諸々の条件こそついたが、黒字転換となった観音寺競輪。記念でも健闘の様子だ。
TOOL4より
平成22年10月31日
観音寺記念の2日目は生憎の雨でも、全国的には大丈夫だった様で、番組の妙とS・S班の活躍もあり、18億を越えたのは大成功、これで前回千葉記念にグッと近づいたのは事実。ならば65億は軽くクリヤーする計算に、これなら多分大成功では。2日目に強かったのは初日に復調してると思った村上義弘で、優秀戦で東軍5名を逃がして、6番手から11秒4の快スピードで捲ったのは正に圧巻。付いて行った栗原厚司も立派。それに番手の仕事をして勝った加倉正義・小倉竜二は全国の玄人ファンを唸らせる捌き。こんなレースが続けば間違いなく競輪は復活するんですが、3日目も続いて欲しいと願うばかりです。
千葉記念は66億8648万4500円だった。観音寺はここまで約32億ぐらいか。
ま、2日までしか開催がないのは残念だが、あと33億、ま、いけるだろうね。
とにかく、観音寺といえば、「三点セット」の風穴を開けたところだし、これからも頑張ってほしい。ま、客は入らないだろうけどねぇ・・・
(追記)
月、火の2日間は意外と伸び悩み、総売上は64億4154万5000円と、わずかに及ばなかった。
第142回天皇賞が31日、東京競馬場で行われた。
1番人気は、2 ブエナビスタで2.2倍、2番人気は、12 アーネストリーで4.9倍、3番人気は、10 シンゲンで8.3倍、4番人気は、7 ペルーサで8.9倍。10倍以下の単勝人気は以上5頭。
スタートはペルーサが幾分立ち遅れ。5 オウケンサクラの出が良かったが、これを交わして8 シルポートが先頭。以下、オウケン、16 キャプテントゥーレ、アーネストリーと続き、ブエナビスタは中団。その後ろにシンゲンと14 ネヴァブションがつけ、3 ジャガーメイルがさらにその後ろにつけた。ペルーサは後方から2頭目。
大欅を通過した時点で、シルポートが2番手以下に3馬身ほどの差をつけて直線を向く。直線に入り、シルポート、キャプテントゥーレが一杯となり、替わってアーネストリー、オウケンサクラの先頭争いとなった坂上付近で、ブエナビスタが馬場の三分どころあたりを通って一気に先頭に立つ。その後、焦点は2着争いとなり、アーネストリーがオウケンを交わして抜け出したかに思われたところ、後方に待機していたペルーサが直線だけで鋭い脚を見せ、残り100を過ぎたあたりで交わして浮上した。ブエナビスタは史上15頭となる牝馬の天皇賞馬となった。2着ペルーサ、3着アーネストリー、4着オウケン、5着ネヴァブション。
なお、4 エイシンアポロン(18着入線)の進路を妨害したとして、15着入線のジャガーメイルが18着に降着となった。
<短評>
・ブエナビスタ・・・春と比較すると格段に調子がよく、追い出したタイミングもさることながら、坂上から残り200以上ある東京の直線にもかかわらず、後続の影をも踏ませぬ強い競馬を見せた。先輩牝馬のウオッカでさえ、牡馬相手のG1では、日本ダービーを除くと、こうした内容の勝ち方というのは記憶にない。さらに今後の期待が膨らむ。課題は発馬時だけ。
・ペルーサ・・・毎日王冠のときほどではなかったにせよ、またしても発馬で出遅れた。仕方なく後方待機策をとらざるを得なかったが、今回はそれが功を奏したといえるかも。もっとも、この馬本来の形のレースでは当然のことながらないだけに、発馬時のスタート問題は急務の課題。
・アーネストリー・・・前々での競馬をし、直線中ほどまで我慢していたが、ブエナビスタの抜け出しにあって以降、脚色が鈍ってしまった。2着争いも制することができず、いささか悔いが残る敗戦か。
・オウケンサクラ・・・スタートでは先頭を伺うかのような勢い。その後も流れをうまく掴み、しぶとく最後まで食い下がった。今年の3歳牝馬の層の厚さをも証明したかも。
・ネヴァブション・・・ペルーサほどではなかったにせよ、直線で鋭く追い込んだ脚は光った。
・シンゲン(6着)・・・流れにいささか乗れてなかったかも。
(追記)
大師匠の
「あっはっは!みてみい」
節炸裂!
