東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 127.74/76 1.0735/39 137.14/18
NY午後5時 127.11/15 1.0727/31 137.53/57
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の127円後半。時間外取引での米長期金利の上昇でドルは朝方一時128.33円の高値を付けたが、128円台では利益確定売りが強まり徐々に上値を重くした。あす以降、米国で重要な経済指標の公表が相次ぐためドルの上値を追う動きは限られ、手仕舞い売りが出たという。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27279.80 -89.63 27318.09 27250.70
─27463.33
TOPIX 1912.67 -9.77 1917.11 1911.02
─1926.00
東証出来高(万株) 228880 東証売買代金(億円) 55088.42
東京株式市場で日経平均は反落した。前週末比89円63銭安の2万7279円80前で大引けとなった。 前週末の米国株式市場が休場だったこともあって手掛かり材料に欠く状態となり、総じて動きに乏しい典型的な「月曜ボケ」商状。材料面では引き続き上海の規制解除が注目されたほか、国内では伝えられた「骨太の方針」の一部を材料視する動きがあったものの、相場全体を押し上げるまで至っていない。
プライム市場の騰落数は、値上がり589銘柄(32%)に対し、値下がりが1184銘柄(64%)、変わらずが64銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.026
ユーロ円金先(22年6月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.026%になった。前営業日(マイナス0.022%)から低下した。「月末に当たるため、ビッドサイドに取引を控える向きがあった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年6月限 149.65 (-0.26)
安値─高値 149.65─149.83
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.235% (+0.005)
安値─高値 0.235─0.235%
国債先物中心限月6月限は前営業日比26銭安の149円65銭と大幅続落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.235%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.13─0.03
3年物 0.17─0.07
4年物 0.20─0.10
5年物 0.23─0.13
7年物 0.32─0.22
10年物 0.45─0.35
日経平均は89円安と3日ぶり反落、利益確定売り続き上値重い、海運株や不動産株など軟調=31日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2022/05/31 15:21
31日後場の日経平均株価は前日比89円63銭安の2万7279円80銭と3営業日ぶりに反落。朝方は、きのう大幅続伸した反動で売りが先行したが、上げに転じる場面もあった。30日の米国市場は休場ながら、日本時間31日朝の時間外取引での米株価指数先物高が支えとなり、一時2万7463円33銭(前日比93円90銭高)まで値を上げた。ただ、買いは続かず、利益確定売りに再度マイナス圏入りし、一時2万7250円70銭(同118円73銭安)まで値を下げた。その後の戻りは限定され、引けにかけては利益確定売りが続きマイナス圏で上値の重い展開となった。なかで、海運株や不動産株などが軟調だった。
MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数銘柄の定期見直しに伴い、東証プライムの出来高は22億8880万株、売買代金は5兆5088億円と大きく膨らんだ。騰落銘柄数は値上がり589銘柄、値下がり1184銘柄、変わらず64銘柄。
市場からは「きのうの大幅高(日経平均で587円高)で利益確定売りが出やすいが、その割には頑張っている。昨年9月高値を起点に下降中の上値抵抗ラインを上抜けば、敬意を表して買いを誘発する可能性がある。ただし、買い進む材料には乏しく、上値では戻り売りへの警戒感も出てくる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株が下落。住友不<8830>、三井不<8801>、東建物<8804>などの不動産株も安い。ANA<9202>、JAL<9201>などの空運株もさえない。東ガス<9531>、中部電力<9502>、中国電力<9504>などの電気ガス株や、任天堂<7974>、アシックス<7936>などのその他製品株も値を下げた。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、京都銀行<8369>などの銀行株や、クレセゾン<8253>、JPX<8697>などのその他金融株も売られた。
半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が上昇。SOMPOH<8630>、MS&AD<8725>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も買われ、コスモエネH<5021>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も高い。日本製鉄<5401>、丸一管<5463>などの鉄鋼株や、住友ゴム<5110>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も引き締まった。
