くじら座 C51/IC1613矮小不規則銀河
画像③35分のライブスタック
画像④スカイアトラスの導入画面(Siwaは小惑星。③のどこかに写っているはずだが、どれかはわからなかった。)
画像⑤スカイサファリによる観望位置
画像①③のトリミング、若干の画像調整
ICl613は、天の川銀河と同じ局所銀河群に属する銀河。距離約250万光年。地球に高速に近づいているらしい。ふと、近づくなら青方偏移?と思ってWikipediaのデータみたら、赤方偏移-238km/sとマイナス使って書いてありました。(^^;新幹線の3000倍以上のスピードで地球に近づいているんですね。
*赤方偏移・・・遠ざかる天体のスペクトルはドップラー効果で、赤色の方へズレる。これを赤方偏移(Redshift)という。逆に近づく場合は、青色の方へズレる。
Dwarf galaxy(矮小銀河)の観望は3回目。1回目のちょうこくしつ座の時は全く写らず(星見娘27)。2回目はろ座でこれも写らず。3回目も期待はしていなかったが、カルドウェルのC51の名も持っということで、もしかしての気持ちで観望に臨んだ。写りだした画面を見て、涙~は出なかったけど、ちょっと感動した。
画像②Seestarアプリのアノテーション
画像③35分のライブスタック
画像④スカイアトラスの導入画面(Siwaは小惑星。③のどこかに写っているはずだが、どれかはわからなかった。)
画像⑤スカイサファリによる観望位置
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50)
03)星見娘で電視観望20(くじら座 C62/NGC247中間渦巻銀河)
04)星見娘で電視観望32(くじら座 C56/NGC246惑星状星雲)
05)星見娘で電視観望36(くじら座 M77/Cetus Aセイファート銀河+1)
撮影情報
2023年11月14日午後8時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
くじら座 C51/IC1613 矮小不規則銀河(an irregular dwarf galaxy in Cetus)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出35分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、調整、トリミング等