・中央競馬重賞
京都 スワンステークス(G2) マルカフェニックス
直線中ほどから抜け出したマルカフェニックスが久々の重賞勝ち。
・競輪
小倉
S級 深谷知広 111
A級 山形一気 131
向日町
A級 南和夫 931
A3 藤野貴章 111
大師匠の予想に乗って、負け続けた、なんていう人ってあんまり聞かないな。
http://plaza.rakuten.co.jp/daikokusya/diary/201010300000/
笠松で勝ったことがなかったという、サウナイーグルの支配人も先日2日間は勝ったらしいし、あの「1レース前」の大澤さんも、大師匠の予想プラスαが功を奏したとか。
ま、私も、なでしこが予想屋になりたての頃はよく行ってたけど、「大・な・東」の三点セットで挑めば、あんまり負けた記憶がない。
もっとも、今はどうか知らないが、関西方面には、笠松へ行くといつもダメ、とかいうお方がいたらしい。よって、口さがないというのか?
「大黒社被害者の会」
なんていう話もちょくちょく出ていたのだが・・・
よって、大師匠からも、
「おう!関西から来る奴はイン○ツばっかりや!」
という応酬があった頃が懐かしい・・・
しかしながら、常連も多く、サウナイーグル「専属」予想屋という称号が新たに加わったことだし、あとは笠松が何とか存続することだけを祈る次第かな。
さて、社会人野球日本選手権が今日から始まっている、とは知らなかった。
http://www.jaba.or.jp/taikai/2010/syakaijin/pdf/37_syakaijin.pdf
今年から、1回戦のみ、日立、岡崎、わかさ(西京極)、倉敷の4つの地方球場での分散開催となり、京セラ(大阪ドーム)での試合は11月9日から14日まで。
ところが、笠松の開催が11月8日から12日まで行われることになっているため、大師匠が観戦できるのは13日、14日だけ、と思いきや、サウナイーグルでの「営業」が入っているからそれもできない、っていうこと?
(追記)
11月3日のJBC当日のみ、大師匠が笠松で場立ちしますよぉ!
ま、テレビ愛知はやるらしいが、名古屋近郊地区限定。日本シリーズが地上波中継されないのは前代未聞のことだって。
ま、仕方ないか。前にも書いた通り、クライマックスシリーズなるものができて以降、日本シリーズにも野球ファンの興味が行かなくなった、ということなのだろう。但し、関係地区はソコソコの盛り上がりは一応見せる。20世紀時代には、「アンチ巨人ファン」なる人がいるほど、「全国区」の人気を集めた巨人の存在が大きかったが、今やその威光はないに等しくなった。
そんな中、栄えある日本シリーズ第1戦の実況を行うことになったというのが、
『おう!大澤!また1レース前から来たんか!』
でおなじみ???の大澤広樹さん。
http://plaza.rakuten.co.jp/daikokusya/diary/201010290000/
ま、久々に笠松へ来た、というのは、要は宣伝を兼ねているんだろう。
ところで確か、ラジオの中継はあるよな。ひょっとしたら、東海ラジオがキー局の中継を全国各地で聴けるかもしれない。ラテ欄要確認。
日本シリーズに興味のある方はぜひ聴いてみてください。私は興味ないが・・・