個別では、シンクロF<3963>、日医工<4541>、EMシステム<4820>、Vキューブ<3681>、いちご<2337>などの下げが目立った。半面、松風<7979>、パイオラクス<5988>、ips<4390>、エスクロAJ<6093>、トーエネク<1946>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、27業種が下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,491.53 -7.59 -0.51% +0.72% -0.44% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,276.78 -5.91 -0.46% +0.69% +1.49% 15:00
日経平均株価
27,279.80 -89.63 -0.33% +1.61% -5.48% 15:15
日経500平均
2,476.10 -13.97 -0.56% +0.02% -8.14% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,912.67 -9.77 -0.51% +0.69% -0.54% 15:00
日経300指数
404.71 -1.94 -0.48% +0.42% +0.14% 15:15
東証REIT指数
2,006.03 +4.61 +0.23% +1.53% -3.26% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
947.01 -3.42 -0.36% +0.87% +3.69% 15:00
東証マザーズ指数
671.25 -6.01 -0.89% -3.34% -41.63% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,215.21 -11.76 -0.53% +0.38% -1.75% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,029.89 -12.43 -0.61% +0.77% -4.48% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,943.56 -11.83 -0.61% +0.43% -1.50% 15:00
中国 上海総合指数
3,186.43 +37.37 +1.19% +4.57% -11.87% 17:29
中国 上海A株指数
3,338.94 +39.09 +1.18% +4.56% -11.90% 17:29
中国 深センA株指数
2,099.68 +32.56 +1.58% +6.82% -17.08% 16:00
中国 深セン成分指数
11,527.62 +217.34 +1.92% +4.59% -23.13% 16:00
中国 上海B株指数
308.66 +0.57 +0.19% +5.95% +23.00% 17:29
中国 深センB株指数
1,100.81 -4.48 -0.41% +5.39% -5.09% 16:00
中国 上海50A株指数
2,813.22 +34.77 +1.25% +0.28% -22.93% 17:29
中国 上海180A株指数
8,724.45 +109.37 +1.27% +1.50% -19.74% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,691.78 +31.61 +1.19% +4.57% -11.91% 17:29
中国 創業板指数
2,405.08 +54.70 +2.33% +3.71% -27.32% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
4,091.52 +62.50 +1.55% +1.87% -23.26% 16:00
中国 深セン総合指数
2,006.95 +31.06 +1.57% +6.82% -17.06% 16:00
日経平均
現在値 27,279.80↓ (22/05/31 15:15)
前日比 -89.63 (-0.33%)
始値 27,318.09 (09:00) 前日終値 27,369.43 (22/05/30)
高値 27,463.33 (09:12) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 27,250.70 (10:10) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反落、東エレクとKDDIが2銘柄で約40円分押し下げ16:30 配信フィスコ
5月31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり61銘柄、値下がり158銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反落。前日の米株式市場は祝日で休場。一方、欧州市場では主要株価指数が揃って堅調に推移。日経平均は51.34円安と小幅反落でスタート。欧州株高を好感して一時27463.33円(93.90円高)と上昇に転じる場面があったが、前日に600円近く大幅に上昇した反動もあり失速。欧州の対ロ追加制裁を背景とした原油高への懸念も重石となり、一時は27250.70円(118.73円安)まで下落。一方、時間外取引のナスダック100先物の堅調推移や為替の円安進行が投資家心理を下支えし、日経平均は前引けにかけては再びプラス圏に浮上。午前に発表された中国5月の購買担当者景気指数(PMI)が、製造業と非製造業の双方で揃って前月から改善したことも支援要因になった。しかし、午後は再び売り優勢となり、下落に転じると、その後はじり安基調が続いた。
なお、本日は、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)による定期銘柄見直しに伴うリバランスが行われたもよう。
