TOOL4 より
平成23年1月30日
松戸記念の最終日は、開幕戦を坂木田雄介・赤井学でバッチリ決め、中盤で鈴木裕・鈴木誠、そして根田空史の地元勢が人気に応えて、大トリの海老根恵太ー石毛先輩に好流れと成り、男気ある五十嵐力の逃げを番手捲りでワン・ツーを決めて締まった終わりで、それなりに盛り上がりましたが、前半戦の西谷岳文に宿口陽一は人気選手にあるまじき凡走には、ファンも怒りの大ブーイング、ファンは真剣ならば選手も全力でファンから拍手をして貰えるレースをしなければ、競輪の未来は無いと思うべし。経済産業省の試算では6年後には全場が赤字、果たしてその中から何場残るか、ひょっとしたら全部消えてしまう運命に。ならば開催場を全て残す道を考えるべき。そのためには何をやったらいゝかは子供でも解ってる事なのに、逆行する様な女子競輪・日韓競輪・国際競輪に力を入れてる事自体がナンセンス。歯止めする処か早めるだけの愚策、面子とかでなく時代に添った案を出すべきと思いませんか。尚松戸の売り上げは最終日に25億3329万7900円まで達し、71億を辛うじてクリヤー。「67億ぐらいかな」と思っていた予想を見事に覆してくれました、喜ばしい事です。これは施行者サイドに競技会の頑張りと思ってます。
前半戦の西谷岳文に宿口陽一は人気選手にあるまじき凡走には、ファンも怒りの大ブーイング、ファンは真剣ならば選手も全力でファンから拍手をして貰えるレースをしなければ、競輪の未来は無いと思うべし。
西宮、甲子園だったら、
『アホ!ボケ!カス!乞食(ルンペン)!』
かな?
経済産業省の試算では6年後には全場が赤字、果たしてその中から何場残るか、ひょっとしたら全部消えてしまう運命に。ならば開催場を全て残す道を考えるべき。
掲示板で、匿名希望先生が経済産業省の試算をアップしてくれた。
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/syaryoukyougi/keirinjigyou/004_03_00.pdf
これを見ると、現状のままの状態が続くことを前提にしている。
しかし、今や75歳近くになろうといわれている競輪客が、5年後、10年後と果たして「健在」でいられるのか?
既に多売が過ぎて、もはや記念でも稼げなくなっている現状を踏まえると、既存客に依存するのには限界があろう。
となると、上記のような「怠慢レース」はもはや許されないのは当然のことだが、選手は本当に真剣になって日々の競走に挑まねばダメだろうな。これは、国際大会で実績を挙げる云々以前の問題だ。
むろん、国際大会で実績を挙げないことには、新規客を掴むのはムリだろう。
ま、「先生方」からは、競輪と国際大会とでは、戦い方はもちろん、他の面においても違う、という意見が見られるが、要は競輪も国際大会も、「勝つか負けるしかない」。負けたら、いかに勝てるかを考えねばならない。そうしたことがきちんとできるようになれば、競輪とケイリンの違い、とか言わなくていいようになる。逆に言えば、ケイリンではダメでも、競輪で勝てればいいや、といって、競輪で勝てた試しなどないだろ。
そう考えると、結局は「一緒」なんだって。
逆行する様な女子競輪・日韓競輪・国際競輪に力を入れてる事自体がナンセンス。歯止めする処か早めるだけの愚策、面子とかでなく時代に添った案を出すべきと思いませんか。
では一体何があるのか?
