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元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

政治資金規正法 再改正:自公の幹事長&国対委が「与野党協議の場」設置を提案へ

2024-11-19 12:56:26 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
森山裕


西田実仁



政治資金規正法 再改正 自公“与野党協議の場” 設置を提案へ NHK 2024年11月19日 12時01分

政治資金規正法の再改正をめぐり、自民・公明両党は、党派を超えた幅広い理解を得て実現させたいとして、与野党協議の場を設けることを、近く野党側に提案することを確認しました。

政治資金規正法をめぐっては、石破総理大臣が年内に再改正を目指す意向を示し、自民党が改革案の詰めの協議を進め、公明党は案をすでにまとめています。

自民党の森山幹事長と公明党の西田幹事長は19日朝、両党の国会対策委員長も交えて東京都内で会談し、今後の対応を協議しました。

そして、党派を超えた幅広い理解を得て再改正を実現させたいとして、与野党協議の場を設けることを、幹事長レベルで、近く野党側に提案することを確認しました。

また、先の石破総理大臣と中国の習近平国家主席との首脳会談を踏まえ、2018年以降途絶えている自民・公明両党と中国共産党との「日中与党交流協議会」の早期再開に向けて、中国側と調整を進めることも申し合わせました。

自民党の坂本国会対策委員長は、会談のあと記者団に「政治改革は臨時国会の限られた時間の中で成案ができるかという問題もある。きょうあすにでも自民党から各党に呼びかける。熟議と公開の場で共通の認識を持ち、互いを理解したうえで委員会審議に臨むことが最大の手段だと考えた」と述べました。

自民 森山幹事長「各党に協議呼びかけたい」
自民党の森山幹事長は記者会見で「政治改革の方向性を明確にすることが大事ではないかということで、各党に協議を呼びかけたい」と述べました。

また、党の政治改革案の取りまとめについて「できるだけ急いでと考えている。できれば、次の国会で年内の関連法案の成立を目指す」と述べました。

一方、立憲民主党などが求める企業・団体献金の禁止については「企業や団体も、社会を構成する一員であり、個人と同様に憲法で保障されている政治活動の自由が認められていることは一般的な法の解釈だ。個別企業の利益のためではなく民主主義の健全な発展など社会貢献の一環として自主的な判断で献金を行うことまで妨げるものではないのではないか」と指摘しました。

国民 玉木代表「速やかに実現につなげていくべき」
国民民主党の玉木代表は記者会見で「政治改革はすべての政党や政治家に影響を与えることなので、しっかり与野党協議の場で合意点、一致点を見いだしていくことが重要だ」と述べました。

そのうえで「公明党とわれわれの考え方は非常に近いところもあるので、与野党の垣根を越えて合意できるところは合意したらいい。速やかに与野党協議の場を設けて、例えば政策活動費の廃止や外国人のパーティー券の購入の規制などを決めて実現につなげていくべきだ」と述べました。

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2024年11/15の総務会で決定:自民党役職に裏金議員12人・・・全員、政倫審では非弁明

2024-11-15 16:19:55 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
自民党役職に裏金議員12人 幹部「適材適所で決めた」:東京新聞デジタル 2024年11月15日 13時20分 (共同通信)

自民党は15日の総務会で、政務調査会の部会長や代理など党役職の人事を決定した。派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載のあった旧安倍派の衆参両院議員計12人を起用した。鈴木俊一総務会長は記者会見で「適材適所で決められた」と述べた。
 石破茂首相(党総裁)は10月28日の記者会見で、裏金議員の登用に当たって「党にとって有為な方であるか、国民の理解を得られるのか、を考えながら適切に対処したい」と説明していた。12人はいずれも衆参両院の政治倫理審査会に出席し、弁明していない。

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政策活動費廃止、やっぱり自民党には「慎重論」

2024-11-13 21:04:11 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
Ⓒ東京新聞



政策活動費廃止、やっぱり自民党には「慎重論」…政治資金規正法の改正めぐり議論「必要なものは残すべきだ」:東京新聞 TOKYO Web 2024年11月12日 19時51分