大引けの日経平均は前日比89.63円安の27279.80円となった。東証プライムの売買高は22億8880万株、売買代金は5兆5088億円だった。セクターでは鉱業、保険、石油・石炭が上昇率上位となった一方、海運、不動産、空運が下落率上位となった。東証プライムの値下がり銘柄は全体の64%、対して値上がり銘柄は32%となった。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約27円押し下げた。同2位はKDDI<9433>となり、ファナック<6954>、テルモ<4543>、京セラ<6971>、第一三共<4568>、住友不<8830>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約12円押し上げた。同2位はアドバンテ<6857>となり、TDK<6762>、富士フイルム<4901>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>がつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27279.80(-89.63)
値上がり銘柄数 61(寄与度+84.25)
値下がり銘柄数 158(寄与度-173.88)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 61950 350 +12.30
<6857> アドバンテス 8900 110 +7.73
<6762> TDK 4465 50 +5.27
<4901> 富士フイルム 7107 138 +4.85
<9984> ソフトバンクG 5379 21 +4.43
<6098> リクルートHD 4734 40 +4.22
<6758> ソニーG 12115 120 +4.22
<4503> アステラス薬 2062.5 21 +3.69
<7270> SUBARU 2227.5 95 +3.34
<4063> 信越化 18335 85 +2.99
<6976> 太陽誘電 5310 80 +2.81
<4507> 塩野義薬 6877 61 +2.14
<6988> 日東電 9350 60 +2.11
<6479> ミネベア 2410 58 +2.04
<9735> セコム 8497 51 +1.79
<8766> 東京海上 7466 100 +1.76
<6367> ダイキン工 20685 45 +1.58
<8031> 三井物産 3232 44 +1.55
<6981> 村田製 8300 53 +1.49
<4519> 中外薬 3528 14 +1.48
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 58980 -770 -27.06
<9433> KDDI 4486 -64 -13.49
<6954> ファナック 21105 -210 -7.38
<4543> テルモ 4170 -51 -7.17
<6971> 京セラ 7267 -82 -5.76
<4568> 第一三共 3419 -45 -4.74
<8830> 住友不 3475 -134 -4.71
<7733> オリンパス 2690.5 -30.5 -4.29
<7832> バンナムHD 9625 -102 -3.58
<4021> 日産化 7280 -100 -3.51
<4523> エーザイ 5298 -99 -3.48
<1925> 大和ハウス 3105 -94 -3.30
<7974> 任天堂 57420 -910 -3.20
<9766> コナミHD 8800 -90 -3.16
<4578> 大塚HD 4289 -88 -3.09
<8015> 豊田通商 4925 -85 -2.99
<7951> ヤマハ 5320 -70 -2.46
<4911> 資生堂 5426 -67 -2.35
<8058> 三菱商事 4433 -66 -2.32
<9613> NTTデータ 2024 -13 -2.28
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,912.67↑ (22/05/31 15:00)
前日比 -9.77 (-0.51%)
始値 1,917.11 (09:00) 前日終値 1,922.44 (22/05/30)
高値 1,926.00 (09:15) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,911.02 (14:54) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:鉱業が上昇率トップ15:38 配信フィスコ
鉱業が上昇率トップ。そのほか保険業、石油・石炭製品、鉄鋼、ゴム製品なども上昇。一方、海運業が下落率トップ。そのほか不動産業、空運業、電力・ガス業、その他製品なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 鉱業 / 468.93 / 5.93
2. 保険業 / 1,296.6 / 1.45
3. 石油・石炭製品 / 1,210.53 / 0.77
4. 鉄鋼 / 485.89 / 0.50
5. ゴム製品 / 3,460.37 / 0.18
6. 輸送用機器 / 3,330.11 / 0.05
7. 電気機器 / 3,511.69 / -0.08
8. 化学工業 / 2,068.58 / -0.19
9. パルプ・紙 / 441.89 / -0.23
10. 水産・農林業 / 470.81 / -0.36
11. ガラス・土石製品 / 1,071.78 / -0.36
12. 証券業 / 358.72 / -0.36
13. 非鉄金属 / 1,037.63 / -0.38
14. 小売業 / 1,239.63 / -0.40
15. 繊維業 / 547.75 / -0.45
16. 金属製品 / 1,174.46 / -0.49
17. 機械 / 2,161.47 / -0.56
18. サービス業 / 2,509.44 / -0.60
