いっかくじゅう座 NGC2244(ばら星雲)、IC2177(かもめ星雲)
1月11日新月のFMA135+Neptune-CⅡの電視観望続き
機材はFMA135+UVIRcutフィルター+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi経緯台
ソフトはSharpCapPro4.1+SynScanPro
以下8秒露出約20分のライブスタック画像(その他詳細は覚書で)
画像①トリミングあり、Save exactly as seenのPNGファイルをSI9等で調整
取りあえず、ばら星雲らしきものは撮れた。私の好みはSeestarよりこちら。もう少し赤がはっきり出せると良かったが、今回はここまで。
画像②トリミングあり、FITSファイルをSI9等で処理
前回より進歩したのは、FMA135を回転させられるようになったことのみ。SI9でFITSファイルをいじくり回したが、パソコン上ではひどい結果であった。いつもはアップする画像が悪化するGooblogのアプリだが、今回は縮小で少しアラを解消してくれていて感謝。まあ、その方面の人が見れば一目なのだろうが・・・精進あるのみ。
かもめ星雲はけっこう大きくて、画像②では全体が入っていない。次回の観望はそこを考慮に入れる必要がある。フィルターについてもUVIRcutフィルターでは少し苦しい。
画像③ばら星雲、Save exactly as seenのPNGファイル撮って出し
画像④かもめ星雲、Save exactly as seenのPNGファイル撮って出し
(視野回転すごいわ~)
(覚書)
A.SynScanProについて
①VirtuosoGTiとの接続は、ステーションモードで無線接続(特に問題なし)。
②今回は、リゲルで1スターアライメント。ファイダーなしの目視で導入後、SharpCapProの画面で確認、手動調整して、1スターアライメントを終了させる。リゲルに追尾をかける。
③その後、リゲルとプロキオンでブライトスターアライメント。リゲルは中心にいるのでそのままOK。次のプロキオンは、移動後SharpCapProで、プレートソルブ後再同期を何回か使って画面の中心付近へ、後は手動で中心に。OKでアライメントを終了させる。
(緯度経度情報は手動入力を済ましている)
B.SharpCapProについて
今回はSNS上の情報を参考に次の設定をした。
①ライブスタックサブウィンドーで、StackingをSigma Clippingに設定。(人工衛星の軌跡等の異常値が消せるらしい。よくは解らない。(^^;)
②アナログゲインは100(ノイズが小さくなるらしい。これもよくわからないので適当)、オフセットは10で設定。
③前処理の設定
ホットピクセル感度がデフォルトの5では弱いので、20にあげた。
サテライトトレイルを削除するは、Sigma Clippingでよいかと思い外した。
③デイザー・SharpSolverについては以前設定したとおり(ほしぞloveログさんのブログへのリンク資料04、資料05参照)。