自民党は12日、「政治改革本部」の総会を衆院選後初めて党本部で開き、派閥裏金事件を受けた政治資金規正法の積み残しの課題などについて、議論を本格化させた。年内の法改正を目指す。衆院選で「廃止も念頭」と公約した使途非公開の政策活動費について、廃止や公開への慎重論が出た。企業・団体献金の禁止も賛同の意見はなく、消極姿勢が目立った。(井上峻輔)
◆石破首相「早急に結論を出したい」
石破茂首相は会合の冒頭で、政策活動費や調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の在り方に関し「早急に結論を出したい」と語った。企業・団体献金については「わが党として考えをまとめる必要があり、法改正に取り組むことも必要かもしれない」との認識を示した。
 会合では、
(1)政策活動費
(2)旧文通費
(3)政治資金を監視する第三者機関の設置
について、年内に結論を出す方針を確認した。
 政策活動費について、出席議員からは「廃止すべきだ」との意見の一方で、議員外交など相手方への配慮が必要な支出もあるとして「必要なものは残すべきだ」との慎重論が早くも出たという。首相も11日の会見で、「プライバシーや秘密保護のために公開が困難な部分は、独立した第三者機関の監視の下に置く仕組みも必要」と述べていた。
◆立憲民主「企業・団体献金は腐敗、金権政治の温床」
 立憲民主、共産両党、日本維新の会などが求める企業・団体献金の禁止を巡っては、出席議員から賛成する声はなく、存続を主張する意見が相次いだという。
 会合は非公開。衆参両院の約120人が出席し、22人が発言した。本部長の渡海紀三朗氏は「与党とか野党とか政局にとらわれないで、議論したい」と語った。年内の法改正を目指す狙いについては、「予算審議などに影響すると良くないので、スピード感を持っていきたい」と記者団に説明した。
 政治改革を巡っては、立民の小川淳也幹事長が12日の記者会見で「企業・団体献金は腐敗、金権政治の温床であり、わが党として廃止に向け、野党各党に呼び掛け、迫っていく」と語った。

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自民党:「裏金議員」に対し不記載額の返金を求め、党が国庫などに不記載相当額を寄付する検討に入った

2024-11-11 09:32:39 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
自民、不記載額返還求め寄付検討 裏金議員に「けじめ」要求(毎日新聞2024年11/10(日) 20:24配信)

自民党は政治資金パーティー裏金事件を巡る「けじめ」として、政治資金収支報告書への不記載があった「裏金議員」に対し不記載額の返金を求め、党が国庫などに不記載相当額を寄付する検討に入った。複数の政権幹部が10日明らかにした。

 自民調査によると、パーティー券収入のキックバック(還流)や中抜きに関する不記載・誤記載があったのは85人で、総額は計5億7949万円に上る。

 寄付の具体的な方法は今後党内で検討するが、裏金議員に対し、旧派閥や党に不記載額を返金するよう要請。党が立て替える形で、不記載相当額を国庫や被災地に寄付する案を検討している。

 衆院選で落選した元議員も対象とする案も浮上している。近く幹部間で対応を詰めた上で、党総務会で決定する方針。年内にも手続きを終わらせたい考えだ。

 一部の議員は既に自主的に不記載額を派閥などに返金している。関係者によると、党執行部は岸田政権下でも同様の案を検討したが、一部議員の反発で見送られた。9月の総裁選では加藤勝信財務相が、党として不記載額相当額を国庫に返納する案を主張していた。

 自民は10月の衆院選で、与党過半数割れとなる大敗を喫した。公明党の斉藤鉄夫代表は9日の石破茂首相(自民党総裁)との会談で、裏金事件など「政治とカネ」の問題について「けじめをしっかりつけてほしい」と要求。首相は「具体的に考えている」と応じていた。【飼手勇介】

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石破茂は、2024年内に政治資金規正法の再改正を目指す方針を固めた。

2024-11-10 11:52:13 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
石破首相、政治資金規正法の年内再改正へ…第三者の監視機関創設・政策活動費の廃止にも意欲 : 読売新聞オンライン 2024/11/10 05:00

石破首相(自民党総裁)は、年内に政治資金規正法の再改正を目指す方針を固めた。政治資金を監視する第三者機関を今年度中に創設したい考えで、年内に召集される臨時国会に再改正案を提出する方向だ。政治改革に率先して取り組む姿勢を示す狙いがある。

複数の政府・自民関係者が明らかにした。首相は10日に日本維新の会の馬場代表、11日に立憲民主党の野田代表、国民民主党の玉木代表と個別に会談する予定で、再改正に向けた協力を要請する。