19. 卸売業 / 2,082.28 / -0.61
20. 食料品 / 1,633.49 / -0.66
21. 医薬品 / 3,094.08 / -0.75
22. 陸運業 / 1,749.22 / -0.95
23. 建設業 / 1,091.97 / -0.95
24. 情報・通信業 / 4,812.78 / -0.96
25. 精密機器 / 9,982.17 / -1.01
26. 倉庫・運輸関連業 / 2,036.7 / -1.04
27. その他金融業 / 711.88 / -1.07
28. 銀行業 / 154.2 / -1.11
29. その他製品 / 3,648.31 / -1.26
30. 電力・ガス業 / 366.06 / -1.45
31. 空運業 / 198.99 / -2.05
32. 不動産業 / 1,488.47 / -2.38
33. 海運業 / 1,235.3 / -2.64
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,245.93↑ (22/05/31 15:00)
前日比 -88.98 (-0.51%)
始値 17,286.59 (09:00) 前日終値 17,334.91 (22/05/30)
高値 17,373.33 (09:15) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,231.20 (14:54) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 983.98 (22/05/31 --:--)
前日比 -5.03 (-0.51%)
前日終値 989.01 (22/05/30)
東証スタンダード市場指数
現在値 967.34 (22/05/31 --:--)
前日比 +1.09 (+0.11%)
前日終値 966.25 (22/05/30)
東証グロース市場指数
現在値 850.64 (22/05/31 --:--)
前日比 -7.28 (-0.85%)
始値 -- (--:--) 前日終値 857.92 (22/05/30)
東証グロ-ス指数は反落、マイナス圏での軟調もみ合い展開/グロース市況18:06 配信フィスコ
東証グロース市場指数:850.64 (-7.28)
出来高:2億2107万株
売買代金:1371億円
東証マザーズ指数:671.25 (-6.01)
出来高:2億2094万株
売買代金:1371億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって反落、値上がり銘柄数は201、値下り銘柄数は231、変わらずは30。本日のグロース市場は軟調もみ合い展開となった。前日30日の米株式市場はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)のため休場。欧州市場の主要株価指数は揃って堅調に推移した。新たな手掛かりに乏しく、週明けの米株市場の動向を見極めたい動きが広がるなか、本日の東証グロ-ス指数は反落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後下げ渋り、前引けにかけて下げ幅を縮小した。ただ、その後買いは続かずマイナス圏での軟調もみ合い展開となった。先週末にかけて連日上昇した米国市場が連休明けの今晩も上昇基調を維持できるかを見極めたい思惑があり、積極的に買い進む動きは乏しく、前日大幅に上昇した分の利食い売りが優勢となった。ただ、両指数ともに前日の上昇分をしっかりと保持しており、大きく下落しなかったことは好印象となった。出来高や売買代金も復調傾向にあり、個人投資家の物色は続いたことが窺えた。また、本日東証グロース市場に新規上場したトリプルアイズ<5026>は気配値上限で上場初日の取引を終えており、個人投資家の取引参加意欲が高まっていたことも窺えた。個別では、前日まで大幅に上昇していたクラスターテクノロジー<4240>が利食い売り優勢から9%安、軟調な展開が続いているスマレジ<4431>も9%安となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やJTOWER<4485>などが冴えなかった。値下り率上位には、トレンダーズ<6069>、ユーザベース<3966>、デリバリーコンサルティング<9240>などが顔を出した。一方、3DCG・アバターを制作する新サービス「3DCGオンデマンド」を開始すると発表したピクスタ<3416>が24%高のストップ高で値上がり率トップとなったほか、通信業界向け人材派遣会社とイベント制作会社を子会社化すると発表したピアズ<7066>が18%高のストップ高となった。また、子会社のftyが手掛けるゲームアプリ「Big Makeover」がApp Store(無料ゲーム)で日米ともに上位にランクインしたと発表した東京通信<7359>が16%高のストップ高となった。時価総額上位銘柄では、メルカリ<4385>が上昇した。値上がり率上位には、HPCシステムズ<6597>、交換できるくん<7695>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、ビジョナル<4194>、フリー、JTOWERなどが下落した。
マザーズ指数
現在値 671.25↑ (22/05/31 15:00)
前日比 -6.01 (-0.89%)
始値 671.92 (09:00) 前日終値 677.26 (22/05/30)
高値 676.53 (09:06) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 664.97 (09:37) 年初来安値 620.63 (22/05/12)
東証REIT指数
現在値 2,006.03↑ (22/05/31 15:00)
前日比 +4.61 (+0.23%)
始値 1,992.76 (09:00) 前日終値 2,001.42 (22/05/30)
