公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

杉田水脈の賠償確定 伊藤詩織さん中傷投稿に「いいね」

2024-02-09 18:57:30 | 山口敬之関連事件
杉田水脈議員の賠償確定 伊藤詩織さん中傷投稿に「いいね」(毎日新聞2024年2/9(金) 16:08配信)

ツイッター(現X)で自身を中傷する投稿に「いいね」を押されて名誉感情を侵害されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員に220万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(安浪亮介裁判長)は8日付で、杉田議員側の上告を棄却する決定を出した。限度を超えた侮辱行為だったとして、杉田議員に55万円の賠償を命じた2審・東京高裁判決(2022年10月)が確定した。

最高裁が「いいね」を押した行為に対する賠償責任を認めるのは初めて。裁判官5人全員一致の判断で、小法廷は「上告理由に当たらない」とだけ述べた。

 2審判決によると、元TBS記者の男性から15年4月に性暴力を受けたと訴えた伊藤さんに対し、ツイッター上で「枕営業の失敗」などとする複数の匿名投稿があった。杉田議員は18年6~7月、こうした投稿25件に「いいね」を押した。

 2審判決は、杉田議員が当時、伊藤さんに批判的な言動を繰り返していたと指摘。「いいね」を押した行為は「伊藤さんを侮辱する内容のツイートに好意的・肯定的な感情を示すために行われたものと優に認められる。伊藤さんの名誉感情を侵害した」と結論付けた。【遠藤浩二】

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杉田水脈、「政界引退」の瀬戸際 → レ〇パー・山口敬之 VS 痴〇容認論者・小川榮太郎 の醜い言い争い

2023-10-04 19:49:13 | 山口敬之関連事件
「自民党の舌禍女王」杉田水脈の「政界引退」をめぐって「シンパ」が言い争いの大激突!アサ芸プラス 2023年 10/4 18時13分

自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国、安倍派)をめぐり、安倍晋三元首相のシンパ同士が激しく対立している。

発端となったのは、元TBS記者で「安倍番」だったジャーナリスト・山口敬之氏の情報発信だった。「岸田自民党は杉田水脈に公認を与えず、事実上政界引退させる」というものだ。これを評論家の小川榮太郎氏が「デマ」と断定して「開いた口がふさがらない」と批判する展開に。

山口氏は自身のメルマガやYouTube番組で「今まで書くかどうか、長らく悩んでいた」としながらも、
「杉田水脈さんは安倍晋三元首相が見出した、保守の女性闘士です。日本と日本人の為に戦っているからこそ、売国左翼に叩かれる。そんな杉田さんを守らないどころか、左翼を結託して永田町から放逐しようとしているのが、岸田文雄総裁と茂木敏充幹事長です。私は『国士を切り捨てる岸田文雄とその一味こそ政界を去れ』と主張します」

岸田首相と茂木幹事長を激しく非難したのだ。さらに追記として、こう呼びかけている。

「杉田水脈さんを政界から追放しようとしている岸田文雄のことを『安倍路線の継承者』などとほざいているエセジャーナリストや売国評論家よ、異論があるならぜひ私と公開討論しましょう」

これに黙っていないのが小川氏だった。自身のX(旧Twitter)やYouTube番組で、興奮気味に語ったのだ。いわく、

「本当にやめてほしい。杉田さんを本当に政界から追放するのは、山口さんのまったく根拠のない…。こんなのを保守派がワーワーやったら、杉田さんの政治生命が終わります」

小川氏はさらに言う。

「杉田氏が次期衆院選に出る可能性は低い。(山口氏は)思わせぶりに裏があるようなことをおっしゃっているが、複雑な裏はない。単独比例で3回目は、慣例によりない」

杉田氏は日本維新の会から初当選したが、次の選挙で落選。2017年の衆院選で安倍元首相が推したこともあり、比例中国ブロックから出馬すると、2回続けて当選した。安倍元首相が暗殺され、事実上、後ろ盾を失っており、次期衆院選での出馬は困難。2025年の参院選への出馬が取り沙汰されている。

杉田氏は落選中の2016年、国連女性差別撤廃委員会の参加者について「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」とSNSに投稿したことについて、9月に札幌法務局から人権侵犯の事実があったと認定された。にもかかわらず、このほど党環境部会長代理に就いている。同じ安倍シンパの対立に困惑する杉田氏は、今のところ沈黙している。

(喜多長夫/政治ジャーナリスト)