 規正法は、自民派閥の政治資金問題を受け、先の通常国会で改正された。議員の罰則強化や政治資金の透明性確保策などが明記される一方、第三者機関の設置は、規正法の付則に「検討事項」として盛り込まれるにとどまった。第三者機関は国民民主も今年度中の設置を主張しており、首相は働きかけを強める構えだ。

 首相は、政党が議員個人に支給する「政策活動費(政活費)」の廃止や、党所属議員に規正法違反などがあった場合に政党交付金を減額する仕組みの創設などにも意欲を示している。

 政活費を巡っては、自民は先の衆院選の公約で「将来的な廃止」を掲げていたが、首相は選挙での大敗を受けた10月28日の記者会見で、廃止について「速やかに実現を図る必要がある」と明言した。

 規正法の再改正については、党政治改革本部(本部長・渡海紀三朗前政調会長)が7日の幹部会合で、年内の臨時国会で目指す方針を確認した。近く開催される同本部の会合に首相も出席し、今後の方針を確認する。

 首相は、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開と残金返納の早期実現にも前向きで、党内に議論の加速を促す。

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検察審査会:世耕弘成の当時の会計責任者に不起訴不当

2024-11-05 02:04:00 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
世耕弘成



世耕氏の当時の会計責任者に不起訴不当 検察審査会 | NHK 2024年11月4日 18時16分

自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる政治資金規正法違反の疑いで告発され不起訴となった、世耕弘成元経済産業大臣の政治団体の当時の会計責任者について、検察審査会は不起訴は不当だと議決し、東京地検特捜部は再捜査して改めて起訴するかどうか判断することになりました。一方、世耕氏本人については不起訴は相当だと議決しました。

自民党を離党し、先月の衆議院選挙で無所属で立候補して当選した世耕元経済産業大臣は安倍派「清和政策研究会」の政治資金パーティーをめぐり、自身が代表を務める政治団体の収支報告書に1542万円の収入を記載していなかったなどとして大学教授から刑事告発され、東京地検特捜部はことし5月、世耕氏を嫌疑不十分、当時の会計責任者を起訴猶予としそれぞれ不起訴にしました。

この処分について東京第5検察審査会は、4日までに当時の会計責任者について「不記載の額は一般市民の感覚からすれば極めて高額で、会計責任者として刑事責任を負うべきだ」などとして、不起訴は不当だと議決しました。

これを受けて特捜部は、当時の会計責任者について再捜査して、起訴するかどうか改めて判断することになります。

一方、世耕氏本人については「検察官がした裁定を覆すに足りる事由がない」として不起訴は相当だとしました。

また、検察審査会は自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐって告発され不起訴となった萩生田光一元政務調査会長についても、不起訴は相当だと議決しました。

議決はいずれも先月9日で、政治資金パーティーをめぐる事件での検察の処分について、検察審査会が判断を示したのはこれが初めてとみられます。

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自民党会派に加入:世耕弘成、平沢勝栄、西村康稔、萩生田光一 三反園訓 広瀬建 → それでも、自民系衆議院議員は197人

2024-11-02 12:13:51 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄

自民 衆議院 197人で活動へ 会派に無所属で当選の6人追加 | NHK 2024年11月1日 15時28分

自民党は、国会で活動をともにする会派のメンバーに、今回の衆議院選挙で無所属で立候補して当選した6人を加え、合わせて197人の勢力で活動していくことになりました。

自民党は、11月1日に開かれた衆議院の各会派の代表者による協議会で、今回の衆議院選挙で党の公認を得て当選した191人に、無所属で当選した6人を加えた197人の勢力で会派をつくることを届け出ました。

会派に加わったのは、
政治とカネの問題で自民党から離党勧告の処分を受け離党した
▽世耕弘成氏と
選挙に際し公認が得られなかった
▽平沢勝栄氏
▽西村康稔氏
▽萩生田光一氏の4人に、
自民党の公認候補と争った
▽三反園訓氏
▽広瀬建氏
を加えた、合わせて6人です。

公明党の会派と合わせると、衆議院の与党の勢力は221人となりますが、過半数の233議席までは、12人足りない状況です。

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新浪剛史:政治とカネの問題 説明が不十分

2024-11-01 05:23:11 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
経済同友会 新浪代表幹事 “政治とカネの問題 説明が不十分” | NHK 2024年10月31日 21時28分

衆議院選挙で与党が過半数割れとなった結果について、経済同友会の新浪代表幹事は31日の会見で、政治とカネの問題で国民への説明が不十分だったと指摘したうえで、早期の信頼回復に努めて政策議論を進めるよう求めました。