高値 2,006.03 (15:00) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,991.61 (09:35) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 19.81↑ (22/05/31 15:20)
前日比 -0.12 (-0.60%)
始値 20.04 (09:00) 前日終値 19.93 (22/05/30)
高値 20.14 (10:06) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 19.42 (12:10) 年初来安値 18.01 (22/01/05)
日経VI:小幅に低下、株価落ち着いた動きで警戒感がやや緩和16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-0.12(低下率0.60%)の19.81と小幅に低下した。なお、高値は20.14、安値は19.42。昨日の米株式市場がメモリアルデーの祝日で休場だったことから、やや手掛かり材料不足の中、今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯した。取引開始後も日経225先物は方向感の定まらない動きとなったものの、株価は概ね底堅く、また、落ち着いた動きとなったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和し、午前の中頃からは日経VIは昨日の水準を下回って推移した。
日経平均先物
現在値 27,320.00↓ (22/05/31 06:00)
前日比 -80.00 (-0.29%)
高値 27,420.00 (18:29) 始値 27,370.00 (16:30)
安値 27,320.00 (22:27) 前日終値 27,400.00 (22/05/30)
TOPIX先物
現在値 1,919.00↑ (22/05/31 06:00)
前日比 -4.50 (-0.23%)
高値 1,926.00 (18:30) 始値 1,922.00 (16:30)
安値 1,918.00 (05:54) 前日終値 1,923.50 (22/05/30)
JPX日経400先物
現在値 17,295.00↓ (22/05/31 06:00)
前日比 -55.00 (-0.32%)
高値 17,360.00 (18:29) 始値 17,340.00 (16:30)
安値 17,295.00 (22:21) 前日終値 17,350.00 (22/05/30)
東証マザーズ指数先物
現在値 677.00↑ (22/05/31 06:00)
前日比 -1.00 (-0.15%)
高値 679.00 (16:41) 始値 677.00 (16:30)
安値 673.00 (01:53) 前日終値 678.00 (22/05/30)
NYダウ先物 円建
現在値 33,262.00↑ (22/05/31 03:40)
前日比 -38.00 (-0.11%)
高値 33,412.00 (18:55) 始値 33,349.00 (16:30)
安値 33,190.00 (22:38) 前日終値 33,300.00 (22/05/30)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,340.00↑ (22/05/30 11:59 CST)
前日比 +200.00 (+0.74%)
高値 27,420.00 始値 27,155.00
安値 27,055.00 前日終値 27,140.00 (22/05/27)
SGX日経平均先物
現在値 27,355.00↑ (22/05/31 05:03 SGT)
前日比 -30.00 (-0.11%)
高値 27,410.00 始値 27,370.00
安値 27,310.00 前日終値 27,385.00 (22/05/30)
長期国債先物
現在値 149.790↑ (22/05/31 05:54)
前日比 -0.120 (-0.08%)
高値 149.910 (15:31) 始値 149.900 (15:30)
安値 149.780 (05:50) 前日終値 149.910 (22/05/30)
5月31日の日本国債市場概況:債券先物は149円65銭で取引終了16:46 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年6月限
寄付149円80銭 高値149円83銭 安値149円65銭 引け149円65銭
売買高総計23075枚
2年 436回 -0.073%
5年 151回 0.002%
10年 366回 0.240%
20年 180回 0.755%
31日の債券先物6月限は、弱含み。149円80銭で取引を開始し、149円83銭まで買われた後、149円65銭まで下落し、149円65銭で取引を終えた。現物債の取引では、10年以降の気配が相対的に甘くなった。
<米国債概況>
米国債利回りは、反発。2年債は2.55%近辺、5年債は2.82%近辺、10年債は2.84%近辺、30年債は3.03%近辺で推移。
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は1.07%、英国債は1.99%、オーストラリア10年債は3.34%、NZ10年債は3.59%近辺で推移。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.043 (22/05/31 02:05)
前日比 +0.002
日本国債5年
年利回り 0.005 (22/05/31 02:05)
日本国債10年
年利回り 0.235 (22/05/31 02:05)
前日比 +0.005
アジア株式市場サマリー
中国株式市場は続伸。5週間ぶりの高値で引けた。消費関
連株やテック株が値上がりした。上海市のロックダウン(都市封鎖)解除を控え、海外資
金の流入が今年最高となった。
上海総合指数終値は37.3664ポイント(1.19%)高の3186.