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はすみとしこ への賠償命令確定 → 110万円支払え

2023-09-16 18:02:43 | 山口敬之関連事件
伊藤詩織さんを中傷、漫画家への賠償命令確定 最高裁上告棄却9/15(金) 17:53配信 毎日新聞

性被害を受けたとの申告は虚偽だとするイラストをX(ツイッター)に投稿されて名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、漫画家のはすみとしこさんに550万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は14日付で、はすみさんの上告を棄却する決定を出した。はすみさんに110万円の支払いを命じた2審・東京高裁判決(2022年11月)が確定した。

 裁判官5人全員一致の判断。小法廷は「上告理由に当たらない」とだけ述べた。

 1、2審判決によると、はすみさんは17年6月~19年12月、元TBSの記者から性被害を受けたとする伊藤さんの申告について「枕営業」という言葉とともに、伊藤さんに類似した女性のイラストなど5件を投稿した。

 1審・東京地裁判決(21年11月)は、「許容される限度を超えた侮辱行為」として88万円の支払いを命じた。2審判決は、投稿が多数の人に閲覧されたことなどを踏まえ、賠償額を110万円に増やした。【遠藤浩二】

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有田芳生 山口敬之に完全勝利の真相 → 本来、豚箱にいるべき人物が、相次いで民事訴訟をけしかけている。恥も外聞もない奴だね。

2023-09-01 22:24:29 | 山口敬之関連事件
有田芳生 山口敬之に完全勝利の真相

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山口敬之が大石あきこに勝利も少し気になる判決内容

2023-07-19 23:12:23 | 山口敬之関連事件
山口敬之が大石あきこに勝利も少し気になる判決内容



@naoyasano8695

大石議員は「(山口氏は)計画的な強姦(ごうかん)を行った」とも投稿していたが、この投稿については「真実と信じる相当な理由がある」として違法性を否定した。

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大石晃子、山口敬之に22万円支払え:東京地裁 → 山口に対する「レ〇プ表現」については違法性否定

2023-07-19 05:57:47 | 山口敬之関連事件
【3分でわかる】大石あきこ 山口敬之氏との裁判判決



れいわ・大石晃子氏に22万円賠償命令 元TBS記者へ名誉毀損 | 毎日新聞 最終更新 2023年 7/18 18:02

ジャーナリストの伊藤詩織さんと元TBS記者の山口敬之氏(57)の性暴力訴訟に関連し、れいわ新選組の大石晃子衆院議員(46)のツイッター投稿で名誉を傷つけられたとして、山口氏が大石議員に880万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、大石議員に22万円の賠償を命じた。

 荒谷謙介裁判長は、民事訴訟で伊藤さんに1億3000万円を請求した山口氏を「クソ野郎」と批判した投稿について「人身攻撃で名誉毀損(きそん)が成立する」と判断した。

 判決によると、伊藤さんは山口氏から性暴力を受けたとして賠償を求める訴訟を東京地裁に起こし、山口氏は伊藤さんの申告は虚偽だとして反訴。2019年12月の地裁判決は「性行為に合意はなかった」として山口氏に330万円の賠償を命じた。大石議員は判決翌日、山口氏の反訴を「スラップ訴訟」とし、「人を暴力で屈服させようと思い上がったクソ野郎」と投稿した。

 18日の判決は、大石議員の投稿には反訴を問題提起する公共性があったとする一方、「クソ野郎」という表現は「激しい侮辱」だと認定した。

 大石議員は「(山口氏は)計画的な強姦(ごうかん)を行った」とも投稿していたが、この投稿については「真実と信じる相当な理由がある」として違法性を否定した。

 伊藤さんと山口氏の訴訟は、1審判決の山口氏への賠償を維持しながらも、伊藤さんにも55万円の賠償を命じた2審・東京高裁判決(22年1月)が同年7月に最高裁で確定している。【巽賢司】

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中村格、2023年2月1日付で日本生命保険の特別顧問に就任

2023-02-03 16:07:55 | 山口敬之関連事件


昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件を受けて辞任した中村格前警察庁長官が、1日付で日本生命保険の特別顧問に就任したことが2日、分かった。日本生命は採用した理由について「豊富な知見や経験があり、政策立案や業務運営について助言する顧問として適任だと判断した」(広報部)と説明している。中村氏は銃撃事件の警護に問題があったとする検証結果を公表した昨年8月の記者会見で、辞意を表明。事実上の引責辞任に追い込まれた。 

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自民党の比例単独候補の内規は『原則2回』までなので、次の衆院選までに小選挙区を探さないとならない杉田水脈 → 次期衆院選公認落ち「政界引退」の可能性も

2022-12-13 20:17:24 | 山口敬之関連事件
性的少数者には「生産性がない」と書いた論文が大炎上していた’18年、マスコミ禁止の講演会で「南京大虐殺はなかった」とも発言 © FRIDAYデジタル





