東京マーケット・サマリー 2024年1月31日午後 6:27
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
147.65/147.66
1.0814/1.0818
159.69/159.73
NY午後5時
147.59/147.62
1.0844/1.0848
160.07/160.11
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べて小高い147円後半で推移している。1月の日銀金融政策決定会合の主な意見を受けたドル安/円高が一巡。月末絡みのフローや今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた持ち高調整の動きから、強含みに転じた。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
36286.71
+220.85
35747.89
35,704.58─36,292.53
TOPIX
2551.10
+24.17
2514.39
2,514.39─2,551.10
プライム市場指数
1312.80
+12.45
1294.17
1,294.17─1,312.80
スタンダード市場指数
1230.37
+7.63
1220.75
1,220.75─1,230.37
グロース市場指数
900.46
-3.39
899.63
889.94─900.46
グロース250指数
712.04
-2.68
711.10
703.03─712.04
東証出来高(万株)
171296
東証売買代金(億円)
45332.94
東京株式市場で日経平均は3日続伸し、前営業日比220円85銭高の3万6286円71銭で取引を終えた。米市場でハイテク株が下落したことが重しとなり、半導体関連株などが売られたが、下値では押し目買いも入った。後場にかけてはプラス圏で推移するなど底堅さを維持。好決算銘柄への個別物色や主力銘柄への買いが相場を支えた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1225銘柄(73%)に対し、値下がりが399銘柄(24%)、変わらずが34銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
-0.011
ユーロ円金先(24年3月限)
───
3カ月物TB
-0.150
(+0.020)
安値─高値
-0.140─-0.150
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.011%になった。前営業日(マイナス0.011)から横い。「月末で調達を控えた参加者もいたが、オファーも少し減ったので、レートは前日からほぼ変わらずだった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年3月限
146.25
(-0.19)
安値─高値
145.96─146.42
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.730%
(+0.025)
安値─高値
0.750─0.730%
国債先物中心限月3月限は前営業日19銭安の146円25銭と反落して取引を終えた。日銀の早期政策修正観測が強まり、売り材料となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2.5bp上昇の0.730%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.34─0.24
3年物
0.44─0.34
4年物
0.53─0.43
5年物
0.62─0.52
7年物
0.80─0.70
10年物
1.03─0.93
日経平均は220円高と3日続伸、プライム値上がり銘柄は7割超=31日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/01/31 15:19
31日後場の日経平均株価は、前日比220円85銭高の3万6286円71銭と3日続伸、TOPIX(東証株価指数)は同24.17ポイント高の2551.10ポイントと反発して取引を終了した。朝方は、米IT大手マイクロソフトとアルファベット(グーグルの持ち株会社)の株価が決算発表後の現地30日、時間外取引で下落したことを受け半導体株などに売りが先行。その後、弱含む場面もみられたが、26日に付けた直近安値(3万5687円)を割り込まなかったことから、押し目買いが優勢となった。日経平均は取引終了間際の午後2時59分に、同226円67銭高の3万6292円53銭を付けるなど引き締まる格好となった。東証プライム市場の出来高は17億1296万株、売買代金は4兆5332億円。騰落銘柄数は値上がりが1225銘柄と7割を超え、値下がりは399銘柄、変わらずは34銘柄だった。
業種別では、33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、東ガス<9531>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株が上昇。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、芙蓉リース<8424>、オリックス<8591>などのその他金融株が高い。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株も堅調。鹿島<1812>、大和ハウス<1925>などの建設株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株もしっかり。一方、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株は下落した。