このなかで、新浪代表幹事は衆議院選挙で与党が過半数割れとなった結果について、「予想していたとおりで、政治とカネの問題の審判として有権者が想定以上に『NO』を与党に突きつけた」と振り返りました。

そのうえで、自民党が非公認とした候補者が代表を務める政党支部にも2000万円を支給していたことにふれ、「この問題は致命的で、意思決定したことが反省していないのではと有権者からみられたと思う。説明が足りず信頼を得られなかった。早くけりをつけて、本来ある政策議論を展開してもらいたい」と述べました。

また、29日、宮城県にある女川原子力発電所2号機が再稼働したことについて、「安心安全で、地域から評価をいただいて再稼働できているのはあるべき姿だ」と述べました。

そのうえで、「新潟県にある柏崎刈羽原発でも運転再開にこぎつけるために地元の理解を得ることが重要だ。恩恵を受けるのは関東圏なので新潟県で雇用が生まれたり、データセンターができたりするなど、パッケージとして地域に貢献できる仕組み作りが必要だ」と述べ、原発が立地する自治体の活性化に向けた取り組みの必要性を訴えました。

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もう自民党会派に復帰だって!:世耕弘成、平沢勝栄、西村康稔、萩生田光一 → 三反園訓と広瀬建にも会派入り要請へ

2024-10-31 04:48:19 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
あまりにも早すぎる



自民 無所属当選4人に会派入り要請し了承 さらに2人にも要請 | NHK 2024年10月30日 19時09分

自民党は、政治とカネの問題を受けて今回の衆議院選挙に無所属で立候補して当選した4人に、自民党がつくる国会内の会派に入るよう要請し、いずれも了承しました。
さらに、自民党の公認候補と争い小選挙区で当選した無所属の2人にも、会派に入るよう要請しています。

自民党が会派に入るよう要請したのは、一連の問題で党から離党勧告の処分を受けて離党し今回の衆議院選挙に無所属で立候補して当選した世耕弘成氏と、公認されずに無所属で立候補して当選した平沢勝栄氏、西村康稔氏、萩生田光一氏のあわせて4人です。

4人はいずれも会派に入ることを了承しました。

さらに、今回の選挙で自民党の公認候補と争い、小選挙区で当選した無所属の三反園訓氏と広瀬建氏の2人にも会派入りを要請しています。

今回の選挙で自民党の獲得は191議席にとどまりましたが、6人が加われば国会内で活動する会派は197人になります。ただ、公明党を加えても、衆議院の与党の勢力は過半数の233議席まで12人足りないことになります。

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裏金候補者・・・18勝28敗:2024年衆院選

2024-10-28 13:13:08 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
自民党 収支報告書の不記載議員 有権者の判断は? | NHK 2024年10月28日 9時00分

自民党の政治とカネの問題が争点となった今回の選挙。政治資金収支報告書に不記載があった議員ら46人が立候補しました。有権者の判断はどうだったのでしょうか。

不記載議員 46人の選挙結果は
【当選18人】
▽平沢勝栄氏(東京17区)
▽萩生田光一氏(東京24区)
▽西村康稔氏(兵庫9区)
▽簗和生氏(栃木3区)
▽福田達夫氏(群馬4区)
▽柴山昌彦氏(埼玉8区)
▽松野博一氏(千葉3区)
▽宮下一郎氏(長野5区)
▽田畑裕明氏(富山1区)
▽小森卓郎氏(石川1区)
▽佐々木紀氏(石川2区)
▽稲田朋美氏(福井1区)
▽根本幸典氏(愛知15区)
▽鈴木英敬氏(三重4区)
▽関芳弘氏(兵庫3区)
▽宮内秀樹氏(福岡4区)
▽加藤竜祥氏(長崎2区)
▽世耕弘成氏(和歌山2区)