「日本に女性差別は存在しない」(’14年)

「男女平等は、実現し得ない、反道徳の妄想」(’14年)

――思えば8年以上前から、衆議院議員で総務大臣政務官の杉田水脈(みお)氏(55)は問題発言を繰り返してきた。そしてその”口撃”の標的となっているのは、常に社会的弱者だった。

「今回、問題になったのもLGBTQや在日コリアン、アイヌ民族について発した、『子供を産めない彼らは生産性がない』『(LGBTQ支援について)被害者ビジネスに骨の髄までしゃぶられる』『品格に問題がある』『気持ち悪い』『日本国の恥さらし』などのヘイトスピーチまがいの発言でした」(自民党若手議員)

立憲民主党の塩村あやか参議院議員(44)に一連の問題発言を追及されても、杉田氏は「(発言をした当時)一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がない」とまるで他人事。

「ただ単に落選中だっただけ。これまで野党や世間から発言の撤回や謝罪の要求があっても一切応じてこなかった。彼女はそれが自分の”持ち味”だと思っているんじゃないでしょうか」(前出・自民党若手議員)

松本剛明総務大臣(63)から発言の撤回、謝罪を指示され、12月2日の参院予算委員会で一部を撤回。12月6日、エレベーターから降り、微笑みながら総務委員会へ向かう杉田氏を直撃した。

――おはようございます。この度の発言の撤回と謝罪、杉田議員としては不本意だったのではないですか?

「へぇ? いえいえ、そんなこと……」

――信念を曲げての撤回と謝罪だったと思いますが。

「いえいえ、内閣の一員なので! 頑張ります」

そう言うと、やはり笑顔で委員会室に入り、松本総務相に手を合わせ、ぺこぺこと頭を下げた。その姿からは到底事の重大さを理解しているとは感じられなかった。前出の自民党若手議員によれば、杉田氏本人は大炎上してもさほど気にしていないという。

「議員事務所にかかってくる電話は『水脈さんは間違っていない』など、励ましの声が多いと誇らしげに語っていた。本人も『政治家になる前の発言まで問われるのは……』と反省の色はみえない」

これまで比例代表で、代議士の地位についてきた杉田氏。しかし、次期選挙は厳しいと政治ジャーナリストの安積明子氏は考察する。

「比例単独候補として優遇されてきましたが、自民党の内規は『原則2回』までで、次の衆院選までに小選挙区を探さないとならない。後ろ盾だった安倍元首相亡き今、党内調整も難しくなってきました」

岸田文雄総理(65)は「人事は適材適所」と更迭を否定したが、先行きは不透明だ。

「来年1月の通常国会の前に内閣改造が行われると予想されており、公職選挙法違反の疑惑を追及されている秋葉賢也復興相(60)とともに交代する見込み。参議院比例に転出するにしても、イメージを一新しなくては」(同前)

ヘイトまがいの”口撃”を繰り返すことで一部の大物に引き上げられてきた杉田氏。政治家でありながら、弱者の尊厳を傷付けた代償を支払う日は近そうだ。

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「アイヌ政策検討市民会議」が杉田水脈のクビを要求

2022-12-10 07:35:36 | 山口敬之関連事件


松野博一官房長官は9日の記者会見で、アイヌの市民団体「アイヌ政策検討市民会議」が自民党の杉田水脈総務政務官の罷免を求める意見書を岸田文雄首相ら宛てに送付したことについて「関係省庁に届いており、その内容を精査している。(杉田氏は)今後も自身の発言については必要に応じてしっかりと説明していくことが重要だ」と述べた。罷免の必要性については「個別の人事に関するコメントは差し控える」と述べるにとどめた。

 杉田氏は2016年、国連女性差別撤廃委員会に出席した際「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」などと自身のブログに投稿。杉田氏は2日の参院予算委員会で、謝罪し撤回した。【村尾哲】

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「堅忍不抜」 → 反省していない姿勢丸見えの杉田水脈

2022-12-09 08:03:37 | 山口敬之関連事件


《昨日は衆議院と参議院の総務委員会で答弁に立ちました。その後、党本部に移動し、税制調査会小委員会に参加。夜は書道教室の忘年会。毎回恒例の出席者みんなでの寄せ書き。今年は「堅忍不抜」と書きました。国会の論戦中ではありますが、与野党のメンバーが和気藹々。素敵な時間でした。》