個別では、一工薬<4461>、東鉄鋼<5445>、M&ACH<2127>、M&A総研<9552>、住友理工<5191>などが上昇。半面、Vコマース<2491>、アルプスA<6770>、アンリツ<6754>、KLab<3656>、シンプレHD<4373>などが下げた。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,991.63 +19.32 +0.98% +8.10% +29.85% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,735.11 +18.59 +1.08% +9.25% +32.26% 15:00
日経平均株価
36,286.71 +220.85 +0.61% +8.43% +32.79% 15:15
日経500平均
3,214.25 +11.04 +0.34% +5.44% +24.28% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,551.10 +24.17 +0.96% +7.81% +29.15% 15:00
日経300指数
541.43 +5.46 +1.02% +8.32% +30.70% 15:15
東証REIT指数
1,798.71 -4.59 -0.25% -0.46% -1.54% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,311.46 +12.94 +1.00% +9.95% +34.46% 15:00
東証グロース市場250指数
712.04 -2.68 -0.37% +0.80% -8.23% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,915.07 +20.27 +0.70% +4.69% +21.98% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,599.78 +18.80 +0.73% +5.38% +24.35% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,566.62 +30.81 +1.22% +8.19% +29.01% 15:00
日経平均
現在値 36,286.71↓ (24/01/31 15:15)
前日比 +220.85 (+0.61%)
始値 35,747.89 (09:00) 前日終値 36,065.86 (24/01/30)
高値 36,292.53 (15:00) 年初来高値 36,984.51 (24/01/23)
安値 35,704.58 (09:04) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日続伸、ファーストリテやキヤノンが2銘柄で約46円分押し上げ16:11 配信フィスコ
31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり178銘柄、値下がり47銘柄、変わらず0銘柄となった。
30日の米国株式市場は高安まちまち。ダウ平均は133.86ドル高(+0.35%)の38467.31ドル、ナスダックは118.15ポイント安(-0.76%)の15509.90、S&P500は2.96ポイント安(-0.06%)の4924.97で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要ハイテク企業決算を控えた警戒感を受けて、寄付き後は下落。ただ、12月JOLT求人件数や1月消費者信頼感指数の良好な結果を受けて、景気の底堅さを期待しダウは上昇に転じた。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、連日で過去最高値を更新。一方、早期利下げ観測の後退や携帯端末アップルの下落が重しとなりハイテクは下落したことから、まちまちで終了した。
米国株は高安まちまちだったものの、決算発表後のマイクロソフトが時間外でやや売られたことから、東京市場は半導体などハイテク関連がさえないスタート。日経平均は35700円で取引を開始したが、売り一巡後は、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>が下げ幅を縮小。また、朝方に発表された1月の日本銀行の金融政策決定会合での「主な意見」公表を受けて、4月マイナス金利解除の可能性が高まったとの見方が一段と高まったことから銀行株が上昇。大引けにかけて、日経平均は切り返す展開となった。
大引けの日経平均は前日比220.85円高(+0.61%)の36286.71円となった。東証プライム市場の売買高は17億1296万株、売買代金は4兆5332億円だった。セクター別では、銀行業、電気・ガス業、不動産業、その他金融業、保険業などが上昇した一方、石油・石炭業、鉱業、海運業、金属製品の4セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は73%、対して値下がり銘柄は24%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約31円押し上げた。同2位はキヤノン<7751>となり、TDK<6762>、コマツ<6301>、テルモ<4543>、ホンダ<7267>、日立建<6305>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>、アルプスアル<6770>、安川電<6506>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 36286.71(+220.85)
値上がり銘柄数 178(寄与度+309.76)
値下がり銘柄数 47(寄与度-88.91)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 39740 320 31.97
<7751> キヤノン 4080 297 14.84
<6762> TDK 7442 131 13.09
<6301> 小松製作所 4245 336 11.19
<4543> テルモ 5031 82 10.92
<7267> ホンダ 1676 48 9.59
<6305> 日立建機 4234 273 9.09
<4063> 信越化 5875 53 8.82
<6758> ソニーG 14695 215 7.16