是非提示してもらいたい。
1992年の秋の天皇賞で、トウカイテイオーらを相手に優勝したレッツゴーターキンが30日、北海道幕別町の牧場で病気のために死んだとのこと。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2011/01/31/kiji/K20110131000158340.html
あのときの天皇賞は、関東のジョッキーにもかかわらず、大崎昭一騎手が、橋口調教師と好意にしていたことから騎乗しており、人気は全くなかったが、直線で鋭い脚を見せて快勝した。
結果はこちら。
http://ahonoora.web.fc2.com/akiten_1992.html
合掌。
小沢一郎 元自治大臣が本日起訴された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110131/crm11013114460015-n1.htm
「強制起訴」の議決が下されてから、かなり長い時間が経ったが、ついに31日起訴となった。
※ 以下はフィクションです。取り扱いにご注意ください。
もっとも、初公判については、今年の秋頃ではないかという話が出ており、すぐに法廷闘争とはならない見込み。したがって、初公判までに、民主党内で、「小沢被告」に対する取り扱いを巡って攻防戦が展開されるものと考えられる。
「小沢被告」は今のところ、離党する考えはないと見られる。がしかし、菅執行部の「追手」が入るのは必至か。となると、予算通過が事実上決定(30日後に自然成立)する2月末以降、ということは、3月に入ってから動きが見られるかも。
もちろん、「小沢被告」のことだから、そう簡単に応じるとは思えないが、とりあえず、自らだけが離党し、「遠隔操作」で民主党を「操る」可能性がある。
「反小沢派」は、早くも「小沢被告」を離党に追い込みたい構えだが、となると、現執行部が望んでいると思われる、政倫審も証人喚問も事実上不可能となる。またそうなると、自民党などの野党にも「痛手」となろう。
これは「高等戦術」だが、「小沢被告」が離党することで、野党は菅内閣の倒閣だけにまい進せざるを得なくなる。すると、「小沢被告」が前述の通り「遠隔操作」し、菅首相はおろか、いわゆる「五人組」を葬り去るという画策に出る可能性がある。というのは、民主党に縛られる必要性がなくなるので、「小沢被告」は野党の一部と共闘し、自らは「小沢派」と「鳩山派」を結集させて、菅内閣に対する不信任案に賛成に回る(さらには、国民新党も)ことも考えられるからだ。
一方、たとえ菅執行部が予算及び関連法案を乗り切ったとしても、次のことが懸念される。
原口 前 総務大臣が先日、「民主党A」構想を掲げた。菅執行部体制では、民主党が政権交代を果たした趣旨と大きく乖離しているため、再度、「国民の生活が第一」の下、野党の一部とも共闘し、現執行部を中心とした勢力を一掃する構えを見せているが、恐らく、それを事実上「扇動」するのは「小沢被告」となろう。そして、惨敗必至と見られる、4月の統一地方選挙が終了後、執行部をつるし上げの上、一気にこうした動きへと加速する可能性がある。
そして、前にも述べたとおり、「悪徳ペンタゴン」 VS 「元 大幹事長」の最終決戦がはじまった。
2012年12月に、G1 賞金女王決定戦が誕生することになった。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2011/01/31/kiji/K20110131000153300.html
これに伴い、女子王座決定戦は2012年度より8月に移行。ということは、2012年は女子王座決定戦は2度行われる勘定となる。
また、2011年度より、G1の優勝賞金を引き上げる代わりに、賞金王決定戦及び賞金王シリーズを除く7SGの優勝賞金が、500万~1500万円程度引き下げられる。
さらに、新鋭王座決定戦が9月に移行となるとか。
競艇はまだ、8SG体制(賞金王シリーズを除く)を維持するのか・・・
それと、開催削減はまだしないの?