4271。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数
終値は62.500ポイント(1.55%)高の4091.518。終値は4
月19日以来の高値。
リフィニティブのデータによると、株式相互取引(ストックコネクト)を通じて今年
最高の197億元(29億6000万ドル)がA株市場に流入した。
中国・上海市当局は31日、6月1日から通常の疫病抑制段階に入り、店舗の営業再
開や「低リスク」地域の労働者の職場復帰が可能になると発表した。ただ、公共施設は引
き続き収容人数の75%を上限とし、施設にアクセスする人は72時間以内に実施した新
型コロナウイルスPCR検査での陰性証明が必要となる。
野村は「上海の段階的な経済再開は、一息ついたという意味合いしかなく、転換点に
はならない。本当の転換点は(ゼロコロナ政策に対する)中国のスタンスが変化したとき
に実現する」との見方を示した。
中国国家統計局の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6と、前月の
47.4から上昇した。
中国国務院(内閣に相当)は31日、景気促進と雇用安定化に向けた一連の政策措置
を発表した。
生活必需品株は2.8%高、情報技術株は3.3%高。
半導体株と新エネルギー株は2%以上上昇。
香港株式市場も続伸。
ハンセン指数終値は291.27ポイント(1.38%)高の2万1415.
20。4月14日以来の高値で引けた。月間では1.5%上昇と、1月以来の大幅高とな
った。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は161.62ポイント(2.2
3%)高の7416.75。
ハンセンテック指数は3%高。美団が6.8%高。
本土系の不動産株は約2%上昇。新城発展は7%以上値上がりし
た。同社は1億ドル相当の米ドル債を起債したと発表した。中国の不動産開発会社が信用
補完を受けずに外貨建て債券を起債するのは今年初めて。
ソウル株式市場は3営業日続伸し、5週間ぶりの高値を付けた。中国経済の見通しが
改善し、海外勢から力強い買いが入った。
総合株価指数(KOSPI)は2日以来の高値で終了した。月間ベースでは0.34
%安となり、2カ月連続の下落となった。
中国国務院はこの日、景気支援のため一連の新しい政策措置を発表した。また、主要
な製造拠点で新型コロナウイルスの感染抑制策が緩和される中、5月の中国製造業購買担
当者景況指数(PMI)は49.6と、前月の47.4から上昇し、景況感の悪化ペース
が鈍化した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は0.44%安。一方、S
Kハイニックス<000660.KSは0.93%高。電池メーカーのLGエナジー・ソリューショ
ンは1.02%高、その親会社LG化学は5.03%高だった。
外国人投資家は1兆0600億ウォン(8億5649万ドル)相当の買い越し。買い
越し額は、2021年8月末以来の高水準となった。
シドニー株式市場は反落して引けた。ハイテク株と金融株が下落を主導した。月間の
下落幅は、過去4カ月で最大を記録した。第1四半期の輸入増加に伴い、経済成長率に関
する統計や利上げをめぐる不透明感が強まった。
S&P/ASX200指数は5月は3%超下落した。
第1四半期の経常黒字は輸入増加が一因で想定外に縮小した。このため6月1日に発
表される国内総生産(GDP)統計への不透明感が高まっている。GDPは、中央銀行が
次の利上げ規模を判断するのに極めて重要なデータとなる。
カルキン・グループのクナール・ソーニー最高経営責任者(CEO)は「1ー3月期
のGDP発表で株式市場は引き続き不安定な状況が続くとみられる。オーストラリア準備
銀行(RBA、中央銀行)は、来週の政策金利決定に向けて動向を注視するだろう」との
見方を示した。
金融株指数は2%安と、6日以来の下落率となった。四大銀行の下落率は1
.4ー2.8%。
ハイテク株指数は1.9%安と4日ぶりに下落した。ソフトウエア開発のゼロ<XRO.A
X>と米決済サービス大手ブロック、ソフトウエア大手ワイズテック・グローバル
の下落率は、2.5ー3.2%。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3186.4271 + 37.3664 + 1.19 3149.9443 3188.6026 3142.0044 前営業日終値 3149.0607
中国 CSI300指数 4091.518 +62.500 +1.55 4031.762 4096.197 4020.378 前営業日終値 4029.018
香港 ハンセン指数 21415.20 +291.27 +1.38 21106.41 21415.20 21029.72 前営業日終値 21123.93
香港 ハンセン中国株指数 7416.75 +161.62 +2.23 7251.39 7416.75 7223.54 前営業日終値 7255.13
韓国 総合株価指数 2685.90 +16.24 +0.61 2666.88 2685.90 2654.32 前営業日終値 2669.66