12月7日、こうツイートしたのは自由民主党の杉田水脈衆議院議員(53)だ。インターネット上の誹謗中傷対策も担当する総務省の政務官という立場ながら、過去に誹謗中傷や差別的な発言を繰り返していたことを問題視されていた杉田氏。12月2日の参議院予算委員会で謝罪を行い、しっかりと反省しているかと思いきや、冒頭のツイートの「堅忍不抜」という言葉に疑問の声が出ているのだ。

岩波書店『広辞苑』によると、「堅忍不抜」とは<がまんづよくたえ忍んで心を動かさないこと>という意味。ツイッター上ではこんな指摘が。

《不本意ながら謝ったけれど、心は動いていないということですか》

《つまり反省していませんということですね》

《あなたの差別的発言によって傷付いた人々こそ今までずっと耐えてきたんだぞ。まるで自分が被害者かのような発言はやめろ》


一方、支持者と思われるアカウントからは、こんな声も。

《雑音は気にせずに「堅忍不抜」で頑張ってください。》

《『堅忍不抜』貫いてください》

さまざまな反応を呼んでいる「堅忍不抜」という言葉。じつは杉田氏は、ジャーナリストの伊藤詩織さんを誹謗中傷する多数のツイートに対して「いいね」を押して拡散したとして、伊藤さんに訴えられた直後の2020年10月の書道展の作品でもこの言葉を選んでいる。単に「堅忍不抜」を気に入っているだけの可能性もあるが……。政治部記者はこう語る。

「2日の謝罪のとき、杉田さんは『松本総務大臣からそうした表現を取り消すよう、指示がありました。内閣の一員として、それに従い』と、あたかも上から命じられて不本意ながら謝っているようにとれるようなことを言いました。ここにきて、この言葉のチョイスですから、本当は反省していないと取られても仕方がないでしょう」

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小川榮太郎は岸田文雄の「ブレーン」 → 小川が杉田水脈を『擁護』しているので、岸田文雄は杉田を切れない

2022-12-04 08:21:17 | 山口敬之関連事件


「傷つかれた方々に謝罪し、表現を取り消す」──昨日2日、杉田水脈・総務大臣政務官が過去の発言について撤回・謝罪すると言い出した。「LGBTには生産性がない」と発言してから約4年、今年8月も「性的マイノリティの方を差別したことはない」などと発言していた杉田政務官だが、無論、いまなお反省していないのは明らかだ。

 それは、撤回・謝罪をおこなった昨日2日の参院予算委員会での答弁からもはっきりしている。杉田政務官は、こう述べた。

「過去の配慮を欠いた表現、そういったことを反省するとともに、松本総務大臣から私に対し、傷つかれた方々に謝罪し、そうした表現を取り消すように指示がありました。私としても内閣の一員としてそれに従い、傷つかれた方々に謝罪し、そうした表現を取り消します」

 ようするに、松本剛明総務相から指示されたから撤回・謝罪するだけだと、当の杉田政務官が述べているのだ。

 杉田政務官の差別発言問題は、いま開かれている臨時国会において何度も追及を受けてきたが、杉田政務官はそのたびに頑なに撤回・謝罪することを拒んできた。

 しかし、11月30日の参院予算委員会での答弁があまりにひどく、ネット上でも批判が殺到する事態になっていた。

 岸田政権は、大臣の辞任ドミノにはじまり、秋葉賢也復興相の「影武者」疑惑や岸田首相を筆頭とする「空白領収書」など問題が次から次に噴出して、対応に追われている。杉田発言問題についても、当初は逃げ切れると高をくくっていたものの、30日の参院予算委員会答弁で批判が放置できないくらい広がったため、「謝っておけ」と指示するにいたったということだろう。

 実際、11月30日の参院予算委員会での杉田政務官の答弁はあまりに酷いものだった。

アイヌ差別、在日コリアン差別を「一般人だった」と開き直り 「前衆院議員」として活動していたのに
 その筆頭というべきものが、アイヌ・在日コリアンへの侮蔑発言への弁明だった。

 杉田氏は、2016年2月にジュネーブで開催された国連女性差別撤廃条約に参加したアイヌ民族や在日コリアンの女性たちについて、杉田氏が当時、自身のブログで〈国連の会議室では小汚い格好に加え、チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります〉などと露骨な民族蔑視投稿をおこなっていた。

 この問題を立憲民主党の塩村文夏参院議員が追及したのだが、杉田議員は発言を訂正・謝罪することなく「事実ではございます。ただ、このときは私はまだ国会議員ではなく、一般人でございました」と、答弁をおこなったのだ。

