ハセまであと10日、もう作戦を考えましょう。
目標は力を出し切る事。フィニッシュタイムは後から付いてくるものである。
具体的にはいいポジションでスタートする。これが作戦の第一。
こう書くとシリアスランナーみたいであるが、そうじゃないんですね。
走力相応の位置でスタートする。これが大事。
オイラの走力は中級なので、この範囲の前の方でスタートしたい。
酷い渋滞のあるこのレースはスタートでの位置取りが大事なんですね。
前過ぎるとペースに着いて行けず自滅するし、後ろ過ぎると力を出し切れずに終わりかねない。
程々に真ん中より少し前くらいの位置を狙っていく。
スタート時はゴチャゴチャ混乱するので、狙っておかないとダメなのである。
去年より15分早く第一関門に到達できれば、合格である。
作戦の第二は第一関門以降。
第一関門までは全体の流れでいく。
補給をしてストックを出したら、巡航速度のスイッチオン。
前にいるランナーはじゃんじゃん抜かさせてもらおう。
大岳山の岩場を過ぎたら、リミッターを外してかっとばして走る。
去年はラスト2kmぐらいでへたれて来たけど、最後まで走りきりたい。
基本的に安全運転で行く。
嫌な下りは慎重に…、走れる所をしっかり走る。
問題は、緩やかな上りは走るのか、大股で歩くのか?
この判断が難しそうである。
5歩まで走って後は歩くとするかな。
色々考えると脳がエネルギーを使うらしいので、余計な事は考えない事にする。
もう一つ作戦があって、それはザックの軽量化。
去年は重いなぁ~っと思って計ってみたら、7kgもあった。
水にエネルギージェルにゼリー飲料にコーラ。これでは重いわな。
レース中の嗜好品も大事ですが、軽量化もしないとね。
どれを削るかはまだ思案中。
去年はこんな記事をかいていたんですが、
ハセツネ、怖い~。
今年は怖くは有りません。
さすがに4度目ともなるとねぇ。
昼にスタートして次の朝には帰って来ますからね。
二晩寝ないレースを経験してしまえば何てことないです。
まぁ、どうにかなるでしょ。
秋の大運動会と称されるこのレース、PBを更新する事より大事に思っている事。
それは月並みかもしれませんが、満足のいくレースをすることです。
そのための作戦は2つ。
①去年と同じ走力で臨む。
②前の方に並ぶこと。
酷い渋滞のあるこのレースはスタート時に少しでも前の方に並ぶのが大事です。
今まで程々の位置に並んでいましたが、結構大きな問題なんです。
遠慮して後ろに並ぶと、実力が出せず不甲斐ない結果になりかねない。
難しいのは①。頑張ってトレーニングした去年に比べ、今年の走力は堕々ダウンしていそう。
どこまで戻せるかが9月の課題です。
もう少し涼しくなったら気合いれて走ります。
みな様、本日のクリック競走の結果は如何でしたでしょうかね。
1000人枠に何人の方がおしかけたんでしょう?。
絶好の行楽日和だというのに、午前10時にエントリー関門に並ばねばなりませんでした。
いつもながら手に汗を握りますなぁ。
運だめしに思えてきましたよ。
わたくしダメ元でクリックいたしましたら、あっけなくエントリー出来てしまいました。
第0関門の神様はわたくしに微笑んだのです。
去年ハセツネ卒業宣言をしたんですが、きっとこれは走りなさいとの神のお告げで御座います。
ハセツネ攻略作戦としては二つ有ります。
案1、ガチ走りをして自己ベストを更新する。
具体的な作戦としては、スタートラインそばに並ぶ。
これで数十分は時間短縮できます。
案2、”歩きハセツネ”を実行してみる。
登山地図上のコースタイムを合計すると24時間の制限時間ちょうどになるのは周知の事ですが、
実際に最後尾からパワーウォーキングで進むとどの位のタイムでゴールするか検証してみたい。
