よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
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天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の覚書020(SharpCapProでモザイク銀河鎖アノテーション)

2024-03-08 00:59:00 | 覚書・機材

モザイク合成したマルカリアン・チェーンをSharpCapProでDSIA(ディープ・スカイ・イメージ・アノテーション)

*SharpCapバージョン:SharpCapPro4.1.11804.0

画像①②のアノテーション画像

画像②Seestarで撮影した6枚をMS ICEでモザイクしたマルカリアン・チェーン(既出)

普段は、Astapのディープスカイ・アノテーションで銀河名を確認してますが、さすがにモザイク合成したJpegファイルはプレートソルブが成功しません。従ってアノテーションも不可。

ふと、SharpCapはファイルを読み込める(参考資料3)ことを知り、SharpCapProのSharpSolverにかけてみるかとやってみました。これが大成功(画像①)!

以下その手順(覚書)。

まず、SrapCapを立ち上げたら、カメラ選択場面で、フォルダーモニターカメラを選択する(画像③)。

画像③

あと普通に、該当のファイル(画像②)を読み込ませる。

ツールからプレートソルブ(ソルブのみ)を実行する(画像④ア)。

成功したら、DSIA(画像④イ)を実行する。すると画像①が表示される。

画像④

同時にポップアップしたサブウィンドー(画像⑤)で、「ウ」をクリックすれば、画像①が保存される。

画像⑤ポップ・アップ・サブウィンドー

なお、SharpCapProは、電視観望の補助として、アノテーション・ツールが造られているためか、ターゲットなるものは黄色。そして、見にくくなるのを避けるためか、重なった部分は一方が表示されないなどの癖がある。そんな場合は、画像⑤のエで調整する。(該当天体をクリックすれば、黄色で表示される)


参考資料等