 まるで一般人ならば、どんな民族差別をしてもなんの問題もないかのような物言い。これだけでも大問題だが、加えて杉田氏は当時、一般人などという立場ではなかった。杉田氏は2012年に日本維新の会から衆院選に出馬し比例復活で初当選。2014年に維新の分裂に伴って次世代の党に参加したが、その年の衆院選で落選。その後は「前衆院議員」という肩書きで活動し、産経系メディアなどで歴史修正主義発言を連発する前衆院議員の論客として持て囃されていた。

 つまり、「前衆院議員」として差別を垂れ流していたのに、それをネグって、「私はまだ国会議員ではなく、一般人でございました」などと開き直っていたのである。

 だが、酷い答弁はこれだけではなかった。同委員会では、杉田氏が2014年10月31日に本会議において「男女平等は絶対に実現しない反道徳の妄想」と発言した件についても追及されたのだが、杉田政務官、今度は「当時、現在とは異なる政党に所属をしていた」などと答弁したのだ。維新や次世代の党にいたら、差別発言や陰謀論が許されるとでもいうのか。

 さらに、同じ2014年10月の内閣委員会で杉田氏が「日本に女性差別というものは存在しない」と発言した件を追及されると、杉田政務官はこう答えた。

「日本には命にかかわる酷い女性差別は存在しないという、そういう趣旨でございます」

 この国にはDVをはじめとして「直接的に命にかかわる女性差別」が存在するし、SNS上では権利を訴える女性たちに対する誹謗中傷などの攻撃や、経済的格差による女性の貧困問題など、命の問題にかかわりかねない女性差別も存在する。ところが杉田政務官は、この期に及んでも「日本には命にかかわる酷い女性差別は存在しない」などと口にしたのである。

伊藤詩織氏に対する性暴力事件について「当時は性暴力はない」「性被害者も存在しない」と暴言答弁
 そして、極め付きは、杉田氏がおこなった伊藤詩織氏に対する攻撃についての答弁だ。伊藤氏が受けた性暴力について、英・BBCの取材のなかで杉田氏が「あきらかに女としても落ち度がある」と発言したことについて追及を受けると、杉田政務官はこう言い放ったのだ。

「BBCのインタビューを受けたのはいまから4年前でございまして、当時は刑事裁判におきまして不起訴ということになっております。そしてまた、検察のほうも不起訴相当ということになっておりまして、当時は性暴力というのはございませんで、性被害者というのも存在していないというふうに思っております」

 周知のとおり、伊藤氏が山口敬之氏に性暴力を受けた事件では、安倍官邸の圧力によって刑事事件化されなかったものの、民事訴訟では東京高裁が「合意なく山口氏が性行為に及んだ」と認定している。また、杉田政務官に対しても、当時、伊藤氏に対する誹謗中傷ツイートに25も「いいね」を押したことが伊藤氏の名誉感情を傷つけたとして、今年10月、東京高裁が賠償命令の判決を下している(杉田氏はその後、最高裁に上告)。

 だが、こうした事実を杉田政務官は無視し、「当時は性暴力はない」「性被害というのも存在していない」と強弁。いまだに伊藤氏答弁をおこなったのだ。

 つまり、こうしたあまりに酷い答弁に、ネット上などで厳しい批判が広がったため、岸田政権が杉田政務官に謝罪を命じ、杉田氏も昨日2日の参院予算委員会でしぶしぶ形だけの撤回・謝罪に応じたのである。

 しかも、杉田政務官が撤回・謝罪をしたのは、在日コリアンやアイヌの女性たちに対する発言と、「LGBTには生産性がない」発言の2つだけ。そのほかの発言については2日の予算員会でも「反省している」と口にしつつも一切撤回しようとせず、開き直り答弁を続けた。

 たとえば、「男女平等は絶対に実現しない反道徳の妄想」という発言について、あらためて民社党の福島瑞穂党首が発言の意味について問いただしたのだが、杉田政務官は「(当時の)党を代表しての発言」などと答弁し、11月30日と同じような主張を繰り返した。これには福島党首が「党は変わっても、あなたはあなたでしょ」と突っ込んでいたが、まさしくそのとおりだろう。

 また、「日本に女性差別というものは存在しない」「日本には命にかかわる酷い女性差別は存在しない」という答弁についても、杉田政務官はまたも「世界各国には日本にくらべて女性が厳しい立場に置かれている国々があるという趣旨だった」「女性差別がより深刻な国があることを強調したいための表現だった」などと何の説明にもなっていないゴマカシを続けた。

 しかも、撤回・謝罪するとした発言についても、「差別発言だと認めるか」と福島党首に問われると、杉田政務官は「しっかり精査して対応していく」と答弁。「差別発言だった」とは認めなかった。