<8015> 豊田通商 9786 212 7.06
<4568> 第一三共 4423 70 6.99
<7733> オリンパス 2200 51 6.79
<7203> トヨタ自動車 3000 41 6.74
<6971> 京セラ 2183 22 5.86
<9766> コナミG 9126 173 5.76
<6920> レーザーテック 39780 380 5.06
<7735> SCREEN 14670 375 5.00
<7741> HOYA 18945 295 4.91
<9613> NTTデータG 2141 25 4.16
<4704> トレンドマイクロ 8504 118 3.93
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 27865 -120 -11.99
<9984> ソフトバンクG 6460 -55 -10.99
<6954> ファナック 4117 -59 -9.82
<6367> ダイキン工業 23885 -260 -8.66
<6857> アドバンテ 5823 -27 -7.19
<6770> アルプスアルパイン 1102 -205.5 -6.84
<6506> 安川電機 5627 -128 -4.26
<6645> オムロン 6710 -128 -4.26
<6976> 太陽誘電 3606 -110 -3.66
<6861> キーエンス 66580 -750 -2.50
<2801> キッコーマン 9141 -74 -2.46
<4519> 中外製薬 5347 -23 -2.30
<6841> 横河電機 2924 -54 -1.80
<6981> 村田製作所 3015 -17 -1.36
<6594> ニデック 5542 -47 -1.25
<6723> ルネサスエレクトロニ 2472 -33 -1.10
<4661> オリエンタルランド 5502 -32 -1.07
<4324> 電通グループ 3932 -25 -0.83
<4523> エーザイ 6998 -21 -0.70
<6724> セイコーエプソン 2167 -9.5 -0.63
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,551.10↑ (24/01/31 15:00)
前日比 +24.17 (+0.96%)
始値 2,514.39 (09:00) 前日終値 2,526.93 (24/01/30)
高値 2,551.10 (15:00) 年初来高値 2,565.89 (24/01/23)
安値 2,514.39 (09:00) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング:銀行業が上昇率トップ15:38 配信フィスコ
銀行業が上昇率トップ。そのほか電力・ガス業、不動産業、その他 金融業、保険業なども上昇。一方、石油・石炭製品が下落率トップ。そのほか鉱業、海運業、金属製品も下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 銀行業 / 280.28 / 2.19
2. 電力・ガス業 / 506.08 / 1.85
3. 不動産業 / 1,824.28 / 1.79
4. その他金融業 / 959.05 / 1.55
5. 保険業 / 1,868.14 / 1.44
6. 精密機器 / 11,628.21 / 1.41
7. 建設業 / 1,636.6 / 1.36
8. 卸売業 / 3,541.42 / 1.36
9. 輸送用機器 / 4,682.11 / 1.34
10. 非鉄金属 / 1,190.2 / 1.33
11. パルプ・紙 / 536.65 / 1.29
12. 証券業 / 547.94 / 1.28
13. 繊維業 / 661.44 / 1.19
14. ガラス・土石製品 / 1,348.21 / 1.11
15. 鉄鋼 / 815.44 / 1.03
16. 水産・農林業 / 554.75 / 1.00
17. 陸運業 / 2,152.9 / 0.89
18. 機械 / 2,932.88 / 0.86
19. 医薬品 / 3,576.32 / 0.86
20. 空運業 / 249.28 / 0.84
21. 食料品 / 2,246.64 / 0.83
22. 小売業 / 1,711.66 / 0.75
23. その他製品 / 4,918.31 / 0.63
24. 電気機器 / 4,487.7 / 0.62
25. ゴム製品 / 4,675.62 / 0.61
26. 化学工業 / 2,507.5 / 0.60
27. 倉庫・運輸関連業 / 2,722.2 / 0.53
28. サービス業 / 2,879.61 / 0.34
29. 情報・通信業 / 5,640.62 / 0.31
30. 金属製品 / 1,394.87 / -0.06
31. 海運業 / 1,896.99 / -0.22
32. 鉱業 / 603.22 / -0.47
33. 石油・石炭製品 / 1,481.36 / -0.61
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 23,058.74↑ (24/01/31 15:00)
前日比 +208.29 (+0.91%)
始値 22,718.36 (09:00) 前日終値 22,850.45 (24/01/30)
高値 23,058.74 (15:00) 年初来高値 23,240.97 (24/01/23)
安値 22,718.36 (09:00) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,312.80↑ (24/01/31 15:00)
前日比 +12.45 (+0.96%)
始値 1,294.17 (09:00) 前日終値 1,300.35 (24/01/30)
高値 1,312.80 (15:00) 年初来高値 1,320.23 (24/01/23)
安値 1,294.17 (09:00) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,230.37↑ (24/01/31 15:00)
