気まま散歩道

散歩の途中で出会った可愛い野草や昆虫、野鳥などをカメラでパチリ。

里山の秋の花

2015-10-03 10:47:49 | 花・昆虫
九月の里山散歩で出会った野草の中には、
忘れてしまいそうなくらい、小さな花や地味な花もありました。

薄暗い場所に咲いていた小さな花、唇型の花弁の上、マークのような赤い線が可愛い。
名前を調べてみたら「ハエドクソウ」、可愛いというイメージからは、かけ離れたお名前。
蝿取り紙を作るのに使われた毒草なのでした。


林道に這いつくばるように咲いていたアカネ
これも茜色の染料のもとになるそうです。


帽子を被った赤い実のような物は、実ではなく「アカネツボミフクレフシ(虫えい)」だそうです。
中にはタマバエの幼虫が入っているそうな・・・


これはヒメジソでしょうか。小さな花ですが、かたまって集団で咲いてました。
淡いピンクから濃いピンクまでいろいろです。


白色も混ざってました。


ミカエリソウは振り返って見るほどでもありませんが(失礼)、何となく目につきます。





和泉葛城山頂上ではアサギマダラがたくさん飛んでました。
まだ発生して間もない成虫が多いのか、傷もなく綺麗でした。




アカタテハもよく見かけました。


ゴイシシジミ、九月の終わりにもまだいるのですね。


姿も場所も地味なジャノメチョウ




帰りは犬鳴山道の脇道に入りました。
入口あたりに咲いていたのはナギナタコウジュ




マツカゼソウ


20センチくらいの丈の茎に花をたくさん付けていたセトウチホトトギス
頂上に3個、二段目には4個、一段目には2個、計9個也。


白色のアキチョウジの花





次は家の庭の野草(?)です。

これは、去年のこぼれ種から咲いたカリガネソウ。
庭の小さな側溝に勝手に生えてきて、元気に育ち、綺麗に咲きました。


ところが庭植えのカリガネソウの方は、ほとんど枯れて瀕死状態になりました。
「すぐ効く肥料」というのを置いた翌日、突然葉が枯れ始めました。
すぐ効く肥料はすぐ効く毒薬にもなるのですね(涙)



ずっとサラシナショウマと思ってきましたが、イヌショウマかも・・と今頃思うようになった、
我が家のサラシナショウマ、毎年暑い夏を越えて咲いてくれます。


庭に来たモンキアゲハ、翅がだいぶ傷んでます。


おなじく庭にきたオオスカシバ



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4 コメント

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こんにちはヾ(^▽^)ノ (だんちょう)
2015-10-03 16:25:48
ハエドクソウは可愛そうな名前もですね

でも昔はこうした野草で身近に役にたっていたんですね(~▽~@)♪♪♪



他のお花も可愛らしいですね、アサギマダラがたくさん飛んでいる光景はなんて素晴らしいんでしょうか、羨ましい限りです
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だんちょうさん  こんばんは (すもも)
2015-10-03 22:03:17
だんちょうさん いつもありがとうございます♪

昔は、ほんとうにいろんな植物が生活に広く利用されていたようですね。
ナギナタコウジュもお腹や風邪の薬になっていたそうです。

アサギマダラは毎年九月下旬、里山周辺で急に増えるみたいです。
そろそろ南下の始まる頃でしょうか。 ちょっと寂しいです。
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こんばんは (turedurebito)
2015-10-03 22:14:40
ご無沙汰しています。
まだ、いろんな蝶がいますね。

オオスカシバの緑も素晴らしいです。

こちらは急激に冷え込むようになり、庭の草花は菊を残すくらいになりました。
サラシナショウマは、御懸念の通りで、もっと花が密についています。
しかし、イヌショウマなるものは、まだ見たことがありません。

それではまた。
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turedurebitoさん こんにちは (すもも)
2015-10-04 11:15:09
ブログの方にはよくお邪魔していますが、ほんとうにお久しぶり。
とても羨ましいのは、レンゲショウマが綺麗に咲いていたこと。
こちらは、夏の日には日陰を捜して鉢を移動させたり、何度も水遣りしたり、
いろいろ手を尽くしたつもりですが、一輪もまともな花は咲きませんでした。

スケスケにしか花が付かない家のサラシナショウマも、
偏に生育環境が悪いからだと思っていましたが、どうも違うようですね。
時々写真で目にするイヌショウマとよく似ています。
サラシナショウマとは葉や茎にも違いがあるようですが、
家のは花に柄が全くないのでイヌショウマですよね。
葉は夏にすっかりチリチリと枯れ上がってしまい、開花時期には正確な形が不明です。
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