【落選28人】
▽上杉謙太郎氏(福島3区)
▽中根一幸氏(埼玉6区)
▽三ツ林裕己氏(埼玉13区)
▽下村博文氏(東京11区)
▽小田原潔氏(東京21区)
▽細田健一氏(新潟2区)
▽高木毅氏(福井2区)
▽和田義明氏(北海道5区)
▽木村次郎氏(青森3区)
▽藤原崇氏(岩手3区)
▽西村明宏氏(宮城3区)
▽亀岡偉民氏(福島1区)
▽大塚拓氏(埼玉9区)
▽山田美樹氏(東京1区)
▽丸川珠代氏(東京7区)
▽義家弘介氏(神奈川16区)
▽高鳥修一氏(新潟5区)
▽若林健太氏(長野1区)
▽鈴木淳司氏(愛知7区)
▽青山周平氏(愛知12区)
▽元議員の中山泰秀氏(大阪4区)
▽新人の加納陽之助氏(大阪10区)
▽宗清皇一氏(大阪13区)
▽谷川とむ氏(大阪19区)
▽井原巧氏(愛媛2区)
▽武田良太氏(福岡11区)
▽衛藤征士郎氏(大分2区)
▽宮沢博行氏(静岡3区)

▼比例重複なし 東京7区 丸川氏 落選
東京7区で、自民党新人の丸川珠代・元オリンピック・パラリンピック担当大臣が落選しました。

丸川氏は53歳。2007年の参議院選挙で初当選し、これまでに環境大臣やオリンピック・パラリンピック担当大臣を務めました。参議院議員3期目の途中で東京7区から衆議院選挙に立候補することになりました。収支報告書への不記載で、自民党から戒告処分を受け、比例代表の重複立候補は認められませんでしたが、党の公認を得て戦いました。丸川氏は、一連の問題を反省し政治改革に取り組む姿勢を強調するとともに、災害やテロに負けない都市づくりなどを訴えましたが、十分支持が広がらず、落選しました。

丸川氏は「しっかりと皆様にご信任いただくことができず、誠に申し訳ございませんでした。この問題が起きてから今に至るまでの我が党の対応に対して、国民の皆様、地域の皆様の理解が得られるような状況になかったということだと思います。地域の有権者のみなさまが選んだ結果でございますので、しっかり受け止めて私たちは前に進んでいかなければいけないと思います」と述べました。

▼非公認 東京11区 下村氏 落選
東京11区で、無所属の前議員で元自民党政務調査会長の下村博文氏が落選しました。

下村氏は70歳。東京都議会議員を経て1996年の衆議院選挙で初当選し、文部科学大臣や党の政務調査会長などを務めました。下村氏は、収支報告書への不記載で党員資格停止の処分を受けたため、今回は自民党の公認を得られず、無所属で臨みました。一連の問題を反省し、政治資金の流れを透明化していく姿勢を強調するとともに、物価高対策や少子化対策などを訴えて10回目の当選を目指しましたが十分支持が広がらず、落選しました。

下村氏は「1年間の党員資格停止を受けた中での無所属の戦いで、当初から大変厳しい戦いでありました。お力をいただいたにもかかわらず、私の不徳のいたすところで今回のような結果になってしまったことを、今回の選挙で皆様に恩返しをできなかったことを申し訳なく思います」と話していました。

注目
旧安倍派「5人衆」の状況は
自民党旧安倍派の有力議員「5人衆」の状況を見ていきます。

▼離党 和歌山2区 世耕氏 当選
和歌山2区では、自民党の参議院幹事長などを務め、今回、無所属で立候補した世耕弘成氏が初めての当選を果たしました。

世耕氏は61歳。1998年の参議院和歌山選挙区の補欠選挙で初当選し、安倍政権では経済産業大臣や官房副長官などを歴任しました。2019年から自民党の参議院幹事長を務めていましたが、政治とカネの問題をめぐって党から離党勧告の処分を受けてことし4月に離党し、今回の選挙には無所属で臨みました。和歌山2区には二階・元幹事長の政界引退を受けて三男の二階伸康氏が自民党の公認を得て立候補し、世耕氏との間で保守分裂の激しい争いとなりました。世耕氏は政治資金問題について謝罪するとともに、少子化対策や雇用対策を通じ、地域の活性化に取り組むなどと訴えて、二階氏を破り、初めての当選を果たしました。

▼非公認 東京24区 萩生田氏 当選
東京24区は無所属の前議員で、自民党の政務調査会長を務めた萩生田光一氏が7回目の当選を果たしました。

萩生田氏は61歳。安倍元総理大臣に近かったことで知られ、経済産業大臣や文部科学大臣などを歴任しました。自民党の政務調査会長も務めましたが、収支報告書に不記載があった問題をめぐり、去年12月に辞任しました。その後、自民党から1年間の「党の役職停止」の処分を受け、今回の選挙には自民党から公認を得られず、無所属で臨みました。選挙戦では一連の問題を反省し、政治の信頼回復に努めていく姿勢を強調するとともに、憲法改正の実現や食料自給率の拡大などを訴えて自民党や公明党の支持層を固め、7回目の当選を果たしました。