グレードレースの見直し及び平成23年度優勝賞金額(SG競走等)について
http://www.kyotei.or.jp/infomation/topics/201101/31_001.html
東京 根岸ステークス(G3) セイクリムズン
京都 京都牝馬ステークス(G3) ショウリュウムーン
・競輪
松戸 燦燦ダイヤモンドカップ争奪戦(G3) 海老根恵太 4131
・競艇
宮島 新鋭王座決定戦(G1) 山田哲也 23612211
多摩川 重野哲之 1312121211
常滑 長野壮志郎 1125311
津 向所浩二 31111411
尼崎 尼崎MB大賞トライアル(G3) 平野和明 11332111
鳴門 三宅爾士 311231
・地方競馬重賞
帯広 ヒロインズカップ フクイズミ
進入は、1 新田雄史、2 山田哲也 3 水摩敦がスロー。4 坂元浩仁、6 平本真之、5 木下大將がダッシュ。
スタートスリットは、新田がただ一人コンマゼロ台となり、この勢いで他を圧倒するかに思われたが、何とターンを失敗。1マークで艇が横滑りした後、キャビったため、一時止まってしまった。さらに内を突こうとした水摩もキャビってしまい、こちらも一時艇が止まった。これで2コースの山田が難なく先マイ。周回を重ねるに連れて他を引き離した。2着争いは最後まで分からなかったが、終始リードを保った木下が、坂元を退けた。
しかし、新田がまさかターンを失敗するとは思わなかった。ターンを決めていれば間違いなく圧勝だった。
そんな新田の動きに惑わされず、山田がきれいに1マークを回りきり、あとは後続を引き離した。ま、恵まれた優勝だったかもしれないが、「運も実力のうち」ともいう。この勝利を生かし、今後はSG戦線での活躍に期待したい。
- Unknown (高知の住人)
- 2011-01-30 14:48:57
- Unknownさんの御言葉、重く受け止めます。
今後も私なりに愛する競輪の未来を考えていきたい所存です。
私は競輪は有益で素晴らしい公営競技であると考えています。
国際的に日本発祥の競技を発展させる事を行えた希有な事例です。
この競技が消えない様、これからも車券師であり続けます。
http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/ef8c6b5b4edd2c824414f60361781238
ところで思うに、日本における自転車競技事情、ということを考えると、競輪を語らずして他を論じることはできない、という状況がいまだ続いているように思う。
最近では、自転車関連の雑誌が数多く発行されているが、逆に、競技系の雑誌はそんなに出ていない、というか、出ているかもしれないが、競技そのものに裂くページ数が減っているような気がしてならない。
私が高校生の頃に、NHKで初めてツール・ド・フランスが紹介されることになったが、その少し前に、私は「自転車競技マガジン」という雑誌をみつけ、購入した。なぜ購入したかというと、月刊競輪の編集者である深大さんが書いていたコラムが掲載されていたから。
ま、競輪関係のページは微々たるものであり、大半はロードレースに関する話だった。当初はロードレースなんて全く知らなかったので、読みさえもしてなかったのだが、丁度NHKでツール・ド・フランスが放送されるようになったことや、ベルナール・イノーがその年、ジロとツールの両方を制したということを知り、しばらく経ってから読んでみることにした。すると、レースの経過がかなり詳細に述べられており、大変重宝したことを思い出す。
しかし、自転車競技マガジンは、後に橋本聖子に肩入れしすぎた内容が災いして発行部数が大幅に減り、橋本がソウル五輪出場を果たしてから1年も経たないうちに廃刊となってしまった。
仕方なく、自転車競技マガジンのライバル誌であり、当時は自転車競技関係の記事もそこそこ掲載されていた(但し、競輪は無視されていた)、サイクルスポーツに切り替えることにした。サイクルスポーツは、ツール・ド・フランスについては、別冊を設けるなどしてかなり詳細に述べていたが、この雑誌の本質はあくまでもツーリングなどの「プレイ系」雑誌であるため、他のレースの話はあまり詳しくなかった。ということで、いつしかこの雑誌も読まなくなった。
すると、ツール・ド・フランスの放映権も、NHKからフジテレビへと移ったが、フジテレビはツールの本質というものがイマイチ理解できていないように思えたので、次第に見なくなった。というわけで、いつしか、ロードレースにも興味を持たなくなった。
ところで、フランスには、競技専門の内容となっている雑誌がいくつかある。梅田の紀伊国屋でそうした雑誌を見つけたので購入。さらに当時は円高基調だったし、定期購読も考えたが、何分、フランス語はさすがに読めないので断念した。
というわけで、しばらく「情報過疎」状態が続くことになった。したがって、アームストロングのV7時代というのは、私はよく知らない。この当時、私はロードレースといえば、インドゥラインで「止まっていた」。
ところが、ウィキペディアやサイクリングニュースといったサイトが出現するや、劇的に自転車競技に対する環境が変わった。さすがはインターネット。情報過疎状態は一気に解消されたのである。すると、再びロードレースに対する興味も沸いてきた。
となると、ま、こんなことを言うのは何だが、自転車競技雑誌など「必要ない」状況となった。
思うに、自転車競技雑誌というのか、サイトというのか、欧州で中心に行われているロードレースを主体とした情報をベースにしたところで、恐らく興味を持つ人などほとんどいまい。
しかし、かつての自転車競技マガジンがそうであったが、日本で身近に行われている競技、つまり競輪を掲載することで、他の種目にも興味を持ってもらうということはできないものなのか?