前日比 +7.63 (+0.62%)
始値 1,220.75 (09:00) 前日終値 1,222.74 (24/01/30)
高値 1,230.37 (15:00) 年初来高値 1,227.32 (24/01/30)
安値 1,220.75 (09:00) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 900.46↑ (24/01/31 15:00)
前日比 -3.39 (-0.38%)
始値 899.63 (09:00) 前日終値 903.85 (24/01/30)
高値 900.46 (15:00) 年初来高値 914.43 (24/01/26)
安値 889.94 (10:33) 年初来安値 862.11 (24/01/18)
東証グロ-ス指数は反落、売り一巡後は主力株が買われて下げ渋る展開に/グロース市況17:42 配信フィスコ
東証グロース市場指数:-3.39 ()
出来高:1億2498万株
売買代金1388億円:
東証グロース市場250指数:712.04 (-2.68)
出来高1億193万株:
売買代金1239億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに反落。値上がり銘柄数は195、値下り銘柄数は326、変わらずは37。 30日の米国株式市場は高安まちまち。ダウ平均は133.86ドル高(+0.35%)の38467.31ドル、ナスダックは118.15ポイント安(-0.76%)の15509.90、S&P500は2.96ポイント安(-0.06%)の4924.97で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要ハイテク企業決算を控えた警戒感を受けて、寄付き後は下落。ただ、12月JOLT求人件数や1月消費者信頼感指数の良好な結果を受けて、景気の底堅さを期待しダウは上昇に転じた。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、連日で過去最高値を更新。一方、早期利下げ観測の後退や携帯端末アップルの下落が重しとなりハイテクは下落したことから、まちまちで終了した。 米ハイテク株の下落を受けて、東証グロース市場も売り優勢で取引を開始した。東証プライム市場同様、前場はさえない推移が続いたが、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小するなど買い直される展開となった。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに切り返すことはできなかったが、東証グロース市場250指数の売買代金が1239億円と前日比では200億円近く増加。主力の東証グロース市場コア20銘柄に投資資金が向かうなど底堅さも見られる地合いとなった。 個別では、連日商い活況のQPS研究所<5595>が利益確定の売りに押されたほか、通期に対する第3四半期までの低い進捗率が嫌気されてインフォコム<4348>も売られた。時価総額上位銘柄では、BASE<4477>、ispace<9348>、ウェルスナビ<7342>が売られた。値下がり率上位には、アライドアーキテクツ<6081>、ギックス<9219>、アルー<7043>がランクイン。 一方、第3四半期累計の営業利益が前年同期比2倍となったSBIリーシング<5834>が大幅高となったほか、テクニカル面が材料視されてインフォネット<4444>も急騰。ドリコム<3793>、Jストリーム<4308>も決算が材料視されて買われた。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>、弁護士ドットコム<6027>、GMOフィナンシャルゲート<4051>が買われた。値上がり率上位では、オンデック<7360>、ティムス<4891>、ココナラ<4176>が名を連ねた。 東証グロース市場Core指数では、GENDA、弁護士ドットコム、GMOフィナンシャルゲートのほか、カバー<5253>、セーフィー<4375>が買われた。
グロース250
現在値 712.04↑ (24/01/31 15:00)
前日比 -2.68 (-0.37%)
始値 711.10 (09:00) 前日終値 714.72 (24/01/30)
高値 712.04 (15:00) 年初来高値 724.71 (24/01/26)
安値 703.03 (10:33) 年初来安値 683.34 (24/01/18)
東証REIT指数
現在値 1,798.71↓ (24/01/31 15:00)
前日比 -4.59 (-0.25%)
始値 1,796.16 (09:00) 前日終値 1,803.30 (24/01/30)
高値 1,806.52 (09:08) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,795.97 (14:40) 年初来安値 1,790.30 (24/01/04)
日経平均VI
現在値 18.96↑ (24/01/31 15:20)
前日比 +0.12 (+0.64%)
始値 18.71 (09:00) 前日終値 18.84 (24/01/30)
高値 19.07 (15:03) 年初来高値 23.02 (24/01/15)
安値 18.22 (12:06) 年初来安値 18.13 (24/01/26)
日経VI:小幅に上昇、株価底堅く高値警戒感を意識16:05 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比+0.12(上昇率0.64%)の18.96と小幅に上昇した。なお、高値は19.07、安値は18.22。日経225先物は昨日は小幅に下落したものの、引き続き短期的な過熱感が意識されている。こうした中、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は取引開始後もマイナス圏で推移したことから高値警戒感が緩和し、午前の時間帯は日経VIは昨日の水準を下回って推移した。ただ、株価は底堅く、日経225先物が上げに転じると、高値警戒感が改めて意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードから、日経VIは上昇に転じて本日を終えた。
