こんな見方=お借りした=
【鳴尾記念2024】血統アナリシス ステイゴールド系とキングカメハメハ系の二極化状態
現行条件となった2012年以降、種牡馬の大まかな系統でみればステイゴールド系とキングカメハメハ系の二極化状態にある。ステイゴールドは直仔が2勝、2着1回、3着2回、延べ10頭が出走して複勝率50.0%と高い好走率を記録しており、2013年2着エクスペディションは7番人気、2020年1着パフォーマプロミスは10番人気、と馬券妙味の観点からも申し分のない成績を残した。中京競馬場で施行された2022年にはドリームジャーニー産駒のヴェルトライゼンデが勝利しているため、今後は後継種牡馬たちの動向も注視すべきだろう。
一方、キングカメハメハは2012年トゥザグローリー、2015年ラブリーデイ、2023年ボッケリーニと直仔3頭が勝ち馬として名を連ねているが、ラブリーデイとボッケリーニは兄弟であることも覚えておきたい。また、孫世代にあたる2019年メールドグラースは、2010年ルーラーシップ(父キングカメハメハ)との父仔制覇を果たすなど、レースに所縁ある血筋の活躍ぶりが目に留まる。なお、今年は阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事の影響にともない京都芝2000m・内回りに舞台を移して施行される。
ボッケリーニは、父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。今年は別場所での施行ながら2連覇のかかる一戦で、前述のとおり全兄ラブリーデイと兄弟制覇を果たした実績も特筆に値する。また、キングカメハメハの直系で、母系にトニービンやノーザンテースト、ガーサントの血を引く配合は好相性を示すルーラーシップも想起させる。鳴尾記念で異彩を放つ池江泰寿厩舎の管理馬としても動向を注視したい。
バビットは、父ナカヤマフェスタ×母アートリョウコ(母の父タイキシャトル)。施行場を問わずに存在感を放つステイゴールド系だが、今年のメンバーでは本馬が唯一の該当馬。なお、4代母Gay Missileを牝祖とする系統からは17年1着ステイインシアトルが出ており、同馬がステイゴールド産駒であることを考えても、決して軽視できない存在だ。京都は2走前の京都記念で3着に好走しており、この父系らしい意外性に気を配るべきだろう
ん~この2頭だけかぁ
ボッケは有力だが8才馬って年はじめぐらいでは年齢の影響少ないがやはり徐々に経年劣化が出てくるからな~、今回がギリギリなんじゃね?」