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「落暉(らっき)」の夕景を二見ヶ浦で撮る!(久しぶりの今津の鳥見もね!)

2020年06月29日 | カメラ上達への道

 

-6月22日-

先日。新聞にも糸島の「二見ヶ浦」の夕景が載ったようだ。

3年ほど前にも、一度だけ撮りに行ったことを思い出しながら、

久しぶりに撮影技術向上のために行ってみるか?と思った。

 

ほんとなら、西の空を真っ赤に染め上げるほどの夕景がいいのだが、

まぁ、それは神か仏の御心次第ということで5時過ぎには家を出た。

今宿を走っていると、まだずいぶんと陽が高い。それでちょっとだけ寄り道を。

 

久しぶりに「今津」を覗いてみる。

何だか色がぐずんでいるような?「モズさん」。

 

こっちは、どうにかいつもの感じだが、幼鳥かな?

 

こっちは、雌のようだ。幼子かも?

 

そうしていると、例の「鳥さん」を発見!

 

今津の葦原で、大きなさえずりが聞こえてくるのは「オオヨシキリ」さん!

 

葦原に姿を消しているのでなかなかその姿を捉えにくいけど、

 

近くの木立に出てきたのをじっと待っていると、

これはもしかすると、「セッカ」?

 

こっちのは、「オオヨシキリ」。

 

こっちのは、紛れなく「オオヨシキリ」。

 

葦原の合間にチラチラと、「オオヨシキリ」さんだ。

 

図鑑で調べてるんだが、これは?

 

 

そんなこんなで、どうにか時間を潰した後、この日の目的のところに!

 

駐車するところがなくて、慌てたがどうにか間に合ったようだ。

 

ただ、到着が遅れた分いい場所はすでに人でいっぱい。

 

どうにか空いている隙間に三脚を据えて、カメラを構えた!

 

野外とはいえ、結構な三密状態!

 

皆さんのお目当ては、しめ縄の中の夕日!

 

どうにかいい場所のつもりが、お日様は右に流れてきている。

 

少し場所を移動しながら、入るところを撮りたいと!

 

あ~あ、左に寄りすぎ。

 

人が多くて修正が効かない!

 

といった感じで、どうにかしめ縄の中のお日様を撮った!

 

皆さんは引き上げ始めたけれど、

 

未練がましく「落暉(らっき)」を追った!

 

「落暉(らっき)」とは、沈む太陽のこと。

昔、ある講演会で九大の教授の話に出てきた言葉を思い出した。

歳を重ねたら、「落暉(らっき)」のごとくありたいものだ、と聞いた。

そろそろ、「老いを輝いて生きる!」ということが目の前に迫ってきている。

 

こうして、慌ただしかったひとときが静寂へと移っていく中、

 

「二見ヶ浦」は、夏至のイベントを終えていく。

 

「落暉」、いい言葉だなぁ!

 

私の人生もかくありたいと思いながら、帰路についた。

 

 

 


4 コメント

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きれい (風来坊)
2020-06-30 07:26:41
山沢さん、おはようございます。
夏至に夫婦岩に沈む夕日、ロマンチックですね。
でも、結構人が多かったようで、インスタ映えを狙っている人も多いんでしょうかねぇ・・・。
ここは、私は、昔、早朝良く行っていました。
キス釣りのためです。適度に岩があり、大きなキスが釣れたものです。最長29cmでした。
でも、昔と岩の配置などが変化したりしてので、最近は行っていませんが、今度チャレンジしてみたいと思いました。出来れば、爆釣して、満面の笑顔で夕陽を見て帰りたいです(笑)
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初めてのコメント投稿です (百翔)
2020-06-30 09:46:11
落暉、素敵な言葉ですね。スーとみぞおちに落ちる感じです。有り難うございました。
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爆釣を祈ってます! (山沢周平)
2020-06-30 22:53:27
風来坊さん、こんばんは。

そうですか、29㎝のキスですか?すごい!
遠い昔、大原の海岸でキス釣りをして何匹か釣ったことがあります。
今はもう、釣りはしていませんので懐かしい思い出です。

二見ヶ浦の夕景の中での満面の笑みの風来坊さんの姿を見たいですね!
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落暉のごとく! (山沢周平)
2020-06-30 22:59:50
百翔さん、コメントありがとうございます。

落暉、30年ほど昔に聞いた言葉です。
老いと人間の尊厳とをうまく言い表した言葉と思いました。
若い頃には実感できませんでしたが、そろそろそんな歳になってきて、
無目的でなく、流されず、自然体でこのように生きたいものだと思った次第です。
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