というか、自転車競技の編集者の中で、競輪を知っている人はあまりいないのかもしれない。だから、競輪選手がオリンピックなどの国際大会で「たまに」メダル獲得を果たしたとしても、それに対応できない。まさに、遠くを知りえても近くは知りえず、というのが、日本の自転車競技関連雑誌、Webの実情なのである。
これが他競技の場合だと、そのようなことはかんがえられない。日本の自転車競技の特異性がうかがい知れる。
そんな状況だと、いつまでたっても競輪はもとより、日本における自転車競技人気は向上していかない。ひいては競輪の人気も上がっていかない。
以前よりずっと「放置されてきた」問題ではあるが、そろそろ着手すべきときなのかも。ま、自転車競技編集者も、競輪を「勉強」しないとダメなんじゃない?
※お断り
以下の話はフィクションです。鵜呑みしないほうが得策ですが、そうとも言い切れない部分もあるかもしれませんので、取り扱いには十分お気をつけください。
植草一秀氏が、「小鳩体制」の民主党時代より、
『悪徳ペンタゴン』
なる言葉を使ってきた。
悪徳ペンタゴンとは、こういうことらしい。
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/356.html
つまり、
CIAが、
・官僚
・マスコミ(フロント企業は電通。俗に言われる「五大マスコミ」及び通信社)
・財界団体(経団連など)
・政党(自民党、みんなの党、共産党?)
を使って、当時の「小鳩体制」の民主党を打倒せよ!ということで、一致団結「させている」ということ。
面白いのは、普段は、「アメリカにモノが言える政党」と標榜している日本共産党までが、「悪徳ペンタゴン」の一味ではないか、という構図が描かれている点だ。
ま、こうした構図がどこまで本当なのかはよく分からないが、少なくとも、鳩山内閣が倒れた事実に即していうならば、確かに、こうした構図が成り立つのかもなぁ、という気がしないでもない。
さらにいえば、菅執行部体制の今の民主党も、いうなれば「悪徳ペンタゴン」てなことになるんだろうな。それは、「反小沢」「親小沢」と色分けすることで、CIAが「憎き」小沢一郎を政界から抹殺するべく?、菅首相には「忠誠を誓わせ」、民主党内をバラバラにさせた上で、いずれ民主党を瓦解させ、小沢を日本から事実上なきものにせよ、というミッションが下っているのかも?
しかしながら、「元 大幹事長」こと?小沢一郎 元自治大臣&国家公安委員長は想像以上に手ごわい人物なのだと、CIAの幹部連中も今更ながら感じているのかもしれない。
だが、「悪徳ペンタゴン」が最後の手段に打って出てきた。
いよいよ、「元 大幹事長」が「強制起訴」される、という話。
もっとも、「マスゴミ」の連中は、昨年末来、
♪ は~やく、来い、来い、小沢起訴 ♪
と謳ってやまなかったのだが、漸くその日が訪れる日が近い!として、時事通信は31日にも強制起訴される見通しだというニュースを打ってきた。
しかし、他のマスコミもそれに倣うかと思ったらそうでもなかった。あるところは2月にずれこみそうだ、とも述べている。
今年に入って、昨年12月28日に「元 大幹事長」が、「フィクサー」輿石参院議員会長との「絶妙なコンビネーション」を見せて、政倫審に出席の「意向」を示すという、マスコミですら予想していなかった手に打って出るや、元旦における新年会対決での「完勝」や、菅首相の報道ステーション出演時における視聴率の「大惨敗」、さらには、国民新党が証人喚問招致に断固反対、の意向を示したことなどが続いたことで、「悪徳ペンタゴン」は日に日に窮地に陥っていっている、ともいえよう。
