減らしたランナー達にはこんなお上品じゃなくてもいいのにって思いました。
食事中に布団を敷いてくれるサービスも久しぶりでした。
値段の割にサービス・クオリティ良しでした。
ちなみにコンビニまで200m。部屋に冷蔵庫有りで、抜かりなくラン後のお酒を用意しておきました。
《5.23 追記》
2日後には写真が添付されたレポートがメールで届く。
さらにそに翌日にはゴール時間と参加者の一言感想が記された記録集が送られてきた。
今回はエントリー46人、DNS4人、完走37人、ワープ1人、完走率88%でした。
なお、このマラニックはリタイア者の収容・移送は行っていない。公共交通機関でスタートまで戻らなければなりません。記録集をみるとエイド間をスタッフの車で移動している方がいますが、これは厚意によるものであてにしてはいけません。
スタートはなんと午前0時。早朝スタートは多々ありますがまだ深夜ですよ。
標高が550mありますんで、防寒対策必要です。さらに朝に向けて気温はもっと下がるでしょう。
ウィンブレ上下着用でスタート。チョット厚着だったようです。脱いでいる間に置いていかれます。
手厚いサポートのないこのイベント、最後尾が何と心細いことか。
前半は郊外を走ります。人家は疎ら、街灯だってない所もあります。
幸い3~4人の集団で走れました。
緩やかにアップダウンが続きます。
これは走力のある人は楽しくて仕方ないでしょう。高速コースです。
おまけにエイドも信号もないので、延々走らされます。
徐々に脚が削られていきます。
4時半頃には明るくなり、ライト消灯。
歩きを交えながら先を目指します。周りにランナーもいなくなり少し寂しい。
48.6kmの第2エイドが一つの目標点。ここが最高標高になります。(1122m)
中間点はすぐそこだし。
この先、篭坂峠までは大きな上りはありません。
エイド内容はドリンクに味噌汁・おにぎり・漬物・フルーツ・どら焼き(?)など、充実していました。
なにより驚きは缶ビールが用意されていたこと。これは遠慮しておきましょう。
幸い寒さも感じないので少しゆっくりしました。
国道と合流しコースは、鳴沢村・河口湖町・富士吉田市・忍野村と市街地区間に。
大きなアップダウンはありませんがメリハリのない退屈な区間です。距離も60kmを超えて辛い。
晴れれば暑さが懸念された区間でしたが、曇り時々小雨がぱらつく程度で助かりました。
朝見えていた富士山は雲の中です。
やっとこさたどり着いた山中湖。
予定にないエイドが設置されていて助かりました。エイドスタッフと会話してしばしリラックス。食欲があるのは元気な証拠。
ここで距離約75km、あとは先が見えます。篭坂峠を上って下るのみ。
Finish目標は15:00ってところでしょうか。
後半の難所と考えていた篭坂峠は意外とあっさりクリアしました。まぁ、全歩きですが。
ただ下りが長い。何度めかの不調の波がきていて脚が動かない。サブ15の目標はすててました。
90kmエイドでの通過順位は17番目だとか。
最後尾から15人位抜かしてきましたから、あとの15人はどうしたのでしょう。(47名参加)
聞くところによると、神社等に寄り道しながら走る方もいるそうです。
最後少し頑張りましたが、Finishは15:05でした。
ありがたい事に、有無を言わさず缶ビールを手渡されました。
もうすぐ楽しいウルトラマラニック。今度は富士山の周りを一巡りします。
以前にトレイルで一周したので、こんどはロードでね。
トレーニング期間は先の50kmトレラン以降の3週間。トレラン大会もトレの位置づけでしたが。
レースのダメージを見ながらのラン復帰。週末にヨタヨタと20kmを走る程度にまで復調できました。
悩みの種は全然速度がでなくなってしまったこと。ペースを上げると辛くてたまりません。
GWだからといって特に走り込みはなし。
筑波山の坂トレを一回実施。いい感じで終われたのは収穫でした。
スタートはなんと午前0時。参加推奨のラン後の懇親会の時間から逆算するとこんな時間なのでしょう。
ナイトランは5時間位。ちょうど早朝に最高標高に達します。1000mオーバーなので寒さ対策も必要かと・・・。気温5度対応でOKでしょうかね。
この企画は個人の呼びかけ大会。すべて自己責任で、ってことになっています。
交通ルールをくれぐれも守ってくれ、ってな事がアナウンスされてます。
大問題はリタイア収容がないこと。走行不能になっても自力で現地まで戻って来なければなりません。交通機関がどうなっているか分かっていません。これは走る以外の選択肢はないのかなと。Orz。
補給は56km地点までコンビニなしです。後半は多数あるみたいだけど。
前半分は自力で用意しなければなりません。
粉飴を300g・9時間分用意。水はハイドレ利用の1リットルでスタートします。
エイドは28km・49km・90kmの3ヶ所。まぁウォーターエイド程度でしょう。
当初目標はサブ14でしたが、これは諦め。
自分の実力を見極めるのが大事、目標に向けて突っ込むと撃沈間違いなしでしょう。
制限時間は18時間もありますんで、時間いっぱい使いたいと思います。
速い人は昼にFinishするでしょうから、風呂に入ってビールを飲んで昼寝して・・・、時間はたっぷりあります。ワタクシもこの様な人になりたい。これは来年の宿題にしておきましょう。