きっとどこかで渋滞の最後尾に追いつき、
行動不能になったランナー達を抜かしながら進むでしょう。
そこそこいいタイムでゴール出来てしまうんじゃないかなっと思っています。
いずれにしろ、トレーニングのモチベーションが漸く出来ました。
来年のハセツネ日程とポイント制の廃止が発表されましたね。
日程 ポイント制廃止
ハセツネが独自に行っていたポイント制度、事情は分かりませんが廃止になりました。
大会スタッフ(ボランティアスタッフ?)はエントリー権あり。
ハセツネ30kmの男子1000位・女子100位までがエントリー権付与。
これってどうなんでしょ。
ようやく定着してきた感のあるポイント制度なんですけど。
今まで、ハセツネ本戦参加の確実なコースは
①安全走行講習会を経てマーシャル参加
②本線ボラ+グリーンフェスorJRO保険
③30km完走+グリーンフェス+JRO保険
④本線ボラ+30kmボラ だったんですが、
まぁ、①は今後も存続するでしょう。いい取組だと思います。
ポイントがなくなると、グリーンフェス参加とJRO保険加入が無くなってしまうでしょうけど、いいんですかね。
もうそれ程人集めしなくてもいいってことでしょうか?
今度はボランティアに人が集中してしまうんじゃないでしょうか。
ボランティアもクリック競走勃発ですかね。
30kmのクリック競走を勝てれば、本線参加ほぼ確実だったんですが、
これからは上位1000位に入らねばなりません。上3分の2ですよ。
これで本線のほぼ半数の人数が確保されます。
渋滞もあるでしょうし、かなりピリピリした雰囲気になるんじゃないですかね。
2度もハードルがあるんじゃ、本線クリック競走一発勝負のほうがいいんじゃないですかね。
そもそも、ハセツネ30kmってレースとしての魅力があるんでしょうかね?。
単なる本線エントリーの為のレースになっちゃってるんじゃないでしょうか。
今やトレランレースも増え、
何が何でもハセツネっていう時代は過ぎたとおもうんですが、
やっぱり、魅力感じる方も多いんですかね。
(おいらはもうハセツネ卒業です)
めでたく、3枚目のFinisher's Tシャツをゲットできたんですが、
今回のTシャツのデザインは如何なもんなんでしょう。
デカデカと”71.5”なんてプリントされているんですが、
残念に感じているのはオイラだけでしょうか?。
見た人は、「あぁ、どっかの中距離レースか。」とか、「ダイエットの目標か?。」なんて思うんじゃないでしょうか。
レース会場に到着すると、ボランティアの方達が早々と大会Tシャツを着ているんですが、
エ~、もしかしてあれなの?。って思ってしまいましたよ。
(ボラのシャツは同デザインでSTAFFとプリントされていて、Finisherより数が少なく、ある意味レアな品)
大会Tシャツが増えてくると自ずと格付けが付いてきて、棲み分けがされてきます。
レベル1:殿堂入り 最高レベル。たまに引き出しから出して眺めてもらえる。
レベル2:お出かけ着。ちょっといい所にいく時に使い、自己アピールする。
レベル3:トレーニング着。普段着として使う。
レベル4:パジャマ・作業着。外出着にはしない、そのうち雑巾になる運命。
この他に”人にあげる”っていうカテゴリーがある。
レベル1・2が高ランクなのである。
当初、レースの格で決めていたんですが、数が増えてくるとTシャツのデザインと着心地が選考ファクターに入ってきます。
71.5君はレベル3なんだよね~。
今でも最高レベルは、最初にもらったハセツネFinisher's。
すっげぇ、かっこえーッと思ったよ。
オイラはハセツネが初レース、ランニングを始めて半年で参加したんだ。