ということは、「悪徳ペンタゴン」にとって、いわば最後の拠り所は、「元 大幹事長」に対する強制起訴、これしかないのである。
もっとも、「元 大幹事長」を強制起訴する材料が著しく乏しい、ということについては、既にネット情報を中心に凡そ判明している。下手をすると、公判維持が途中でできなくなる恐れだってある。
それでもCIA?は、
「裁判を長期化させて、小沢の政治生命を絶て!」
というミッションを下しているのかもしれないな。
「悪徳ペンタゴン」 VS 「元 大幹事長」の最終決戦は、まもなく開始される見通しである。
アジアカップ決勝が今終わり、日本が延長後半4分、長友のクロスを、途中出場の李がボレーで決めた1点を守りきって4度目の優勝を果たした。
それにしても、今大会はサウジアラビア以外は全て接戦という、常に厳しい戦いを強いられた日本だが、ついに頂点を極めた。
ま、選手の踏ん張りが一番なのだろうが、ザッケローニ監督の手腕によるところも大きいという見方も強い。
普段は、
『ヘッポコ日本!』
論調でおなじみの日刊ゲンダイでさえも、ザッケローニ監督の手腕をベタ褒め。
それは、不本意な働きしかできなかった選手を、改めて次の試合に出すことにより、選手のモチベーションを高めているからだ、と論じている。
ま、イタリア国内では、
『終わった指導者』
という見方が大勢を占めているといわれているザッケローニ監督だが、ACミランをスクデッドに導いた手腕というのは、決して色褪せていない、ということなのかも。
びわこはもう、3月11日の開催を持って、「蛍の光」が決まっているよ。
TOOL4より
平成23年1月28日
やれば良いと言うものでないSSカップは今年限り、共同杯は春だけ残り、東西は廃止。3年遅かったのではが実感でも、やらないよりはマシ。尚高松宮記念杯は今年は前橋が受けたとの事。衝撃は経済産業省のこのまゝでは6年で全場赤字の試算、どんな改革をやるのか楽しみ。お荷物に成ろう女子競輪・日韓交流国際レース処の騒ぎではないでしょう。面子はもう沢山、エゴを全て白紙に戻し、真剣に46場が残る策を期待してます。
もう、びわこは「ない」と勘定して45場。あとは向日町の動向は?ということになる。
ところで、びわこの廃止が決定した昨年9月、高松宮記念杯の後継開催地について、当時の日刊スポーツによると、前橋か向日町か、と書かれていた。ところが先日、宮杯の開催地は前橋と決まった。
仮に向日町が危機的状況ならば、隣の自治体だし、向日町に決まるはず、だと思っていたらそうはならなかった。ということは、もはやG1を開催したところで、売り上げは全く期待できないし、下手をすると「赤字」になりかねないから、受けるつもりはない、ということも読み取れる。
ま、向日町までもがなくなると、近畿の競輪はほとんど全滅状態。ひいては競輪全体の人気衰退にますます拍車をかけることになる。過日経済産業省の役人が、場を半分にする、などと「息巻いた」そうだが、一体どこを潰し、どこを残すというのか?これは簡単そうに見えて、実は相当に難しいことだと思うけどね。
というのも、実は10数年前にも、当時50場だった競輪場を半分にするという案は水面下で出ていた。ところが、門司は既に規定事実だったから想定の範囲内だったが、西宮と甲子園が廃止となったことで、流れが一気に変わってしまった。
それが証拠に、豊橋が廃止宣言した際、諸々の条件をつけることにより、豊橋の廃止は食い止められた。さらに後に、伊東温泉や観音寺の「反乱」が出るや、ほとんどその要求を飲むなど、「場半分構想」はどこかに消えてしまったのだ。
しかし、前々から多額の累積赤字を抱えていた花月園やびわこは、もはや持ちこたえるだけの体力がなかった。そこで改めて経済産業省は、競輪の衰退基調が今後も続くと予想される中、全面的なリストラ策に打って出るべく、「場半分構想」に再度打って出た、というわけだな。