(追記)
テレビ大阪は中継やるみたい。
・競輪
青森
S級 大塚健一郎 611
A級 嶋貫高大 111
弥彦
S級 大木雅也 931
A級 小泉俊也 131
伊東
S級 斉藤正剛 121
A級 中田健二 311
一宮
S級 小野俊之 711
A級 藤田享市 111
福井
S級 新田祐大 111
新田が2場所連続完全優勝。
A級 白井一機 721
広島
S級 園田匠 111
A級 丹波靖貴 921
松阪
A級 舛井幹雄 631
A3 山村慮太 111
玉野
A級 中園和剛 521
A3 是永幸寛 111
小松島
A級 網谷竜次 221
A3 黒田淳 411
武雄
A級 秋山貴宏 811
A3 小島歩 321
・競艇
江戸川 三井所尊春 122231111
住之江 (三単、三複発売なし) 亀本勇樹 42123121
・オートレース
浜松 桜井厚志 2111
・地方競馬重賞
笠松 ジュニアクラウン モエレトゥループ
高知 黒潮菊花賞 ナロウエスケープ
30日からオートレース日本一を決する舞台、日本選手権オートレースが飯塚で開催される。この日本選手権終了後に、スーパースター王座決定戦のトライアル戦に出場する16名が決まる。
http://autorace.jp/sgrace/2010/sensyuken/
ところで、9月に行われたオートレースグランプリでは、9月22日に行われた2、8レースの不成立がたたり、総売上はわずか18億円ちょっとという体たらくぶり。確かオートレースのSGでは、20億円を割り込むと赤字になるという話なようなので、この数字が今後も推移していくようならば、SGにおいて賞金総額を大幅に引き下げるか、はたまた1つ、2つとなくしていくしかなくなってしまう。
また、オートレースそのものの総売上も、2009年度はついに1000億円を割り込んでいる。何せ、販路が一向に拡大しないだけに、今後もジリ貧状態を続けるのみ。しかし、そんな状況をいつまでも続けられるはずがあるまい。
しかしながら、オートレースは本当に室内競技化できないものなのか?
別にドーム化なんかしなくたっていい。透明性の高いビニールテントを上に覆うだけで、あっという間に室内化できる。
ところで昔、自転車のトラックレースでドミフォンというレースが世界選手権で行われており、競輪選手も毎年参加していたことがあるが、長年、オートバイの音がうるさいため、屋外競技場でしかできないとされてきた。
しかし、1990年の前橋・世界選はいうまでもなく室内だったし、今ではベルリン6日間レースでやっているらしいが、6日間レースというからには室内レースである。
オートレースなんて、「擬似室内化」するだけで、公営競技の中で「最も買いやすい競技」となりうる。ひいては、別に試走を見てから買う、なんてこともやらなくても済む。私の経験上、今日は一日晴れだ!と踏んで前売りで買ったら、うまくいったことが多々ある、と何度も同じことを書いているが、旧来型の慣習にとらわれ、売上げが見込める可能性があるというのにみすみす逃してしまっている。
さらにいえば、JKAという形で統合されたというのに、競輪との接点が全くもって見出せない。競輪というと、販売経路は全国に渡っている。これを利用する手はないはずなのにそうしない。なぜなのか?
