成田空港「ブラインド訓練」12月に初実施へ 災害時の対応確認 NHK 2024年11月19日 5時43分
日本を訪れる外国人旅行客が増加する中、大地震など災害時の対応を確認するため、多くの外国人が利用する成田空港のターミナルで内容を事前に明かさない「ブラインド訓練」を、来月初めて実施することになりました。
成田空港では、ことし6月までの半年間に国際線を利用した外国人が初めて1000万人を超えるなど増加傾向が続き、大地震が発生した際の避難経路の周知など、対応が課題になっています。
成田空港会社は、大地震が発生した際の対応を確認する実践的な訓練を行う必要があるとして、航空会社やターミナル内のテナントなどに協力を呼びかけ、詳しい内容やシナリオを事前に明かさない「ブラインド訓練」を来月上旬に実施することを決めました。
訓練には航空会社のスタッフやテナントの従業員などあわせて100人ほどが参加し、外国人旅行客の避難誘導を多言語で行うほか、けが人の手当てなどを行う予定で、専門家が立ち会って対応が十分かどうかチェックするということです。
成田空港のターミナル内で「ブラインド訓練」を行うのは今回が初めてで、成田空港会社によりますと、過去には高知空港や釧路空港で実施されたものの、国内の大規模な空港では例がないということです。
成田空港会社は「訓練で課題を抽出して改善につなげ、災害対応力の向上に努めたい」としています。
日本を訪れる外国人旅行客が増加する中、大地震など災害時の対応を確認するため、多くの外国人が利用する成田空港のターミナルで内容を事前に明かさない「ブラインド訓練」を、来月初めて実施することになりました。
成田空港では、ことし6月までの半年間に国際線を利用した外国人が初めて1000万人を超えるなど増加傾向が続き、大地震が発生した際の避難経路の周知など、対応が課題になっています。
成田空港会社は、大地震が発生した際の対応を確認する実践的な訓練を行う必要があるとして、航空会社やターミナル内のテナントなどに協力を呼びかけ、詳しい内容やシナリオを事前に明かさない「ブラインド訓練」を来月上旬に実施することを決めました。
訓練には航空会社のスタッフやテナントの従業員などあわせて100人ほどが参加し、外国人旅行客の避難誘導を多言語で行うほか、けが人の手当てなどを行う予定で、専門家が立ち会って対応が十分かどうかチェックするということです。
成田空港のターミナル内で「ブラインド訓練」を行うのは今回が初めてで、成田空港会社によりますと、過去には高知空港や釧路空港で実施されたものの、国内の大規模な空港では例がないということです。
成田空港会社は「訓練で課題を抽出して改善につなげ、災害対応力の向上に努めたい」としています。