岸田首相はなぜ杉田水脈を守る? 杉田重用は安倍晋三“極右差別主義”の象徴 あの極右安倍応援団も杉田を応援
 だが、問題なのは、いまだに反省の色もない杉田政務官だけではない。最大の問題は、このような差別主義者を、適当に撤回・謝罪させて罷免することもなく、総務大臣政務官を続投させている岸田首相にある。

 実際、昨日2日の参院予算委員会では、「男女平等は絶対に実現しない反道徳の妄想」という発言の意味を問われた杉田政務官が「(当時の)党を代表しての発言」だったと言い張ったが、岸田首相も一緒になって「内閣の一員になる前の発言。別の党にいたときの発言」などと答弁。挙げ句、杉田政務官について、岸田首相は「職責を果たすだけの能力を持った人物と判断した。政府の方針に従って職務に専念してもらう」などと言い、更迭を拒否したのだ。

 これだけの差別言辞を垂れ流してきた杉田氏を、「職責を果たすだけの能力を持った人物」などと評価する岸田首相──。しかし、それも当然なのかもしれない。というのも、岸田首相の“ブレーン”だと囁かれているのが、杉田政務官と近い小川榮太郎氏だからだ。

 小川氏といえば、熱心な安倍応援団のひとりであり、杉田氏の「LGBTには生産性がない」発言を“性的マイノリティを認めるなら痴漢の触る権利も保障せよ”なるヘイトの上塗りで擁護した人物だが、「週刊文春」(文藝春秋)は今年9月、「岸田氏にとって小川氏は、安倍氏を支持してきた右派の中では、ほぼ唯一と言っていい“ブレーン”」だと伝えている(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2022/09/post-6229.html)。

 そして、この小川氏は、11月25日に自身のFacebookで、12月15日に開催されるという「衆議院議員杉田水脈さんを育てる会」の告知を投稿。そこでは、このような杉田政務官への応援メッセージを寄せている。

〈みんなで杉田水脈議員の応援の輪を広げよう!
選挙のたびに安倍晋三先生が死守した杉田さん。
他の自民党重鎮たちは、杉田さんが目障りで仕方がない。
イデオロギーで叩かれる存在は自民党の大概の連中にとっては邪魔なんです。公認を渋る執行部を叱責して杉田さんの議席を守ったのは安倍氏その人でした。私はその実態を詳細に知っている。
イデオロギーと本気で戦う政治家は、安倍さんと杉田さんしかいなかった。巨木である安倍さんが倒れたあと、杉田さんの議席と社会的名誉を死守するのは、私たち保守の責務だと信じます。〉

 平然と歴史修正主義と差別を振りまく杉田氏を、自ら自民党に引き入れ、中国ブロック比例名簿実質1位で当選させた安倍晋三・元首相。そして、熱烈な安倍応援団を自身のブレーンに重用し、安倍元首相亡き後、よりにもよって杉田氏を総務大臣政務官に抜擢した岸田首相。つまり、政治が差別を是認するという異常な状況を生み出した「安倍的なるもの」は、こうして脈々と岸田政権にも根を張っているのだ。

 差別主義者をのさばらせ政務官に据えつづける、岸田首相の判断を看過することはできない。即刻、杉田氏を政務官から更迭するのはもちろん、いまだ安倍氏の極右差別主義思想に縛られ続けているこんな総理大臣は一刻も早く、権力の座から引きずり降ろさなければならない。

(編集部)

最終更新:2022.12.03 09:23

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「撤回しても(発言などが)なかったことにはならない。少なくとも政務官は辞めるべきだ」