▼比例重複なし 千葉3区 松野氏 当選
千葉3区は、自民党の前議員で公明党が推薦する松野博一・元官房長官が9回目の当選を果たしました。

松野氏は62歳。2000年の衆議院選挙で初当選し、文部科学大臣などを歴任したあと2021年10月の岸田内閣の発足以来、官房長官を務めました。派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で去年12月に不信任決議案が提出され、決議案は否決されましたが、2日後に「国政に遅滞を生じさせたくない」などとして辞任しました。松野氏は収支報告書に不記載があり、1年間の「党の役職停止」の処分を受けました。政治倫理審査会で説明したことで党の公認を得て選挙に臨みましたが、比例代表への重複立候補は認められませんでした。選挙戦では一連の問題をおわび、政治改革を徹底する姿勢を強調するとともに、官房長官として内政から外交安全保障まで幅広く取り組んだ経験などを訴えて自民党や公明党の支持層などを固め、9回目の当選を果たしました。

▼非公認 兵庫9区 西村氏 当選
兵庫9区は、無所属で立候補した西村康稔・元経済産業大臣が8回目の当選を果たしました。

西村氏は62歳。旧通産省を経て、2003年の衆議院選挙で初当選し、経済再生担当大臣や官房副長官などを歴任しました。岸田政権では、経済産業大臣を務めましたが、政治とカネの問題をめぐって去年12月に辞任しました。その後、西村氏は、自民党から党員資格停止の処分を受けたため、今回の選挙には党の公認を得ずに無所属で臨みました。選挙戦では、政治資金問題について謝罪するとともに、経済対策や地域活性化などに力を尽くしていくと訴えて与党の支持層などを固め、8回目の当選を果たしました。

▼非公認 福井2区 高木氏 落選
福井2区は、無所属の前議員で元自民党国会対策委員長の高木毅氏が落選しました。

高木氏は68歳。2000年の衆議院選挙で初当選し、これまでに復興大臣や自民党の国会対策委員長などを歴任してきました。高木氏は収支報告書への不記載で自民党から党員資格停止の処分を受けたため、今回は党の公認を得られず、無所属で臨みました。また福井2区では、自民党の元衆議院議員の山本拓氏も無所属で立候補し、保守分裂となった上、立憲民主党や日本維新の会などの候補も加わる形で激しい選挙戦となりました。高木氏は、不記載問題を謝罪し、信頼回復に努める姿勢を示すとともに防災対策の強化やインフラ整備の推進などを訴えましたが、十分支持が広がらず、落選しました。

そのほかの選挙区では
▼比例重複なし 福岡11区 武田氏 落選
福岡11区で、自民党の前議員で公明党の推薦を受けた武田良太・元総務大臣が落選しました。

武田氏は56歳。衆議院議員の秘書を経て、2003年の衆議院選挙で初当選し、総務大臣や国家公安委員長を歴任したほか、自民党の旧二階派では事務総長を務めました。武田氏は収支報告書に不記載があり、自民党から1年間の「党の役職停止」の処分を受けました。政治倫理審査会で説明したことで党の公認は得られましたが、比例代表への重複立候補は認められませんでした。選挙戦で武田氏は、一連の問題をおわびし、政治改革に取り組む姿勢を示すとともに、誰もが実感できる経済成長の実現や地方の活性化などを訴え、8回目の当選を目指しましたが、支持は十分に広がらず、落選しました。

▼比例重複なし 東京1区 山田氏 落選
東京1区は自民党の前議員で、公明党が推薦する山田美樹氏が落選しました。

山田氏は50歳。経済産業省の職員などを経て2012年の衆議院選挙で初当選し、これまでに環境副大臣などを務めました。山田氏は収支報告書への不記載があり、今回の選挙で比例代表への重複立候補が認められませんでしたが、自民党の公認は得て戦いました。選挙戦で政治とカネの問題への反省を踏まえ、政治改革に全力を挙げる姿勢を示すとともに子育て支援や教育施策などの充実を図っていくとアピールし支持を呼びかけましたが及ばず、落選しました。

