冬休み中の観望です(^^;
おおぐま座
1.M81、M82、NGC3077(フレーミング×1.3、-15°)
2.M81 Bode's galaxy/ボーデの銀河
3.M82 Cigar galaxy/葉巻銀河
1.M81、M82、NGC3077
画像イ、12/27、50分のライブスタック、ディノイズあり
M81渦巻銀河は距離約1200万光年で、ヨハン・ボーデさんによって発見された。約7等級で肉眼で見た人もいるらしい。
M82は距離約1200万光年。M81銀河団に属し、M81の中心核とは15万光年の近距離にあるという。さらにM81と過去に接近しその重力の影響で太陽の10倍以上質量の星を大量に生み出すスターバスト銀河になったらしい。発見者はM81と同じくヨハン・ボーデさんとのこと。
画像ロ、アノテーション
画像ハ、観望位置(赤枠は、フレーミングで設定した撮影範囲)
SeestarS50にフレーミング機能が搭載されたことで、画角は2倍まで、角度も調整可能となり、念願のM81とM82を何時でも撮影可能になりました。時間は倍かかるけど(^^;とりあえず満足です(^_^)
小さく写るのでちょっと迫力に欠けるので個別でも観望。2.M81/ボーデの銀河
画像ニ、12/27、60分のライブスタック、ディノイズあり
画像ホ、アノテーション
3.M82/葉巻銀河
画像ヘ、12/27、60分のライブスタック、ディノイズあり
画像ト、アノテーション
画像チ、観望位置
覚書)フレーミング機能
フレーミング機能を使うと、1/2.8CMOSセンサーによる0.7°×1.2°の画角が最大1.4°×2.4°まで写せるので凄いです。角度も調整可能。さらに画角は拡大されても、写した画像はスマホ画面に合わせるため、星像が縮少され一見綺麗に見えます(Fitsファイル縮小されず、最大で4Kとなってます)。
デメリットは、歩留まりが悪く撮影に時間がかかる。大きい物が小さく写るので迫力に欠け細部が見にくくなることでしょうか。
特に歩留まりですが、時々スタック失敗ぐらいなら良いのですが、スタックが全く進まなくなることもあるので(^^;
フレーミング機能を使う時は、観望予定天体付近に予めSeestarの鏡筒を向け、水平調整0.3°以内を目標に調整、水平補正機能を使う。さらに一度フレーミングしないで、ダミーのライブスタックを行い追尾速度を合わせるなどをしています。
ちなみにこれまでは、水平調整はSeestarに要求されたとき1°以内目標。水平補正機能はOFFで使ったことなし。でした(^^;
参考資料等