よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4037(りょうけん座 C29/NGC5005渦巻銀河、他)

2024-02-22 01:00:00 | SeestarC天体
りょうけん座 C29/NGC5005渦巻銀河、NGC5033渦巻銀河

画像①C29、トリミング

画像②10秒露出25分のライブスタック

画像③Seestarによるアノテーション
NGC5005(C29)は、距離6500光年以内の渦巻銀河。NGC5033は距離3800光年から6000光年と推定されている渦巻銀河。NGC5033の中心にあるブラックホール(と考えられる天体)の位置が、銀河重心よりズレていることから、弱く相互作用しており、銀河対となっていると考えられている。

りょうけん座観望最後の天体。はじめは、別々に観望予定だったが、星図(スカイアトラス)で確認すると、両方入る画角で一緒に撮影となった。観望中は画像③からわかるように、NGC5033の方が大きく期待して見ていたが、思った程ではなく、少しガッカリした。NGC5005についてのWikipediaの記述では、高い表面光度を持ち、アマチュアも観測できるとあり、それでこちらがカルドウェル天体のC29と納得した。
なお、NGC5033には活動銀河核が存在し、多くの天文学者の研究対象になっているらしい。

よく見えないということで、

画像④ピンチアウト拡大のスクショ、C29
画像⑤ピンチアウト拡大のスクショ、NGC5033
雰囲気はわかった!ことにしよう。(^^;

画像⑥導入画面

画像⑦SkySafariによる観望位置


参考資料等

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11)星見娘で電視観望4033(りょうけん座 C32 Whale Galaxy)

観望データ

2024年2月5日午前0時半頃
メダカベヤ観測所
りょうけん座 C29/NGC5005、NGC5033
Seestar S50+iPhone7、10秒露出25分間ライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング・画像調整等