Finisher's Tシャツをもらった時は嬉しかったよ。
ゴール後にふるまってもらえる”だんべぇ汁”。
トン汁じゃなくって”だんべぇ汁”っていうんだ。
レースを終わった身体に味噌のお味がちょうどいいんだなぁ。
レシピを貰ってきたので掲載します。 (無断掲載)
すいとん粉とのらぼう菜が入るのが、トン汁との違いらしい。
走行中の記録をとっておいたので、前回参加時と比べてみました。
今回入山峠到着2:50分と、前回より15分も遅くなっていました。
これはスタート渋滞の位置によるところだと思います。
つまり今回はスタート位置が悪かった・・・。
前を狙う人はかなり貪欲に前に並ぶ様です。
どうりで開会式から人がグランドの左半分に偏ってましたっけ。
浅間峠(1CP)までは、おもしろいように実走時間がほぼ同じです。
全体のペースのままに進んだんですが、毎年同じ流れってことでしょう。
そして、浅間峠出発は前回と同時間。
記事”③作戦”で記した通り、ここからが本当にスタートとなりました。
その後は気持ちのスイッチを入れ、巡航速度を保つことに専念しました。
今シーズンのトレーニングの成果があったらしく、最後まで気持ちを切らさず走ることが出来ました。
どの区間でも実走時間・休憩時間も短縮しています。
サブ16。15:46分フィニッシュは自分としては非常に満足しています。
前回比-2:12分。 5年前からだと-5:06分。
これ以上のタイム短縮は、
スタート時かなり前方に並ぶ。
撃沈覚悟で最初からとばして行く。
下りも怪我覚悟で飛び下りる。
っと、かなり無茶をしなければならないと思います。
なので、ここらでオイラはハセツネ卒業かなっと思います。
いやぁ~、快晴に恵まれていい天気でした。
暑さが心配でしたが、オイラは苦しめられる事はありませんでしたよ。
大岳山~日の出山~金毘羅尾根の夜景もすごくきれいでしたよ。(遅いランナーは見られないのだー。)
完走12時間のプラカードのかなり後方よりスタートラインに並ぶ、何やらゴタゴタして何処に並んでいいか分からずだった。
その後は、まぁ全体の流れのままって感じで進む。広徳寺の坂道は半分まで駆け上がりました。
いつもの場所で渋滞。
入山峠を越えてようやく流れ出す。ペースが速く感じたけど、全体の中では前なのか後ろなのか分からない。
登りでも抜かせるスペースがあり、レース序盤でもグイグイ抜かしてくるランナーも多い。
三国山手前でライト点灯。前回参加の時より遅れている・・・。
第一関門。ピットインは25分。
ライト・ストックを整え、補給食を取る。
ハイドレの水は残量を確認しなかったけど、まぁ有るであろう。
それから、去年ここで一緒に仕事したボランティアリーダーにご挨拶。喜んでくれたよ。
浅間峠を越えるとフラットなトレイルとなり、走れる部分も多くなる。
厄介なのが歩行で完走を目指すランナーの列。5人ぐらいなら頃合いを見て前に行かせてもらうけど、
見渡す限り行列を作っていると、心が折れてあきらめしまう。そんな事が一回だけ有りました。
でもグイグイと抜かしていくオレンジのソックスの女性ランナーが現れて、目が覚めました。
しばらくこの方に付いていき、行列を脱する事が出来ました。
第二関門。ピットイン25分。
ライトの電池も換えときましょう。
給水は空いたペットボトルにスポーツドリンクを500ml。ハイドレは約300ml残っていたので、500mlだけ水をもらう。合計1.3リットルだ。
さあ、あとは帰るだけ。
御前山の上りは長いけど、ビックリするような急登じゃない。
我慢して歩いていれば、やがて山頂です。
登山道脇で横になっているランナーも多くなります。
始めて見た時はビックリしたよ。こんなレースはハセツネだけだよね。
