こういうのは参考になりますな
【紫苑S】レース展望
夏競馬が終わり、今週から関東圏は舞台が中山競馬場に移る。開幕週の土曜メインは、秋華賞トライアルの紫苑S(7日、GⅡ、3歳牝馬、芝2000メートル、1着~3着馬に本番への優先出走権)だ。2016年にGⅢに昇格し、昨年からGⅡに。重賞になって以降の8年で連対馬から16年ヴィブロス、17年ディアドラ、22年スタニングローズと3頭の秋華賞馬が誕生。また、18年勝ち馬のノームコアはのちにヴィクトリアマイル、香港カップのGⅠ2勝を挙げており、近年で注目度の高さは増している。
今年の主役はボンドガール(美浦・手塚貴久厩舎)だ。初の年長馬相手となったクイーンSでアタマ差の2着。同世代コガネノソラの粘りに屈したとはいえ、メンバー最速のラスト3ハロン34秒4の末脚で猛然と追い上げた。前走のレースぶりから初の2000メートルにも対応可能だろう。待望の重賞初制覇を果たし、秋華賞へ弾みをつけたい。
ミアネーロ(美浦・林徹厩舎)はメンバーただ1頭の重賞勝ち馬。そのフラワーCでは中団から鋭く抜け出してV。続くオークスでは14着とGⅠの壁に跳ね返されたが、3戦2勝の中山なら持ち前の高いレースセンスが生きるはず。改めて注目だ
カンティアーモ(美浦・木村哲也厩舎)は昨夏、新潟芝1800メートル新馬戦を2歳コースレコードで快勝。前走のカーネーションCで好位から抜け出し、2勝目を挙げた。気性的な難しさを抱えているが、中山コースでもフラワーC3着の実績があり、ポテンシャルをフルに発揮できれば重賞にも手が届く。
*この馬ちょっと気になってる→クリスマスパレード(美浦・加藤士津八厩舎)は中山で新馬、水仙賞を連勝。サンスポ賞フローラSでは不利な大外枠から0秒3差4着と、重賞でも差のない走りを見せた。初ダートの前走、関東オークスは9着に終わったが、芝に戻れば反撃必至だ
他では、フラワーC2着の実績馬ホーエリート(美浦・田島俊明厩舎)
函館で1勝、2勝クラスを連勝したエラトー(栗東・上村洋行厩舎)も地力は通用。→案外やれそうな気がw
未勝利、1勝クラスを連勝中のハミング(栗東・中内田充正厩舎)も菊花賞馬キセキ、マーメイドS勝ちのビッグリボンの半妹として注目を集めている。