よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4030(りょうけん座 C26 Silver Needle Galaxy)

2024-02-06 01:00:00 | SeestarC天体
りょうけん座 C26/NGC4244Silver Needle Galaxy(銀針銀河?)
画像①トリミング・画像調整あり

NGC4244(C26)は、真横を向いた渦巻銀河。M94銀河群に属している。距離は650万光年か1400万光年と推定されている。確定されていないようだ。愛称はSkySafariに記載されていたもの。

これで、おおぐま座とりょうけん座のM(メシエ)天体とC(カルドウェル)天体のはじめの駈け足観望が終わった。月の影響が無くなったら、残りのC天体とかみのけ座とおとめ座の銀河を観望予定。
他の方がSNSで発信してくれているSeestarの画像に比べて、写りが悪い。ピント合わせたかな?とか反省中。M81ボーデの銀河など、もう1度頑張りたい。

画像②10秒露出40分間のライブスタック
(下の方の光かぶりがひどく、強めに画像調整)

画像③Seestarによるアノテーション

画像④導入画面

画像⑤スカイサファリによる観望位置(天体名記入)

参考資料等

  JUNPYさん企画の銀河星雲マニアのためのサイト

 StellarScenesさんの『星座』へのリンク



電視観望の記録等関連Blog
2024年1月17日午前0時半頃
メダカベヤ観測所
りょうけん座 C26/NGC4244エッジオンの渦巻銀河
Seestar S50+iPhone7、10秒露出40分間ライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング・画像調整等











星見娘で電視観望4029(ライブ画面でためしてみた)

2024-02-06 00:59:00 | SeestarEtc
画像①M105観望中に写りこんだ人工衛星
(10秒露出Fitsファイルより)


以下、星空モードで天体導入後のプレビュー・ライブスタック画面をライブ画面と呼ぶことにする。

画像②ライブ画面

画像③調整をタップ後の画面
Ver 1.14.0で、画像調整機能が強化され、±の明暗調整が、調整に変わり、画像②のアをタップすると、Brightness(輝度)、Contrast(明暗比)、Saturation(彩度)の調整アイコンが現れる。十に調整すると、淡い天体の確認に重宝する。ここである程度画像処理してしまうこともできる。画像②で、イをタップすると、My Albumが呼びだされる。

画像④MyAlbumを呼びだした画面
なお、ライブスタック中でなければ、Video Stackも可能。ライブスタック中には、次のメッセージが



次は木星の10秒RAW動画ファイルのスタック例(望遠鏡部は木星を向いて、プレビュー中)。

画像⑤スタック完了画面
ライブ中はスタック時間が余分にかかる。

画像⑥ピンチアウトで拡大してEdit中

画像⑦完成、ちっちゃいが2本の縞模様は確認できる。

ここまできて、My Albumの開発、力はいってるなと思った。
なぜ?

私の答は2つ。
①月などは、その日の状況をその場で確認し調整して観望できる。
②星雲星団は、人工衛星の軌跡が写るなどした10秒露出Fitsファイル(画像①)をその場で削除できる。(後からは大変。200~300枚の中から該当ファイルを探すのは目がいたい。ライブスタック中であれば、Fitsファイルは新しいものから表示されるので、気づいた時点で対応すれば簡単。)
良く考えられている。

話は変わるが
Seestarで観望できた天体
太陽の黒点、月のクレーター、月の地球照、木星のガリレオ衛星、木星の縞模様、土星の輪、星雲、星団、銀河、超新星、重星の分離、彗星、天王星と天王星の衛星、海王星
(以上よしべや)
金星、火星などは肉眼でも見えるので、当然写せるが、+α無いので除いた。
(ネット情報から、上に加えて、冥王星、小惑星、変光星の変光観測)

初心者でもここまで見える。Seestar凄くないですか?

参考資料等

  JUNPYさんの銀河星雲マニアのためのポータルサイト

  StellarScenesさんの『星座』へのリンク

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