今シーズンのトレーニングの成果があったらしく、パワーウォーキングでガシガシ登れます。
もちろん、まだまだ走れますよー。
大岳山山頂を過ぎると木々越しに夜景が広がります。
めっちゃ、きれい~~。
嫌な岩場の下りが終われば、疾走区間。
もう脚を温存する必要はありません。
転倒だけ気をつけてガンガン飛ばします。
ここで走れる自分が嬉しい。気力が充実してますよ~。
綾広の滝上部の水場で、洗顔・飲水。今年は水も豊富だ。
そろそろ、フィニシュタイムを酸素の回らない脳みそで考え出します。
第三関門から日の出山まで30分弱。さらにゴールまで1:30でいけるか?・・・。
サブ16ってのが打倒な目標の様です。
第三関門は通過。
まだまだ走れます。
日の出山の夜景もこれまたきれい~~。
見とれていたいけど、先を急ぎます。
残5km看板過ぎからペースが落ち始めました。
目標達成が見えてきたせいでしょう。
残3km。めっちゃ、キツイ。
頑張るんだ、俺!。力を出し切って、ハセツネを卒業するんだ!。
市街地に帰って来ると真っ暗な中、案内係が赤色灯を振ってくれているではないですか。
小声であいさつします。
当初の目標通り、日の出までにゴール出来ました。
辺りはまだ真っ暗ですよ。
まずは前回参加時の分析から、
ほぼ歩行で完走を目指した2008年と約3時間のタイム短縮をした2009年の区間実走時間の比較。
タイム短縮できている区間とほとんどタイムの変わらない区間がある。
特に第一区間は時間短縮ができてない。
渋滞とランナーの行列で流れに乗って歩くのみなのだ。
スタートから入山峠までで20分短縮できているが、これは渋滞の中の位置によるものだろう。
スタート位置と最初のロードって大事なんだ。
長い登りの区間も時間が変わらない。頑張っても大して短縮にはならないんだなぁ。
比較的平らな大岳~日の出山間でもあまりタイムが変わらない。もういっぱいいっぱいってことか。
そんでもって、作戦!!
ゴール予想14時間のプラカードの所に並ぶ。
その後は流れでロード部分を走り、
広徳寺の坂道を歩き始める集団の先頭近くに位置付ければOK。(早い人は坂を駆け上る)
第一関門までは集団の流れでそのまま進む。まぁ渋滞があるので休み休み進もう。
5時間位かかるであろう。
第一関門以後がレースの始まり。
自分の巡航速度で進ませてもらう。
シングルトラックなので、前のランナーが厄介だ。
「すんませぇ~ん。先に行かせて下さい。」とか言って道を譲ってもらおう。
遠慮していては前に出られない。
でも、自分のペースが乱れそうである。そこいら辺はよく見極めよう。
急登・急下は無理せず、走れる部分はしっかり走ろう。
少し安全側に考えて、幾分ゆっくり目に進もう。
ペースがONなのかOFFなのか判断しながら、緊張感をもって臨みたい。
エネルギーはジェルを中心に選択。一時間に1個づつ。
長い登りの前には摂取する。
ジェルの間はソーダ飴でつなぐ。
第1・第2関門では、アミノバイタルゼリー・せんべい・ソーセージ・コーラを摂取予定。
固形物・炭酸で気分転換する。
ソイジョイは持って行かないかな。オイラの口には合わないんだ。
水分は水2000ml、お茶500ml。
電解質補給は練り梅のみ。
ウェアはいつもの勝負服
天候により加減する。
今のところ暑さ対策が必要かと思われる。
今回導入した新兵器
ライト類は前回参加の時はホームセンターの1000円位の物を使っていた。
年月が経って、明るいライトを買い揃えた。
ヘッドと腰に装着。
トレラン用ストック。
登山用からチェンジした。この軽さには驚き。
携帯ラジオ。
辛いレース中の友はラジオ。スポーツ用のイヤホンに変更。