【AJCC】レース展望
第1回中山開催は最終週を迎え、日曜メインに伝統の古馬中長距離GⅡ、第66回アメリカジョッキークラブC(26日、芝2200メートル)が行われる。前年の有馬記念でも層の厚さをアピールした明け4歳世代を筆頭に、今年も豪華なメンバーが集った。※ん?確かに1,3着馬がそうだったな
スペシャルウィーク以来、26年ぶりに前年の日本ダービー馬が出走する。同レースを制し、昨年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出されたダノンデサイル(栗東・安田翔伍厩舎、牡4歳)は、有馬記念3着から電撃参戦する。その前走はキャリアで初めて逃げの戦法に出ると、直線でも粘り込みをはかって見せ場十分の3着に好走。改めて地力を証明した。レース後の回復も早く短期間での出走を決めた今回、実力通りの走りならここも好勝負を期待できそうだ。➡戸崎が心強い味方になるわな☆1ちゃく
レーベンスティール(美浦・田中博康厩舎、牡5歳)は国内GⅠ初挑戦の天皇賞・秋で8着。スローペースに加え不利な外枠など、運を味方につけれなかった。中山コースは【3・1・0・0】で、セントライト記念、産経賞オールカマーと今回と同舞台のGⅡを2勝と相性抜群。仕切り直しの一戦で、巻き返しを狙う。
コスモキュランダ(美浦・加藤士津八厩舎、牡4歳)も中山コースで皐月賞2着を含む【1・4・0・1】と安定感抜群。菊花賞14着、駐日新聞杯6着とここ2戦は不完全燃焼な競馬が続いているが、前走は3歳牡馬で58キロと重いハンデのなか、勝ったデシエルトに0秒7差なら悲観する必要はない。別定重量戦で57キロで出走できる今回は、本来の走りが見られそうだ。☆3ちゃく
2022年菊花賞、有馬記念でともに2着の実績があるボルドグフーシュ(栗東・宮本博厩舎、牡6歳)は、1年7カ月ぶりの復帰戦となったチャレンジCで4着。勝負どころで見せた躍動感は復帰前と遜色のない動きだった。上積みが見込める叩き2戦目、待望の重賞タイトルをつかみ取る大きなチャンスだ。
重賞戦線であと一歩の競馬が続くディープモンスター(栗東・池江泰寿厩舎、牡7歳)は、2200メートルに対応できれば面白い存在だ。
昨年の覇者チャックネイト(美浦・堀宣行厩舎、騸7歳)はその後が不振で前走・札幌記念から5カ月も間隔が開くが、休み明けをそれほど苦にしないクチで侮れない。
菊花賞5着のビザンチンドリーム(栗東・坂口智康厩舎、牡4歳)、中山金杯3着のボーンディスウェイ(美浦・牧光二厩舎、牡6歳)なども上位を狙える
=登録馬=
*栗東馬
*アウスヴァール* セ7横和
アケルナルスター 牡6原
アラタ 牡8大野
*エヒト 牡8吉田豊
*カラテ 牡9○○
*コスタボニータ 牝6○○
コスモキュランダ 牡4横武➡3ちゃく
*ダノンデサイル 牡4戸崎➡1ちゃく
チャックネイト セ7Rきんぐ
*ディープモンスター 牡7浜中
ニシノレヴナント セ5田辺
*ビザンチンドリーム 牡4るめーと
ホウオウノーサイド 牡6石橋
ホウオウリアリティ 牡7菅原
*ボルドグフーシュ 牡6○○
ボーンディスウェイ 牡6木幡巧
*ポタジェ 牡8岩田望
マイネルクリソーラ 牡6津村
*マテンロウレオ 牡6横典➡2ちゃく
ライラック 牝6石川
レーベンスティール* 牡5るめ