日経平均先物
現在値 35,930.00↓ (24/01/31 06:00)
前日比 -70.00 (-0.19%)
高値 36,030.00 (02:00) 始値 35,910.00 (16:30)
安値 35,870.00 (17:14) 前日終値 36,000.00 (24/01/30)
TOPIX先物
現在値 2,524.00↓ (24/01/31 06:00)
前日比 +3.50 (+0.14%)
高値 2,526.50 (05:28) 始値 2,517.00 (16:30)
安値 2,515.00 (17:14) 前日終値 2,520.50 (24/01/30)
JPX日経400先物
現在値 22,835.00↓ (24/01/31 06:00)
前日比 +55.00 (+0.24%)
高値 22,845.00 (01:59) 始値 22,755.00 (16:30)
安値 22,750.00 (17:14) 前日終値 22,780.00 (24/01/30)
グロース250先物
現在値 711.00↑ (24/01/31 06:00)
前日比 +3.00 (+0.42%)
高値 713.00 (05:21) 始値 708.00 (16:30)
安値 707.00 (16:31) 前日終値 708.00 (24/01/30)
NYダウ先物 円建
現在値 38,512.00↓ (24/01/31 06:00)
前日比 +88.00 (+0.23%)
高値 38,626.00 (05:28) 始値 38,414.00 (16:30)
安値 38,373.00 (22:19) 前日終値 38,424.00 (24/01/30)
CME日経平均先物 円建
現在値 35,735.00↓ (24/01/30 15:59 CST)
前日比 -390.00 (-1.08%)
高値 36,260.00 始値 36,160.00
安値 35,725.00 前日終値 36,125.00 (24/01/29)
SGX日経平均先物
現在値 35,890.00↑ (24/01/31 05:14 SGT)
前日比 -140.00 (-0.39%)
高値 36,020.00 始値 36,005.00
安値 35,870.00 前日終値 36,030.00 (24/01/30)
長期国債先物
現在値 146.400↑ (24/01/31 05:54)
前日比 -0.040 (-0.03%)
高値 146.480 (15:30) 始値 146.470 (15:30)
安値 146.280 (00:45) 前日終値 146.440 (24/01/30)
31日の日本国債市場概況:債券先物は146円25銭で終了17:15 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2024年3月限
寄付146円42銭 高値146円42銭 安値145円96銭 引け146円25銭
売買高総計25537枚
2年 457回 0.083%
5年 164回 0.302%
10年 373回 0.727%
20年 187回 1.536%
債券先物3月限は、146円42銭で取引を開始。日銀金融政策決定会合における主な意見(1月22・23日分)で、政策修正に前向きな発言が目立ったとして売りが先行し、145円96銭まで下げた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)の声明発表・議長会見を控え、金利がやや低下するなかで買い戻された。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は4.31%、10年債は4.00%、30年債は4.22%近辺で推移。
債券利回りは低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.21%、英国債は3.85%、オーストラリア10年債は4.01%、NZ10年債は4.56%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.086 (24/01/31 03:05)
前日比 +0.005
日本国債5年
年利回り 0.291 (24/01/31 03:05)
前日比 -0.002
日本国債10年
年利回り 0.711 (24/01/31 03:05)
前日比 -0.001
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,788.55 -41.98 -1.48% -6.27% -14.35% 17:29
中国 上海A株指数
2,923.41 -44.07 -1.49% -6.27% -14.33% 17:29
中国 深センA株指数
1,615.85 -50.49 -3.03% -15.95% -27.91% 16:00
中国 深セン成分指数
8,212.84 -163.14 -1.95% -13.77% -31.57% 16:00
中国 上海B株指数
244.04 +0.72 +0.30% +5.37% -18.53% 17:29
中国 深センB株指数
1,003.33 -12.54 -1.23% -7.18% -16.80% 16:00
中国 上海50A株指数
2,254.30 -16.68 -0.73% -3.09% -19.72% 17:29
中国 上海180A株指数
7,118.57 -67.23 -0.94% -4.06% -18.40% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,356.10 -35.53 -1.49% -6.28% -14.34% 17:29
中国 創業板指数
1,573.37 -10.40 -0.66% -16.81% -39.04% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,215.35 -29.69 -0.91% -6.29% -22.65% 16:00
中国 深セン総合指数