さて、問題は向日町である。
向日町は確かに2009年度は赤字だったが、2007年度、2008年度はそれぞれ黒字が出ていた。しかし一方で、施設の老朽化が著しく、耐震強化を含めたスタンド全面建て替えをせねばならない状況となっている。
ところが、京都府とすれば、競輪場の建て替えなど、府民の大半に直接「関係がない」ことであるがゆえに極めて消極的。ということは、競輪場のためにカネが使われるんだったら、もっと他のところに使ったほうが票の足しに当然なる!と、名前は誰だが知らない(Yさんだろ)知事をはじめ、府会議員の連中の多くが考えているんだろう。
そこで「某知事」は、大学教授を中心とした、「向日町競輪廃止推進プロジェクト」(実際名は、京都府検討委員会)をつくり、向日町競輪がいかに将来性がなく、早晩中に府の「お荷物になる」ことは明々白々、という「口実」を作るための論議を重ねてきた、ということなんだろ。
ということは、西宮・甲子園の廃止のときよりもやり口が「汚いね」。
ま、しかしながら、向日町は早晩中に廃止宣言が出されることだろう、と思う。
しかしながら、向日町のような「中途半端」な地は、はっきりいって跡地問題は絶対に難航すると思われる。向日町を知る人ならば分かると思うが、競輪場周辺の道路事情は最悪を通り越して「劣悪」である。
ということは、マンション化にするにしても、東向日駅とは至便の距離とはいえ、駅から多少離れているがゆえに「中途半端」な場所であるばかりか、交通事情が劣悪であるがゆえに、その道すがらは「裏道」のオンパレードだから、従来より居を構えている人たちが反対に回る可能性が高い。そして、サッカー関係者が希望している専用スタジアムというのはおよそムリ。
ま、結局は「自転車競技場」として落ち着く可能性が高いんだろうな。
でも、自転車競技場に特化してしまうと、定期的な改修というのはほとんどできないだろうね。やがて雑草が生い茂り、なんていう可能性もなくはない。それと、今あるスタンドはいずれにせよ解体せねばならなくなるから、その費用だってかかる。ま、それくらいは何とかなるのか?
それと、サテライトとしての存続ははっきりいって望み薄。京都府が競輪事業そのものから撤退するだろうから、結局管理するところがなくなってしまうし。
向日市が受け継いで行うなんて考えられない以上、京都府から競輪が葬り去られるのは必至か?
しかしながら、三宮から阪急特急を乗り継げば1時間ぐらいで行けてしまう向日町を廃止することにより、近畿の競輪は壊滅的状態に陥る可能性が低くない。
ひいては恐らく、掛け持ちでやっている人はあまりいないかもしれないが、競艇や園田競馬、ひいては中央競馬にも波及する可能性もなくはない。
西宮と甲子園が廃止される直前、競艇が盛んにこっちへ来い!とPRしていたみたいだが、客が増えるどころか、尼崎競艇は逆に、入場も売り上げも減ってしまった。結局、競輪から競艇へ、という流れにはならず、競輪やめたら中央競馬へと流れたか、はたまた私のように、公営競技そのものから足を洗う結果となってしまったのだ。
こうした話というのは、全国的に蔓延する可能性がある。にもかかわらず、場を半分にしたら赤字場は2つぐらいになる、という役人の試算はどう考えてみても辻褄が合わない。何度も言うように、場を残す代わりに「三点セット」の徹底及び、国際大会に主眼を置いた施策を取りながら、新規客を開拓していく、という方策のほうが賢明だと思うのだが。
それと、向日町やめたら、西宮の代替地もまだ決まっていない以上、「大阪ドーム競輪」を新たにかんがえてくれるのかねぇ?