2022-12-03 00:50:17 | 山口敬之関連事件


性的少数者(LGBTQ)や在日コリアン、アイヌ民族らを差別する発言を繰り返してきた杉田水脈みお総務政務官が2日、松本剛明総務相に指示され、ようやく一部を謝罪、撤回した。しかし、当事者からは「本心から反省しているか」と疑問の声が上がった。(梅野光春、奥野斐)
◆アイヌ民族や在日コリアン、収まらぬ怒り
 2日の参院予算委員会。杉田氏は神妙な様子で「過去の配慮を欠いた表現を反省し、傷つかれた方々に謝罪し、取り消す」と答弁した。用意した紙に目を落とし、松本総務相が代わりに答弁するシーンもあった。
 「許せない。撤回しても心は変わってないだろう」。東京を拠点にアイヌ権利回復運動を展開し、今は北海道白老町に住むアイヌ民族の宇梶静江さん(89)の怒りは収まらない。
 「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」とやゆする投稿は2016年2月。宇梶さんは、国会で取り上げられた先月30日に初めて知った。「汚された気持ち。こんな人が国を治めているとは情けない」
 在日2世の映画監督金聖雄キムソンウンさん(59)=東京都武蔵野市=は「杉田氏のように公的な立場にいる人が堂々と差別的な発言をするのを見て、『言ってもいいんだ』と捉える風潮が広まったと思う」と政治家の差別発言を危惧。今回の撤回と謝罪は「どうやったら批判を切り抜けられるか、という政権側の思惑が透けて見える」と突き放す。
杉田氏が性的少数者について「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」とつづった寄稿は18年、月刊誌「新潮45」8月号に掲載。その直後、東京・永田町の自民党本部前で抗議集会が開かれた。
 集会に参加したゲイで当事者団体「同性パートナーシップ・ネット」共同代表の池田宏さん(63)は「4年以上、謝罪・撤回しなかった杉田氏の人格や良識を疑う。自分の子どもや家族に当事者がいる可能性を考えたことがあるのか」。
◆「上から言われて謝るのは非常に不誠実」
 レズビアンで「LGBT法連合会」理事の五十嵐ゆりさん(49)は「抗議の声は無視し、上から言われて謝るというのは非常に不誠実」と指弾。「明らかなジェンダー差別、人権侵害を繰り返してきた。当事者の実態や困難を聞く耳を持つべきだ」と杉田氏に注文する。
 トランスジェンダー当事者で医療の課題解消に向けて活動する岩井紀穂かずほさん(52)=埼玉県草加市=は「撤回しても(発言などが)なかったことにはならない。少なくとも政務官は辞めるべきだ」と強調した。

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「若作りオバサン」・杉田水脈は、西宮市役所在籍時代に市民と『取っ組み合いの大げんか』やらかした!:2018年8/3(金) 7:30配信 神戸新聞NEXT

2022-12-03 00:45:13 | 山口敬之関連事件
所詮、こいつも「なんちゃってウヨ」であり、正真正銘の「極右女」じゃないんだろ。

また、51歳には「見えない(見えなくしている)」ような、『若作り』をしているところを察するに、「ただの目立ちたがり屋」なだけだろ。

加えて、みんなの党 → 日本維新の会 → 次世代の党 → 自民党、と渡り歩いているさま(要するに、節操がないところ)を見ると、「ひょっとこ政宗」(和田政宗)とよく似ている。

こいつには、国会議員の基本である、「国家をこう作りあげたい」という信条がないように思うね。

議員辞職したらどう。


市民と取っ組み合い寸前 問題発言の杉田水脈議員、市職員時代から騒動(神戸新聞) 赤かぶ




8/3(金) 7:30配信 神戸新聞NEXT

月刊誌で性的少数者(LGBT)カップルを念頭に「子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」などと主張し、批判を浴びた杉田水脈(みお)衆院議員(51)=自民党、比例中国。政界入りする前の兵庫県西宮市職員時代、当時市議だった今村岳司前市長らと公務員改革を訴え、国会議員になってからは複数の政党を渡り歩いた。元同僚の市職員は今回の騒動について、数々の失言で信頼を失った今村氏と重ね「反発されることが分かっていても、過激な発言を続けるしかないのでは」と冷ややかに見る。(井関 徹、前川茂之)

杉田氏は1992年に同市に入庁。18年間、政策や子育て関連の部署に所属した。政治家として過激な言動で注目される姿に、元同僚らは「騒動の片りんは市職員時代からあった」と口をそろえる。「攻撃的な発言をして、市民と取っ組み合いになりそうになったこともある」という。

 在職中、若手同僚らと「スーパー公務員塾」を結成。市議だった今村氏らと連携し、公務員改革の必要性を訴えた。職員によると、自治体職員向けの講座などを開き、積極的に発言していたという。

 杉田氏の元上司で、市長当時の今村氏にも仕えた職員は「2人は目立ちたがり屋という点が共通する。反発されると分かっていても一定のファンがいる以上、過激な発言を続けるしかないのだろう」と指摘する。

 杉田氏は2010年、みんなの党支部長として兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)で活動を開始。同党と日本維新の会との連携協議が物別れに終わると、維新にくら替えし、12年衆院選で比例復活で初当選した。

 この際の取材に「当選して政策を実現することが重要。一つの党に居続けることがぶれないこととは思わない」などと語っていた。

 その後、維新の分党で14年には石原慎太郎氏が率いた次世代の党(現日本のこころ)に参加。昨年の衆院選は自民党の中国ブロックの比例単独で当選した。

 こうした経緯について別の西宮市職員は「周囲との協調性がなかった。選挙のたびに政党が変わるのも、組織の中で生きていけないからでは」と推測。ある自民の兵庫県議は「騒動を起こして注目を集め、埋没を防ぐ。今回も存在を知ってもらうための行為だったかもしれない」といぶかる。


