午前6時の最寄り駅乗車で9時には斑尾高原に着くことが出来ます。
身支度をして登山開始が9:30。
ゲレンデを登っていきます。急登ですがまだまだ脚は元気。
山頂付近から見る斑尾の街と遠望、眺めよし
1時間程で山頂到着。
レースの時と雰囲気がだいぶ違う。こんなに狭かったけ?。
始点と終点にだけある信越トレイルのプレート。汚いのでがっかり。
野尻湖と戸隠・飯縄山方面
これから進む北方の峰々。どこがなんの山か分からん。
ゲレンデを下って40分で万坂峠へ
道標は密にあり、不安になる事は有りません。
ここからは何度も登った袴岳への登り。
お楽しみのブナの紅葉。期待に違わず美しい。
45分で山頂へ。妙高山は見えず。
赤池に着けば今日の行程の半分。12:45。
この付近のブナ林も見事。
沼の原湿原。方向が分かりずらいので道標の矢印を頼りに進みます。
またこの付近、こんもりとした大きな糞がそこかしこに・・・。熊のものかも。(調べたら狸らしい)
程なく希望湖に。
走りやすいトレイルであっけなく毛無山山頂。14:30。
山頂からは下るのみ。途中から林道になりますがコースタイム1:45のところ1:00で下山終了。
ススキがいい感じです。涌井到着15:30。
今回のお宿
走行距離21.2km。実走時間/コースタイム=6:00/9:00(67%)
斑尾山・袴岳・毛無山をラウンドする今日のコース。湿原・池もあり変化に富んでいて飽きさせません。
また全体に走り易い。泥濘・ガレ場・嫌な根っこ、皆無です。展望もダイナミックに変わり楽しめます。
初日とあってまだまだ脚は元気。通常トレッキングだと2日を要する今日の行程、どの位の時間で踏破できるか不安でしたが予想通りのタイムスケジュールが消化できて自信になりました。
レースで斑尾高原界隈を訪れる様になり、信越トレイルなるものの存在を知りました。
いつかは歩いてみたい、出来れば全長をスルーハイクしてみたいと、ここ数年来思っていました。
レースですとエントリーしてしまえば多少天候が悪くても半強制的に参加ということになりますが、
プライベートですとそうはいきません。
いつかいつかで先延ばしになる事が多いんです。
それではいつまでたっても行けませんから、今回思い切って実行に移しました。
基本プランは以下の通りです。
①民宿泊の2泊3日。
②走れる所は走る。及びファストトレッキング。
③北上コース。
一日の行程は25km位。コースタイムは10時間位になるが7掛けで7時間。高低図ではアップダウンが少なそうなので、6時間チョットでいけるでしょう。夕方4時には活動終了の見込み。
装備は寒い事を想定してロングタイツにコンバーチブルパンツ。
ファイントラックの下着にアームスリーブ。UTMFの参加賞Tシャツ。薄手ウインドブレーカー。
中厚の山シャツにユニクロダウンを用意したけど天候に恵まれて出番はなしでした。
シューズは今回は走りますから、トレランシューズ・ウルトララプター。
ストックは山用をチョイス。突いた時の安定感が違います。
ザックは25リットルを新調。テン泊の装備は入りませんが小屋泊想定ならこれで充分。
食料計画は宿のお弁当と自作エネルギージェルを9時間分。水は一日1リットル。飴。その他の嗜好品は無し。
それぞれ必要充分でした。
今回特筆すべきはメガネの新調。
野外ではメガネを使わないワタクシですが、今回は常用しました。
理由は簡単、まめに地図を読む為でございます。
老眼の悩みはこんな所にもでるんですね、単独行なので道迷い防止なのであります。
一月程前から準備して慣らしておきました。
宿は戸狩温泉岸田屋さん。
信越トレイルの中間に立地している事から全地点へ送迎してくれます。
食事は皿数も多くあっさり味で美味でした。
さて先の情報を元に具体的に計画してゆきます。 (過去記事参照)
最近話題のファストパッキングのフィールドには信越トレイルは適地なんでしょうけど、この選択はオイラは却下。
一に旧式のでっかいテントしか持っていない。二に新たに買い揃える気は無し。
三に5日間もドライフードばかり食べられない。(途中食料補給不能)
そんな理由でテント泊しながらのスルーハイクはやめにした。
テント泊しないと一気に走り通すか、途中で宿に宿泊するかの選択になる。
レースなら80kmは走れる距離だけど、初めての土地でノンサポートはかなり不安である。
そうなるとお宿に泊めて貰うというのが残る。この土地の宿は登山口への送迎をしてくれる所が多い。
ビールに風呂にたっぷりの飯、翌日のお弁当も作ってくれるだろう。アラ!いいじゃないの~。
宿泊する事に決定。軟弱者と笑ってくれるな。
では何泊させてもらうか?。
1泊だと40kmを2日。これってきつくない?。こんな事やった事ないよ。
2泊だと25km前後を3日。これもやった事はないけど、健脚レベルの歩きだとこの位になる。
まぁここいら辺が妥協点でしょう。必死に走っているばかりじゃ詰まらないしね。
初めての土地なので、かなり安全側に計画しました。
暑さ真っ只中ですが、秋休みの計画を思案中。
遅い夏休みを10月に取って週末と絡めて4連休にする予定です。
どうしたものかと思いましたが、今年は信越トレイルのスルーハイクorスルーランにチャレンジしようと思います。
(スルーハイク:全行程を一度に歩き通すこと)
まだ計画段階ですので、以下は備忘録的に。
○信越トレイル全行程約80km。徒歩だと4泊5日~3泊4日かかる。
○トレランだと12~3時間で走行可能な情報有り。ただし走力は未知。
○稜線上を通過するので水の補給が不安。浄水器の使用も勧められている。
○標高1000m前後、夏は暑い。
○登山適期は雪の溶ける6月から10月いっぱい。残雪期はコースが不明瞭なことあり。
○早朝の新幹線で午前9時には登山口に立てる。
詳しくは
信越トレイルオフィシャルサイト 信越トレイル非公式サイト
きっと紅葉の美しい山が見られるでしょう。
真夏の妄想第三弾。
信越トレイルも踏破したい。
長野~新潟にまたがる全長80kmのロングトレイル。
豪雪地帯にありシーズンインは雪解けを待って6月から、11月には初雪をみる。
美しいブナ・ダケカンバの林が連なっているらしい。
石川さんの斑尾高原TR・信越五岳プロデュースの発端となったコースだ。
調べてみると関東からのアクセスはあまり良くなく、ワンウェイコースなので不便もある。
それでも春・秋には訪れてみたいと思うし、南下・北上それぞれで歩いてみたい。
歩くと4~5日、キャンプ場もあるのでULスタイルもいいかもしれない。
機動力を生かしてトレランスタイルにすれば2日でOKかな?。
信越トレイルオフィシャルサイト
信越トレイル公式が認める非公式サイト ⇐ かなり充実してます