▼比例重複なし 大分2区 衛藤氏 落選
大分2区で、自民党の前議員で公明党の推薦を受けた衛藤征士郎・元衆議院副議長が落選しました。

衛藤氏は83歳。参議院議員を経て1983年の衆議院選挙で初当選して以降13回連続で当選し、防衛庁長官や衆議院副議長などを歴任しました。衛藤氏は収支報告書の不記載で、自民党から半年間の「党の役職停止」の処分を受け、比例代表への重複立候補は認められませんでしたが、党の公認は得て選挙戦に臨みました。選挙戦で衛藤氏は、不記載を謝罪し、政治改革に取り組み続ける決意などを訴え、14回目の当選を目指しましたが、支持が広がらずに落選しました。

▼非公認 東京17区 平沢氏 当選
東京17区は、自民党が公認しなかった無所属の前議員、平沢勝栄さんが10回目の当選を果たしました。

不記載議員の46人は
非公認10人
党から公認されず無所属で立候補したのは10人です。

◆党から「党員資格停止」の処分を受けた
▽下村博文氏(東京11区)
▽西村康稔氏(兵庫9区)
▽高木毅氏(福井2区)

◆1年間の「党の役職停止」の処分が継続していて、政治倫理審査会で説明していない
▽萩生田光一氏(東京24区)
▽平沢勝栄氏(東京17区)
▽三ツ林裕己氏(埼玉13区)

◆半年間の「党の役職停止」の処分を受け、その期間が終わった
▽中根一幸氏(埼玉6区)
▽小田原潔氏(東京21区)

◆「戒告」の処分を受けた
▽細田健一氏(新潟2区)
処分は受けていないものの不記載があり、比例代表単独での立候補を辞退した
▽上杉謙太郎氏(福島3区)

公認 比例重複なし34人
公認されたものの、比例代表への重複立候補が認められなかったのは34人です。

◆1年間の「党の役職停止」の処分を受け、政治倫理審査会で説明した
▽松野博一氏(千葉3区)
▽武田良太氏(福岡11区)

◆半年間の「党の役職停止」の処分を受け、その期間が終わった
▽簗和生氏(栃木3区)
▽宗清皇一氏(大阪13区)
▽衛藤征士郎氏(大分2区)

◆「戒告」の処分を受けた
▽和田義明氏(北海道5区)
▽西村明宏氏(宮城3区)
▽柴山昌彦氏(埼玉8区)
▽大塚拓氏(埼玉9区)
▽丸川珠代氏(東京7区)
▽高鳥修一氏(新潟5区)
▽関芳弘氏(兵庫3区)
▽元議員の中山泰秀氏(大阪4区)

◆処分は受けていないものの不記載があった
▽木村次郎氏(青森3区)
▽藤原崇氏(岩手3区)
▽亀岡偉民氏(福島1区)
▽福田達夫氏(群馬4区)
▽山田美樹氏(東京1区)
▽義家弘介氏(神奈川16区)
▽田畑裕明氏(富山1区)
▽小森卓郎氏(石川1区)
▽佐々木紀氏(石川2区)
▽稲田朋美氏(福井1区)
▽若林健太氏(長野1区)
▽宮下一郎氏(長野5区)
▽鈴木淳司氏(愛知7区)
▽青山周平氏(愛知12区)
▽根本幸典氏(愛知15区)
▽鈴木英敬氏(三重4区)
▽谷川とむ氏(大阪19区)
▽井原巧氏(愛媛2区)
▽宮内秀樹氏(福岡4区)
▽加藤竜祥氏(長崎2区)
▽新人の加納陽之助氏(大阪10区)

離党し無所属2人
離党し無所属で立候補したのは2人です。

◆離党勧告の処分を受け離党した
▽世耕弘成氏(和歌山2区)

◆不記載があり、女性との不適切な関係を報じられて議員を辞職した
▽宮沢博行氏(静岡3区)

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武田良太『完全落選』

2024-10-28 07:47:32 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
衆議院選挙 自民 武田良太元総務相 落選 福岡11区 | NHK 2024年10月28日 5時09分

福岡11区で、自民党の前議員で公明党の推薦を受けた武田良太・元総務大臣が落選しました。

武田氏は56歳。

衆議院議員の秘書を経て、2003年の衆議院選挙で初当選し、総務大臣や国家公安委員長を歴任したほか、自民党の旧二階派では事務総長を務めました。

武田氏は収支報告書に不記載があり、自民党から1年間の「党の役職停止」の処分を受けました。

政治倫理審査会で説明したことで党の公認は得られましたが、比例代表への重複立候補は認められませんでした。

選挙戦で武田氏は、一連の問題をおわびし、政治改革に取り組む姿勢を示すとともに、誰もが実感できる経済成長の実現や地方の活性化などを訴え、8回目の当選を目指しましたが、支持は十分に広がらず、落選しました。

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「丸大夫妻」揃って『完全落選』!

