駄馬にも乾杯を

ふつうに競馬好き。時々ドカン
説得力の無い記事をダダ書きw
それでも解る人には解るヒントも結構ありますぞ(笑)

希望の星だったダンスインザダークが27歳で死亡

2020-01-04 12:53:58 | 競馬

 

96年の菊花賞ダンスインザダーク(牡)が2日に北海道安平町の社台スタリオンステーションで死んだことが4日にJRAから発表された。27歳。死因は老衰とみられる。
大種牡馬サンデーサイレンスを父に持ち、オークス馬ダンスパートナーの全弟にあたる良血馬だった。現役時代は橋口弘次郎厩舎所属で8戦5勝(重賞3勝)だった。すべてのレースで武豊騎手が手綱をとった。1番人気で臨んだダービーはフサイチコンコルドに首差で敗れて2着に終わったが、菊花賞で念願のG1初制覇を果たした。
種牡馬入り後はツルマルボーイ、デルタブルースザッツザプレンティスリーロールスなどの活躍馬を出した。

 


現役時の話だが俺にとっての「希望の星」だったなぁ

馬券を買った記憶は無いが、武豊若かりし頃、最初のダービー奪取はこの馬だと思ってた。

しかし

 

あの「奇跡のダービー馬」になった”フサイチコンコルド=藤田”にゴール前、してやられてしまってクビ差2着。

惜しかった・・・・だが、3戦目でダービーを勝ったフサイチコンコルドには驚いたもんだ。

あの頃のクラシックロードを無視した形の3戦目がダービーで、もちろん重賞経験は無い。

そんな馬が・・・だよ?しかも武より3才若い藤田番長wま、この男は度胸も腕もあったのは認める。

同期の騎手は四位だけになったが今年調教師に転身するので「誰もいなくなった」になるんだが、四位も藤田も似たような環境だったかな?それでも一流の上まで上り詰めたんだから立派なものだ。

 

 

それよりも馬が凄かった

まさしく名馬、奇跡のダービー馬と思う。

この世代ではあまり後に活躍する馬がいなかったこともあって、ダンスインザダークは抜けた存在とも言えたんだが、さつき賞はアクシデントで回避、ダービーはこの通り。この時橋口トレーナーは「あの馬にちょっと負けしても不思議じゃないと思っていた」と述べているがやはり勝ちたかっただろう。

やっと物に出来たのは2014ワンアンドオンリーだったからなー。

 

で、ダンスは菊花賞に向かうんだがこの時に使った上がり33.9には驚いたものだ。今では普通になってるがあの頃の「菊花賞」であんな脚観たことなかった。

念願のクラシック一冠を取り古馬になっての活躍に大きな期待が持てると思った矢先、故障発生であっさり引退。がっかりしたなぁ。

だが種牡馬としては何頭かのG1馬も出し、常に上位に食い込んでた様に一応成功したと言えるだろう。

とにかく好きな馬だった。27歳まで生きてくれて良かったとも言えるし、安らかに眠ってほしい。