台湾 加権指数 16807.77 +197.15 +1.19 16561.68 16807.77 16493.07 前営業日終値 16610.62
豪 S&P/ASX指数 7211.20 -75.40 -1.03 7286.60 7288.40 7211.20 前営業日終値 7286.60
シンガポール ST指数 3232.49 -6.43 -0.20 3236.99 3263.11 3232.49 前営業日終値 3238.92
マレーシア 総合株価指数 1570.10 +27.08 +1.75 1544.35 1570.10 1537.95 前営業日終値 1543.02
インドネシア 総合株価指数 7148.970 +111.405 +1.58 7064.226 7148.970 7033.76 前営業日終値 7037.565
フィリピン 総合株価指数 6774.68 -47.64 -0.70 6832.08 6832.08 6774.68 前営業日終値 6822.32
ベトナム VN指数 1292.68 -1.24 -0.10 1293.92 1297.64 1280.44 前営業日終値 1293.92
タイ SET指数 1663.41 +9.80 +0.59 1654.27 1663.52 1649.60 前営業日終値 1653.61
インド SENSEX指数 55566.41 -359.33 -0.64 55622.01 55925.62 55369.14 前営業日終値 55925.74
インド NSE指数 16584.55 -76.85 -0.46 16578.45 16690.75 16521.90 前営業日終値 16661.40
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド11,308.34▲1.46%+162.84H:11,308.34L:11,154.0505/31
[CFD] 日本 日経平均27,232.70日経比:-47▼0.17%H:27,341L:27,17922:02
中国 上海B株308.66▲0.19%+0.57H:311.49L:307.5405/31
中国 上海A株3,338.94▲1.18%+39.09H:3,341.21L:3,292.4905/31
中国 深セン成分11,527.62▲1.92%+217.34H:11,543.18L:11,241.0305/31
中国 深センB株1,100.81▼0.41%-4.48H:1,109.33L:1,098.1405/31
中国 深センA株2,099.68▲1.58%+32.56H:2,101.77L:2,053.0105/31
[CFD] HangSeng サンデー21,457.10指数比:+41▲0.20%H:21,582L:21,00422:02
香港 レッドチップ指数3,956.05▲1.30%+50.64H:3,956.05L:3,896.9505/31
31日の中国本土市場概況:上海総合1.2%高で5日続伸、ハイテクと医薬に買い16:49 配信フィスコ
31日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比37.37ポイント(1.19%)高の3186.43ポイント(上海A株指数は1.18%高の3338.94ポイント)と5日続伸した。4月19日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の経済活動再開や景気刺激策の期待感が引き続き手がかりとなった。中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染数は減少傾向にあり、一部では「ピークは過ぎた」との声も聞かれる。また、国務院(内閣に相当)が5月31日、先ごろの常務会議で決定した景気対策33項目の詳細を発表したことも好感されている。景況感の改善も追い風。朝方公表された今年5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6となり、前月実績(47.4)と市場予想(49.0)を上回っている。景況判断の分かれ目となる50は3カ月連続で割り込んだものの、調査対象21業種のうち、過半の12業種が50を超えた。前月比で3業種増えている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が7.2%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が5.3%高、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が4.0%高、半導体デバイスの上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が3.1%高で引けた。
医薬品株もしっかり。ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.5%、薬明康徳(603259/SH)が2.7%、北京同仁堂(600085/SH)と江蘇恒瑞医薬(600276/SH)がそろって2.1%ずつ上昇した。