とにかく、6場体制は何とか今のところ守りきれているオートレースだけど、そうこうしているうちに、オートレース自体が消滅しかねない状況に追い込まれているといえる。ビニールテントなんてそんなに高いもんじゃないだろうし、やれないことはないと思うんだがねぇ。
橋下知事がこんなことを言ってたらしいな。
http://www.asahi.com/politics/update/1028/OSK201010280155.html
2010年10月28日23時4分
大阪府の橋下徹知事は28日、カジノの合法化をめざす国会議員らを招いた「ギャンブリング*ゲーミング学会」の大会に出席し、「ギャンブルを遠ざける故、坊ちゃんの国になった。小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を勝負師にするためにも、カジノ法案を通してください」と議員らにカジノ合法化を求めた。
同学会は東京都内のホテルで開かれ、カジノ合法化をめざす超党派の「国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)」の国会議員らが出席。議連会長の古賀一成衆院議員(民主)がこの場で、来年の通常国会にカジノ法案を提出したいと述べた。
橋下知事はカジノを含む統合型リゾート施設の府内への誘致をめざしており、この日も「増税よりカジノ。収益の一部は教育、福祉、医療に回す。隣の兵庫県知事が反対しても無視。わいざつなものは全部大阪が引き受ける」と語った。
ま、マーキングしているところに関して言えば、ある意味「正しい」。
ギャンブルは、自分が正しいと思って試行したところで、結果がダメだったら自分が行っていたことは「間違いだった」という厳しさを知ることができるから、なるべく若いうちからやっておいたほうがいい。
というのは、ギャンブルにある程度染まっておくと、確率論で考えられるようになるから。
「ここは安全に」とか、「ここは少々リスクを負っても」とかいうケースは、誰でも、必ず人生をやっていれば何度か直面する。以前より当ブログでもそんな話をしてきたが、橋下知事のような話をする人は珍しいかも。
とはいっても、偶然性が強いくじではダメ。結局、買うほうが、「当たるも八卦」という考え方だから。となると、公営ギャンブルのような、負けるほうが多いかもしれないが、たまには勝てる、といったギャンブルのほうがいいのは当然。
しかしながら、何でカジノなの?
公営ギャンブルという「立派なもの」があるにもかかわらず、それを放っておいてカジノだなんてやったところで、所詮失敗するのがオチ。現に、石原都知事も8年ぐらい前だったか、台場にカジノ場を作るといいながら、結局頓挫して経緯があるだろ。それで、こちらも結局は、当時の文京区長や都議会の猛反発があって頓挫したけど、「後楽園競輪の復活」を標榜することになったんじゃなかったっけ?
ところで、大阪府営競輪場、つまり大阪住之江競輪場というところが昔あったが、この競輪場は廃止されておらず「休止中」となっている。ま、住之江競輪のあった場所は今は児童公園となっているから、これをまたぶっ壊して、というわけにはもちろんいかない。
しかしながら、南港はいまだ「空家」ばかり。そこに競輪場、オートレース場、競馬場をドーンと持ってくる、ということだってできよう。
あるいは、まずは野球シーズン以外のときに使える(11月~3月)ということであるならば(組み立て・解体費用がかかる、という批判も根強いからね。但し、軌道に乗りさえすれば、そんな批判は跳ね除けられるが。)、かつての西宮に倣って、大阪ドームで競輪をすればいい。というか以前、「大阪ドーム競輪実現を」なんてブログをやってたこともあったな。
但し、大阪ドーム、といえば、宿敵・大阪市の存在が邪魔。大阪ドームの経営を破綻に追い込んだ一番の元凶は大阪市だが、いまだ、自分のところの持ち物だと言わんが態度を取っている。それが実に厄介。しかしながら、私が思うに、大阪ドームのスタンドを見る限り、競輪に向いているような気がしてならない。少なくとも、二階席についていえば、西宮のような死角になるところは見当たらない。
それで、結論は、といえば、大阪ドーム競輪実現を!てなことになるのか?