2024-10-28 07:38:53 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄


埼玉9区・大塚拓氏が落選、妻の丸川珠代氏に続き 不記載事件の処分で比例重複もかなわず 産経新聞 2024年10/28(月) 3:01

27日に投開票が行われた衆院選で、埼玉9区の自民党前職、大塚拓氏=公明推薦=が落選した。

大塚氏は派閥パーティー収入不記載事件で戒告処分を受け、比例代表との重複立候補が認められなかった。選挙戦では、内閣府副大臣などを務めた過去5期の実績をアピールしたが、届かなかった。

妻で元五輪相の丸川珠代氏も東京7区で落選が決まっている。

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高木毅「完全落選確実」

2024-10-27 21:07:15 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
衆院選福井2区の高木毅氏が落選確実 自民党旧安倍派「5人衆」 党員資格停止明けも非公認 産経新聞 2024年 10/27 20時35分

27日に投開票が行われた衆院選で、福井2区の無所属前職、高木毅氏の落選が確実となった。

高木氏は自民党旧安倍派(清和政策研究会)で事務総長を経験するなど、同派の有力者「5人衆」の一人。派閥パーティー収入不記載事件に関係したとして、今年4月に党員資格停止6カ月の処分を受けた。10月4日付で処分期間を終えて党員に復帰したが、党は9日、今回の選挙で非公認とした。

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自民党離党 → 無所属立候補:世耕弘成が小選挙区で当選確実

2024-10-27 21:05:03 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
和歌山2区で無所属の世耕弘成氏が当選確実、政治資金問題で自民党離党 読売新聞 2024年 10/27 20時15分

衆院選和歌山2区は、無所属の世耕弘成氏が当選を確実にした。

 世耕氏は自民党の政治資金問題を受け自民党を離党し、参院からくら替えして無所属で立候補。また、同問題で不出馬を決めた元党幹事長・二階俊博氏の三男・伸康氏も立候補し、保守分裂の激しい選挙戦を繰り広げていた。

 同区は区割り変更で旧2区の一部と旧3区が統合され、和歌山県の約9割を占める広大な選挙区となった。旧3区は二階俊博氏が当選を重ね、「二階王国」と呼ばれてきた選挙区。それでも、参院議員として県内全域を選挙区としてきた世耕氏に軍配が上がった。

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比例復活なし! → 下村博文、甘利明、丸川珠代「完全落選確実」

2024-10-27 20:55:40 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
下村氏、丸川氏ら閣僚経験者も落選確実 「裏金議員」大逆風 毎日新聞 2024年 10/27 20時8分

27日投開票の衆院選で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関わった閣僚経験者らが相次いで議席を失うことが確実になった。

 これまでに落選が確実となっているのは、東京11区の下村博文元文部科学相(70)や、東京7区の丸川珠代元五輪担当相(53)。

 下村氏は、旧安倍派で会長代理を務め、党三役の政調会長などを歴任した実力者。裏金事件で党員資格停止1年の処分を受け、党の公認を得られなかった。下村氏は10選を目指して無所属で出馬していた。

 丸川氏は民放アナウンサーを経て政界入り。参院議員を3期務め、今回の選挙で衆院議員へのくら替えを目指した。ただ、裏金事件を受けて比例代表との重複立候補が認められなかった。選挙戦には、丸川氏が所属していた旧安倍派を率いた安倍晋三元首相の妻昭恵氏も応援に駆けつけた。



自民・甘利明元幹事長が落選確実 党重鎮、定年制で比例重複せず 共同通信 2024年 10/27(日) 20:07配信

自民党前職の甘利明元幹事長(75)は神奈川20区で、立憲民主党新人の大塚小百合氏(44)に敗れ、落選確実となった。比例代表候補の「73歳定年制」に該当し、重複立候補しなかった。甘利氏は1983年衆院選で初当選し、経済産業相や自民選対委員長などを歴任した重鎮。

幹事長在任中だった2021年衆院選は、衆院小選挙区定数「10増10減」に伴う区割り変更前の旧神奈川13区で当時の立民新人に敗北。比例南関東ブロックで復活当選したものの、幹事長を辞任した。




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