農業関連株も物色される。種子卸売りの甘粛省敦煌種業(600354/SH)と農業生産会社の新疆農業総合開発(600359/SH)がそろってストップ高、穀物栽培・化工の北大荒農業(600598/SH)が6.9%高、トウモロコシ加工の万向徳農(600371/SH)が4.8%高で取引を終えた。ウクライナの戦争継続、インドなどの小麦輸出禁止などを意識し、世界的な需給ひっ迫が警戒されている。発電株、食品飲料・小売株、金融株、エネルギー株、素材株なども買われた。
半面、不動産株はさえない。信達地産(600657/SH)が3.6%、保利地産(600048/SH)が2.2%、緑地HD(600606/SH)が1.5%ずつ下落した。自動車株、空運株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.57ポイント(0.19%)高の308.66ポイント、深センB株指数が4.48ポイント(0.41%)安の1100.81ポイントで終了した。
31日の香港市場概況:ハンセン1.4%高で3日続伸、テック指数3.0%上昇18:00 配信フィスコ
31日の香港市場は、主要66銘柄で構成されるハンセン指数が前日比291.27ポイント(1.38%)高の21415.20ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が161.62ポイント(2.23%)高の7416.75ポイントとそろって3日続伸した(ハンセン指数は約1カ月半ぶりの高値水準)。売買代金は2456億150万香港ドルに拡大し、今年4番目の大きさに膨らんでいる(30日は1288億1130万香港ドル)。
中国経済の過度な鈍化懸念が薄らぐ流れ。朝方公表された今年5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6となり、前月実績(47.4)と市場予想(49.0)を上回っている。景況判断の分かれ目となる50は3カ月連続で割り込んだものの、調査対象21業種のうち、過半の12業種が50を超えた。前月比で3業種増えている。中国の経済活動再開や景気刺激策の期待感も引き続き相場を支えた。中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染数は減少傾向にあり、一部では「ピークは過ぎた」との声も聞かれる。早期の経済持ち直しも期待できる状況だ。指数は引けにかけて上げ幅を広げている。(亜州リサーチ編集部)
「ニューエコノミー」関連銘柄に買いが先行。ハンセン科技(テック)指数は3.0%高と他の指数をアウトパフォームしている(構成銘柄30のうち上昇28)。個別では、高性能データセンター開発・運営の万国数拠HD(GDSホールディングス:9698/HK)が11.0%高、インターネット検索中国最大手の百度集団(バイドゥ:9888/HK)とショート動画投稿アプリの快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)がそろって7.2%高と上げが目立った。
教育サービスの銘柄群も急伸。民生教育集団(1569/HK)が11.3%高、中国宇華教育集団(6169/HK)が10.9%高、希望教育集団(1765/HK)が9.2%高、新東方教育科技集団(9901/HK)が8.1%高で引けた。
レストランチェーンも高い。海倫司国際HD(9869/HK)が9.3%、九毛九国際HD(9922/HK)が7.4%、奈雪的茶HD(2150/HK)が7.1%、呷哺呷哺餐飲管理HD(520/HK)が6.8%ずつ上昇した。
中国自動車セクターもしっかり。長城汽車(2333/HK)が7.3%高、理想汽車(リ・オート:2015/HK)が3.9%高、小鵬汽車(エックスポン:9868/HK)が3.1%高、蔚来汽車(ニーオ:9866/HK)が2.6%高と値を上げた。
太陽光や火力、発電設備など中国電力セクターも物色される。中国水発興業能源集団(旧社名・中国興業太陽能技術HD:750/HK)が9.1%高、新特能源(シンター・エナジー:1799/HK)が6.4%高、中国電力国際発展(2380/HK)が10.2%高、華潤電力HD(836/HK)が8.6%高、ハルビン電気(ハルビン・エレクトリック:1133/HK)が7.9%高、東方電気(1072/HK)が4.5%高で取引を終えた。ビル一体型ソーラー発電装置施工(ソーラーEPC)大手の水発興業については、子会社に中国信達資産管理(1359/HK)の出資を受け入れたと発表したことが刺激。太陽光発電事業を一段と強化する狙いがあるという。中国電力国際発展に関しては、太陽光発電を直接供給する電気自動車(EV)向けバッテリー交換ステーションの正式稼働も材料視された。
一方、本土市場は5日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.19%高の3186.43ポイントで取引を終了した。ハイテク株が高い。医薬品株、農業関連株、発電株、食品飲料・小売株、金融株、エネルギー株、素材株なども買われた。半面、不動産株は安い。自動車株、空運株も売られた。