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西宮市役所職員時代の杉田水脈:「騒動の片りんは市職員時代からあった」「攻撃的な発言をして、市民と取っ組み合いになりそうになったこともある」

2022-12-03 00:43:23 | 山口敬之関連事件
なんだこいつ大賞受賞 杉田水脈「発言を撤回はするが差別とは認めない」

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杉田水脈、今度はアイヌ民族や在日コリアンへの侮辱で批判殺到 それでも更迭しない岸田文雄

2022-12-02 19:34:30 | 山口敬之関連事件


杉田水脈みお総務政務官が過去のブログでアイヌ民族などを侮辱していたことが、新たに国会で取り上げられた。杉田氏は性的少数者や性暴力被害者に対する表現でも批判を浴びており、マイノリティーや弱者への感覚にいっそう疑問が強まる。アイヌなどから憤りの声が上がるものの、岸田文雄首相は更迭しない意向のようだ。このままでいいのか。(特別報道部・中山岳)
◆「当時、私は一般人だった」と釈明
 「あまりにひどい内容なのでパネルにできず、紙の資料でお配りしています」。11月30日の参院予算委員会。立憲民主党の塩村文夏氏はこう切り出し、杉田氏のブログを紹介した。
 ブログは、2016年2月にスイスのジュネーブで開かれ、自身が足を運んだ国連女性差別撤廃委員会が題材だった。「目の前に敵がいる! 大量の左翼軍団です」と記載。参加したアイヌや在日コリアンを「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」とやゆした。
 さらに、参加団体の記者会見を聞こうとしたところ、囲まれて拒否されたとし「彼らは、存在だけで日本国の恥晒さらしです」などとつづった。
 答弁で杉田氏は自ら書いたと認め、「100人ぐらいの方々が取り囲んで、至近距離で罵声を浴びせられた。当時、一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がなかった」と釈明。塩村氏は「人権感覚があるのか疑わしい」と語気を強めた。
◆勝手に入って無断撮影したら「罵声を受けた」?
 当時の参加者たちからも、批判の声が上がる。
 ブログで名前を取り上げられた、当時参院議員だった糸数慶子氏は「会場には女性の権利向上を目指してNGOや当事者団体が集まっていた。そうした人々を十把ひとからげに『左翼』と攻撃し、おとしめた。とんでもない曲解で今も悔しい」と怒りをにじませる。
 「罵声を受けた」との杉田氏の主張には、「一般公開されていない会議や記者会見に杉田氏らが勝手に入り、無断で参加者を撮影していたので注意されていた」と述べる。
 「ブログの表現は差別やヘイトスピーチでなくて何なのか」と憤るのは、所属する札幌アイヌ協会の会員たちと民族衣装を着て参加した多原良子氏だ。「今もブログが読めることも問題。こうしたアイヌを差別する記事をネタにして、ネトウヨはヘイトスピーチを繰り返してきたからだ」
 北海道大アイヌ・先住民研究センター長の加藤博文教授(先住民考古学)は「アイヌが民族衣装を着ることは、文化的なアイデンティティーの表現だ。コスプレという杉田氏の表現は不適切で、事実誤認がある」と指摘する。
 19年施行のアイヌ施策推進法(アイヌ新法)では「アイヌの人々の民族としての誇りが尊重される」ことがうたわれている。こうした点も踏まえ、加藤氏は、杉田氏がブログの記事を撤回しないことにも疑問を呈する。「今後も放置したままなら、アイヌなど少数民族への差別を故意に発信していると捉えられても仕方ないのではないか」
◆続投させてもプラスにならないが…
 参院予算委で塩村氏は政務官を更迭するべきだと岸田首相に迫ったが、首相は「内閣の一員になる前の言動には、政治家自身が政治の信頼のために説明責任を果たし、適切に対応してもらわなければならない」と述べるにとどまった。
 杉田氏を巡り、たびたび国会が紛糾しても岸田首相が続投させるのはなぜか。
 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「寺田稔総務相の更迭など3閣僚が交代し、政権の体力は奪われている。杉田氏の続投はプラスではないものの、何としても4人目は避けたいのだろう」と指摘。「杉田氏の答弁は質問の趣旨をねじまげたような内容も目につく。野党による追及は続くだろう。岸田首相は遠くない時期に内閣改造で交代させることも考えているのではないか」

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