思うに、小沢一郎という政治家は、同業並びにそれを取り巻く人物にとってみれば脅威だが、そうではない、要するに利害関係があまりない有権者にとってみれば頼もしい人物みたい。
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/753.html
上記のリンク先に、こんなくだりがある。
「岡田さんが地方回りで青森へ行ったとき、県連の人がぜひ食べてもらおうと、わざわざ大間のマグロを取り寄せて準備していたそうです。しかし、やってきた岡田さんは『私、コンビニでカロリーメイトを買いますから』と言って、箸もつけずに帰ってしまった。
小沢さんは岡田さんとは対照的に、どこへ行っても地元の人たちと酒を酌み交わす。だから、ある若手議員が言ってましたが、岡田さんには7回きてもらったけれど、1回だけ来た小沢さんのほうが、はるかに効果があったと。小沢さんは、地方へ行くと、その日集まって酒を飲んだ支持者の名前と住所を、後で全部教えてもらうんです。それで全員に手紙をだす。そういう人を動かす上での配慮は、政治家にとって一つの大きな力になります」(週刊現代 2011.01.19/26)────「風」で当選した政治家から見ると「古い手法、古い政治家」なのだろうが、むしろ新しい理論・構想を持ちながら、居酒屋で酒を飲み、カラオケを歌う小沢のような「古い」政治家のほうがはるかに魅力的だ。
それにしても、岡田幹事長の神経って一体どうなっているのか?
大間のマグロ、といえば、対岸にある「戸井のマグロ」と並んで、日本では最高級のマグロ、と言われている。はっきりいって、そんな高級マグロをわざわざ取り寄せるなんて、よほどのことがない限りやらない。
ところが岡田幹事長は、ここで変な「潔癖症」を現し、「カロリーメイト」に逃げたというわけか。
これじゃ逆に、もてなしたほうが「悪いことした」ように取られてしまう。こんな失礼なことはない。
これに対し、「元 大幹事長」は、
『あ~、これはこれは!』
といって、地元民に取り入ろうとしている。どちらがいいかは、言うまでもなく明白。
民主党は確かに2009年の総選挙で政権交代を果たした。がしかし、今の民主党の執行部は、政治というものが、限られた利害関係者にしか与えられていない、と錯覚しているかもしれないな。 鳩山執行部時代の民主党とはまるで体質が変わってしまった。
自民党も大局的にはそんな考えを持つ政党なのだが、それでも、地元の有力者などをうまく取り込み、「地方で強い自民党」を長らく標榜してきた。だから長年に亘って政権の座を維持してきたし、地方議会でもいまだ強い。
本当の意味で自民党から政権を奪回するためには、自民党が牙城としてきたところまで突っ込んで、ひっくり返さねばならない。しかし、菅執行部にはそれが全く感じられない。
これでは、民主党は今後も選挙で勝てないぞ。ひいては、政権交代も「砂上の楼閣」に終わってしまう。
そんなことを、有権者、というか、多くの国民が望んでいるんだろうか?
というわけ。
最大の要因は、西宮が廃止されたこと。
西宮と甲子園の廃止が決まってから、「電話投票」に加入し、その後もちょくちょく買っていたのだが、どうも気乗りしなかった。ひいては、他の公営競技にも波及したように思う。
次に、諸々の事情があって、競輪はおろか、公営競技をやるどころではなくなってきた、ということがある。
そこで、当時はまだ「やめよう」とは思わなかったのだが、競輪のみならず、公営競技が厳しい現状を受け、まだ一度も行っていない競技場へ行くことにした。
2004年と2005年の2年間を利用して、当時存在していた競技場へは全て行くことができた。あとは、大師匠となでしこがいる笠松へちょくちょく行ったが、1年ぐらいで区切りをつけた。
また、公営競技が三連単主導のような流れになったこともあり、これまで培ってきた予想パターンが通用しなくなったため、2007年頃に、馬券、車券、舟券を買うのは「やめた」。
ま、馬券、車券、舟券を買わないのに、公営競技がどうとか言うのは「邪道だ!」と言われれば、ごもっとも、というしかないのだが、西宮1つなくなったことで、馬券、車券、舟券の買う気すらなくなるとは、今振り返ってみると思いもしなかった。
しかし、現実的にそうなってしまった。他へ切り替えよう、と思ってみても、なかなかできないことなのだということを切実に思った。
今のところ、馬券、車券、舟券を買う気すらないのだが、何かきっかけを掴めば、またやるのかもしれない。
というところですな。