1,544.90 -48.22 -3.03% -15.94% -27.89% 16:00
香港 ハンセン指数 15,485.07 -218.38 -1.39% -9.16% -29.11% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 5,194.04 -81.33 -1.54% -9.96% -30.05% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,193.67 -26.21 -0.81% -4.68% -19.73% 17:08
韓国総合株価指数 2,497.09 -1.72 -0.07% -5.96% +2.97% 18:05
S&P・BSEセンセックス 71,752.13 +612.23 +0.86% -0.68% +20.49% 20:51
インドCNX NIFTY指数 21,725.70 +203.60 +0.95% -0.03% +23.01% 20:43
加権指数 17,889.56 -145.07 -0.80% -0.23% +17.19% 15:30
S&P/ASX200指数 7,680.72 +80.52 +1.06% +1.18% +2.73% 14:57
NZX50種グロス指数 11,872.10 -42.30 -0.36% +0.86% -0.80% 14:10
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,512.98 +0.23 +0.02% +4.01% +1.85% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,207.94 +15.73 +0.22% -0.89% +5.39% 18:00
シンガポール ST指数 3,153.01 +2.97 +0.09% -2.69% -6.27% 18:20
タイ SET指数 1,364.52 -8.62 -0.63% -3.63% -18.36% 19:03
ベトナム VN指数 1,164.31 -15.34 -1.30% +3.04% +4.78% 17:02
フィリピン 総合指数 6,646.44 +24.43 +0.37% +3.04% -2.16% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年1月31日午後 7:52
東南アジア株式相場は大半が上昇して引けた。
マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.36%高。一時は1.5%上昇し、8カ月ぶりの高値を付けた。
この日発表されたフィリピンの2023年通年の国内総生産(GDP)伸び率は政府目標を下回った。10ー12月期は前期から伸びが鈍化した。
キャピタル・エコノミクスのアナリストは、フィリピン経済の堅調さが薄れると予想。過熱していた貸し出しの伸びが鈍っており、今後数四半期にかけて内需の伸びが鈍化すると見通している。
中国・香港株式市場は続落。経済指標が弱い内容となり、景気刺激策にも失望感が広がる中、本土の優良株で構成する指数は月間で異例の6カ月連続の下げを記録した。
中国国家統計局が31日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2で2023年12月の49.0から上昇したものの、景況拡大・縮小の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。
野村のアナリストはPMIについて「製造業は縮小が続き、サービス業はほぼ横ばい、建設業は鈍化しており、精彩に欠ける内容となった」と述べた。
景気回復力の弱さと限られた刺激策が投資家心理の重しになっている。
ハンセン指数は1月としては2016年以来最大の9.2%下落。ハイテクと不動産が下げを主導しており、ハンセンテック指数(.HSTECH), opens new tabは月間で20%安、香港に上場する本土不動産株(.HSMPI), opens new tabは19%安だった。
CSI300指数は月間で6.3%下げた。
中国東部の江蘇省蘇州市と上海市は住宅購入規制を緩和した。広東省の広州市も先週、大型住宅の購入制限を撤廃している。
HSBCのアナリストは「中国当局は成長押し上げに向けてより積極的なスタンスを示している」と指摘。「とはいえ、『5%前後』という成長目標を達成するには、政策支援の一貫性と持続性がなお必要だ」との見方を示した。
ソウル株式相場は続落した。半導体や電子商取引関連銘柄の下げがきつかった。月間では下落で終わった。
総合株価指数(KOSPI)は0.07%安。今月は5.96%安と昨年10月以来の下落だった。
市場は米連邦準備理事会(FRB)の金融政策会合や、明日の韓国貿易統計に注目が集まっている。
半導体大手サムスン電子は2.15%安。同社は今年、メモリー半導体やハイテク需要の回復が続くとの見通しを示したものの、支援材料にならなかった。同業SKハイニックスは1.61%安。 もっと見る
サムスン電子は月間では7.4%安、2022年12月以来の落ち込みを記録。SKハイニックスは4.81%下落した。
前日の米株式市場では、フィラデルフィア半導体株指数が1.6%下落。米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)の24年1ー3月期の業績見通しは市場予想を下回った。 もっと見る
SK証券のアナリストは「米国でAMDの見通しやグーグルの失望を招くガイダンスの後で、サムスン電子の決算発表会見に市場は悲観的な反応を示した」と述べた。
インターネット検索大手ネイバーとメッセージアプリのカカオは、それぞれ4.30%安と3.31%安。米IT大手の軟化につられた。
取引された937銘柄のうち、上昇は353銘柄。527銘柄が下落した。
外国人投資家は748億ウォン(5604万ドル)相当の買い越し。
シドニー株式相場は8営業日続伸し、過去最高値で引けた。金融、ヘルスケア株が上昇を主導。この日発表されたオーストラリアの消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化し、年内利下げ観測が拡大したことが支援材料になった。