ま、カジノをやりたいのならば、まずはブックメーカーの存在を認めることだろうな。ルーレットやバカラ、スロット程度を揃ってたって、いずれは飽きられる。やはり、森羅万象、何でも賭け事にする土台作りが何より。そうした土台なくして、カジノの成功は見込めまい。
そして、今存在している公営ギャンブルの再興を図ることこそが先決だと思うけどね。
政権交代してはや1年とちょっと。
7月の参議院選挙、そして9月の民主党代表選挙が終了し、来年に統一地方選挙こそあるものの、国政に関する選挙はしばらくない。
がしかし、今の菅内閣の陣容はというと、それこそ、1年前に誕生した鳩山内閣とは明らかに趣を異にしている。つまり、政権交代時に掲げた政権公約にまい進して、とはとても言いがたい、それこそ、自民党政権時代のほうがまだましじゃないか、と感じられるほど「ひどい」。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101028/plt1010281630003-n1.htm
思うに、なぜそうなってしまうのか?というと、明らかに「小沢色」が感じられない内閣だからだろう。リンクした記事の中で、こんなくだりがある。
「佐藤栄作政権(1964年発足)以降、永田町を取材してきたが、これほどひどい政権はない。首相や閣僚らが自信過剰で傲慢になり、官僚も使いこなせず、浮遊している。年末には、内閣支持率は30%台以下の危険水域に突入しているだろう」
そうなるかもしれない。
確かに、言うことは立派かもしれないが、いつも目の焦点が定まっていないように見えるG大臣や、前職時代から「マッチポンプ大臣」と揶揄されているM大臣、結果的に、官僚の言われるがままにしか動かないN大臣など、確かに、自信過剰な側面が感じ取れる。しかも彼らは、自民党でいえば、「派閥の領袖」たる人物である。
そして、過去の議員実績から見て、「大物感」は全くないのに、「影の総理」などと揶揄されているS長官に至っては、特に最近の国会では、まんまと野党の挑発に乗せられ、売られた喧嘩を買うようなことしか言わないから、先日、国会冒頭に異例ともいうべき謝罪答弁を行う始末。ま、S長官といえば、「反小沢」の急先鋒ですなぁ・・・
しかしながらそれでも、国会では、まだ与党議員のほうがマシな質問を行っている。それこそ、自公政権時代における、与党の「ヨイショ質問」とは随分異なる。ということは、内閣側もそれなりに緊張感があるということ。逆に言えば、今の野党の質問内容は、一部を除けば言うに値しないほどひどいということである。
今、与党の質問者というと、どちらかといえば、「親小沢」に近い人が多い。だから、今の内閣が触れたくもなかろう、検察審査会のあり方についてどう思うか?という質問が結構あったが、内閣側は「逃げ」の答弁に出ただけだった。
このようにしてみていくと、やはりというのか、「反小沢内閣」ではダメかもしれない、と感じた次第。ま、民主党全体の議員がダメ、というわけではないので、早く「あの人」に再度出てきてもらいたい、と思う次第である。
ということは、あの人がもしも失脚、なんてことになったら、民主党そのものが瓦解してしまうかも。
コメントに、競艇の2連単祭りの惨状、とかいう話が出ていたので、27日付の日刊スポーツ、ということは、26日のレースの売上げを見てみた。
すると、住之江が約1億2381万円、蒲郡が約1億6648万円、桐生が約2億1998万円と出ていた。ちなみに蒲郡と桐生は優勝戦開催日だった。
ナイター3場トータルでは約5億1027万円。ま、そんなに悪くはない数字かも。
しかしながら、「メッカ」・住之江単独でこれだけしか売上げが計上できないとなると先行き心配かな。よって、今後も継続するとなると、少々慎重にならざるを得ないかも。むろん、今はSGやG1といった開催でやるべきものではないだろう。
23日の日刊のコラムに、客が普段買っている三連単が買えないため、舟券戦術に戸惑いを見せている、という話が書かれていた。
そりゃま、そうだろうな。三連単だと細切れな買い方ができるが、二連単だとそうはいかないし。
ちなみに私は、競艇が二連単までしか売ってなかった時代には、4艇ボックス買いばっかりやっていたが。それでいくと12点買い。SGの優勝戦あたりでは案外うまくいった経験がある。
そもそも競艇はここ10年間、三連単ばかりにこだわりすぎた。それゆえ、複雑怪奇なスタート展示ルールを導入したがために、2002年度、2003年度に連続して10%の売上減を招き、挙句、SGの優勝戦において、1号艇=1コース=1着なんてものがずっと続く羽目になった。そんな流れになったせいもあるのだろう、どちらかというとアウトでのSG優勝が多かった植木通彦が、全冠制覇に王手をかけながらも引退してしまった。
そもそも、蒲郡や住之江あたりでは一時、1コースの勝率が5割を超えたこともあったからね。他も軒並み30%超えの場ばかり続いたし。三連単をなるべくとりやすく、なんて言ったって、客は三連単ではなるべく好配当がほしいと思って買っていたんじゃなかったっけ?それが下手をすると、1000円の配当にすらならなくなった、ということではどうにもなるまい。
しかしながら、インをなるべく弱くする方向性にまた戻す、つまり、1マークのターンマークをイン選手に若干厳しくするなどといった施策により、二連単のシェアが回復する可能性はありそうかも。
ということは、ギャンブル面ばかりにこだわるんじゃなくて、レースの中身にこだわってほしいもの。競艇はその点が、公営競技の中では一番欠けているような気がするな。
要はそこんとこの問題じゃないの?
新潟でG1開催となれば、ヴィクトリアマイルもしくはスプリンターズSでしょうか?
ヴィクトリアマイルだと開催場を変更するだけなので大きな問題は無さそうです。
スプリンターズSだと現行の1200mなのか?直線1000mにするのか?ここでは結論付けません。何よりも時期を変更しないことを大前提とします。
まず北海道シリーズを2週繰り上げます。こうすれば、スプリンターズS開催週は2場開催にできます。何よりも日本ダービーが終われば、次の日本ダービーに向けての2歳戦を早々に開催すべきでしょう。
次に、夏の新潟を8週連続開催する必要性は感じられないので、最初の2週を福島に変更して秋の福島を2週減らします。春の新潟も3週でも問題無さそうです。こうして捻出した3週を秋開催に転用します。
そうすれば、開催時期の変更なく新潟でのスプリンターズS開催が可能です。
なるほど、だとすれば、スプリンターズステークスは現在の中山8日目の開催をそのまま新潟に置き換えるだけになるのか。
JRAも最近では、ローカル開催の不規則開催を行っているが、小手先感が否めない。Mr.Zさんの上記の案こそ、「本気度」十分。
もっとも、スプリンターズステークスの開催日というのは、同日夜に凱旋門賞が行われるせいか、もはや馬券から「引退」した私にとってみれば、全くといっていいほど興味が沸かない、という点だけがネック。というか、現在の開催時期に移行してから、スプリンターズステークスの売上げが決して芳しくないことを考えた場合、私と同じ気持ちを持つ競馬ファンは少なくないないと見られる。
といいながらも、高松宮記念については2000mに戻す案を出しながらも、開催日はそのままにしている。前日(日本では当日深夜早朝)にドバイ国際レースが行われるという矛盾点を孕んでいるが・・・
ということは、上記のドバイ国際、凱旋門賞、それにBCや香港国際と同日あるいは翌日にG1レースを行うというのは得策とはいえないかもしれないが、それを差し引くと妙案かも。
んだが、結果的にそうなってしまうから、そう言われても仕方ないのか。
http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/012c7b42ffa1641ea63a972707c37936
しかしながら、今のJRAのG1番組体系といえば、
・ミドル(2000m)の番組が極めて薄い。この点では、香港のほうがはるかに進んでいる。
・3歳G1に依存しすぎ。特に、春のG1戦線が、ダービーが終わればただの「消化試合」と化している様は、戦前来よりずっと変わっていないが、これでは、厳しい売上げの現下では機会損失を増やすだけ。
・3歳馬も、秋になれば、「古馬」と同然の扱いがなされる(競馬ブックでは、以前より調教欄にそのように表記されていた。但し、最近見てないので分からないが)のに、「八大競走時代」のような感覚にいつまでも囚われている。
・立派な施設を抱え、馬運のことを考えると、美浦、栗東のいずからも交通至便な新潟なのに、今のままでは「宝の持ち腐れ」。
ということを踏まえると、多少は増えてしまうかな、ということですなぁ。
それと、日本は年中平地競馬をやっており、G1戦線は概ね春秋二季制となっていることを踏まえると、概ね4~10月しか平地開催がない欧州とは若干見方を異にしなければならない点、も曲りなりに考慮している。
但し、G1が多ければいいというものはない。それは当然の話。
というわけで、何かあればまたご教授願います。