S&P/ASX200指数は1.1%高で終了。月間では1.2%高と、3カ月続伸となった。
2023年10ー12月期の豪CPIは市場予想以上に鈍化し、2年ぶりの低い伸びとなった。これに伴い、市場が織り込む5月利下げの確率は、CPI発表前の30%から50%に上昇した。
豪準備銀行(中央銀行)は2月6日、今年最初の金融政策決定会合を開催する予定。
シティー・インデックスのシニア市場アナリスト、マット・シンプソン氏は「大いに歓迎すべき弱いCPIの数値を受け、早ければ5月にも豪中銀の利下げが始まるとの観測が拡大した」と指摘。「CPIは(利下げで)持ち家世帯の家計負担が減り、ローン需要が増える可能性があることから、金融株を押し上げた」と述べた。
金融株指数は1.5%高と最も上昇率が大きく、15年4月以来の高値で引けた。四大銀行は1.3ー1.5%高。月間では5%上昇と、3カ月続伸した。
ヘルスケア株指数は1.2%高と、4営業日続伸した。バイオ製薬大手のCSLは7カ月超ぶりの高値水準。同指数は月間では4.3%高と、3カ月続伸した。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2788.5482
- 41.9784
- 1.48
2815.5042
2834.0110
2782.5869
(.SSEC)
前営業日終値
2830.5266
中国
CSI300指数
3215.352
-29.687
-0.91
3231.543
3252.148
3201.926
(.CSI300)
前営業日終値
3245.039
香港
ハンセン指数
15485.07
-218.38
-1.39
15652.05
15744.04
15411.66
(.HSI)
前営業日終値
15703.45
香港
ハンセン中国株指数
5194.04
-81.33
-1.54
5268.59
5288.59
5165.71
(.HSCE)
前営業日終値
5275.37
韓国
総合株価指数
2497.09
-1.72
-0.07
2487.90
2502.45
2486.97
(.KS11)
前営業日終値
2498.81
台湾
加権指数
17889.56
-145.07
-0.80
17970.41
17996.33
17874.95
(.TWII)
前営業日終値
18034.63
豪
S&P/ASX指数
7680.70
+80.50
+1.06
7600.20
7682.30
7570.20
(.AXJO)
前営業日終値
7600.20
シンガポール
ST指数
3153.01
+2.97
+0.09
3145.22
3162.41
3141.75
(.STI)
前営業日終値
3150.04
マレーシア
総合株価指数
1512.98
+0.23
+0.02
1512.60
1516.40
1509.55
(.KLSE)
前営業日終値
1512.75
インドネシア
総合株価指数
7207.941
+15.725
+0.22
7213.307
7247.518
7192.64
(.JKSE)
前営業日終値
7192.216
フィリピン
総合株価指数
6646.44
+24.43
+0.37
6633.45
6722.32
6633.45
(.PSI)
前営業日終値
6622.01
ベトナム
VN指数
1164.31
-15.34
-1.30
1179.65
1182.53
1163.13
(.VNI)
前営業日終値
1179.65
タイ
SET指数
1364.52
-8.62
-0.63
1374.35
1374.87
1359.54
(.SETI)
前営業日終値
1373.14
インド
SENSEX指数
71752.11
+612.21
+0.86
71073.04
71851.39
70846.04
(.BSESN)
前営業日終値
71139.90
インド
NSE指数
21725.70
+203.60
+0.95
21487.25
21741.35
21448.85
(.NSEI)
前営業日終値
21522.10
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.35% 11,872.10 -42.30H:11,915.23L:11,832.8101/31
[CFD] 日本 日経平均 36,293.60 日経比:+6▲0.02%H:36,407L:36,22321:08
中国 上海B株 ▲0.30% 244.04 +0.72H:245.28L:241.3001/31
中国 上海A株 ▼1.48% 2,923.41 -44.07H:2,971.08L:2,917.1701/31
中国 深セン成分 ▼1.95% 8,212.84 -163.14H:8,408.67L:8,208.4501/31
中国 深センB株 ▼1.23% 1,003.33 -12.54H:1,016.07L:998.7301/31
中国 深センA株 ▼3.03% 1,615.85 -50.49H:1,668.55L:1,613.6001/31
[CFD] HangSeng サンデー 15,429.80 指数比:-55▼0.36%H:15,757L:15,39621:08
香港 レッドチップ指数 ▼1.09% 3,184.92 -34.96H:3,242.22L:3,175.5116:59
31日の中国本土市場概況:上海総合1.5%安で3日続落、不動産と医薬に売り16:52 配信フィスコ
31日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比41.98ポイント(1.48%)安の2788.55ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中対立の警戒感や、中国不動産業を巡る不透明感が依然としてくすぶっている。複数メディアは31日、碧桂園HD(2007/HK)に対し、一部の債権者が香港で清算申し立てを計画しているもようと報じた。それに先立つ29日、香港高等法院(高裁)が中国恒大集団(3333/HK)に対して「清算命令」を出したばかり。関係者によれば、大部分の資産が中国本土にあるだけに、清算作業は困難を伴う見通しだ。業界の混乱につながる恐れもあると不安視されている。
ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国景気の過度な先行き不安が薄らいでいる。国際通貨基金(IMF)は30日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2024年GDP(国内総生産)成長率予想を昨年10月時点の4.2%から4.6%に上方修正した。また、朝方公表された1月の中国景況感指数については、製造業PMI予想ほどではなかったものの前月実績を上回り、非製造業PMIは予想以上に前月から改善している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産が安い。緑地HD(600606/SH)が7.0%、格力地産(600185/SH)が6.1%、新城控股集団(601155/SH)が5.4%、金地集団(600383/SH)が4.7%ずつ下落した。
医薬株も下げが目立つ。ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が9.2%安、無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が4.7%安、天士力医薬集団(600535/SH)が3.5%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が3.2%安で引けた。無錫薬明については、米国のバイオ企業規制案で対象に挙げられたことが引き続き売り材料視されている。約3年10カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。そのほかハイテク株、消費関連株、素材株、インフラ関連株、証券株なども売られている。
半面、発電株はしっかり。華電国際電力(600027/SH)が4.7%、国電電力発展(600795/SH)が2.1%、国投電力(600886/SH)が1.7%ずつ上昇した。華電国際が通期決算の大幅増益見通しを発表。発電株全体の追い風となった。このほか、銀行・保険株、エネルギー株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.72ポイント(0.30%)高の244.04ポイント、深センB株指数が12.54ポイント(1.23%)安の1003.33ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
31日の香港市場概況:ハンセン1.4%安で続落、舜宇光学11.7%下落18:00 配信フィスコ
31日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比218.38ポイント(1.39%)安の15485.07ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が81.33ポイント(1.54%)安の5194.04ポイントと続落した。売買代金は988億4550万香港ドルとなっている(30日は948億6030万香港ドル)。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米中対立の警戒感や、中国不動産業を巡る不透明感が投資家心理の重しだ。複数メディアは31日、一部の債権者が碧桂園HD(2007/HK)に対し、香港で清算申し立てを計画しているもようなどと報じている。それに先立つ29日、香港高等法院(高裁)が中国恒大集団(3333/HK)に対して「清算命令」を出したばかりだ。売買停止中の恒大集団に関しては、管財人によって資産売却などが行われ、債務整理が進められる。ただ、関係者によれば、大部分の資産が中国本土にあるだけに、清算作業は困難を伴う見通しだ。破綻処理の遅れは、業界の混乱につながる恐れもあると不安視されている。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が31日(日本時間2月1日未明)に発表されることも気がかり材料として意識された。
ただ、下値は限定的。指数はプラス圏に浮上する場面もあった。中国景気の過度な先行き不安が薄らいでいる。国際通貨基金(IMF)は30日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2024年GDP(国内総生産)成長率予想を昨年10月時点の4.2%から4.6%に上方修正した。また、朝方公表された1月の中国景況感指数については、製造業PMI予想ほどではなかったものの前月実績を上回り、非製造業PMIは予想以上に前月から改善している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が11.7%安と下げが目立った(約7年ぶり安値)。通期決算の50~55%減益見通しが嫌気されている。ほか、バイオ医薬品の開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が8.3%安(約5年ぶり安値)。米国のバイオ企業規制案が不安視されている。
セクター別では、中国の不動産が安い。上述の碧桂園が4.5%、合景泰富集団HD(1813/HK)と世茂集団HD(813/HK)がそろって5.4%、龍湖集団HD(960/HK)が2.8%、広州富力地産(2777/HK)が1.9%ずつ下落した。
スマートフォン部材・組立の銘柄群も急落。上記した舜宇光学のほか、瑞声科技HD(2018/HK)が7.7%安、丘タイ科技(1478/HK)が5.5%安、高偉電子(1415/HK)が4.4%安、小米集団(1810/HK)が4.5%安、比亜迪電子(285/HK)が3.4%安で取引を終えた。
一方、本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.48%安の2788.55ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。医薬株、ハイテク株、消費関連株、素材株、インフラ関連株、証券株なども売られた。半面、発電株は高い。銀行・保険株、エネルギー株も買われた。
亜州リサーチ(株)