よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4008(おおぐま座 M97ふくろう星雲、M108渦巻銀河)

2024-01-17 05:00:00 | SeestarM天体
おおぐま座 M97/NGC3587惑星状星雲(Owl Nebula)、M108/NGC3556渦巻銀河
画像①1月12日10秒露出25分間のライブスタック、トリミング・調整あり

画像②導入画面
M97は距離約8000光年の惑星状星雲。実際の形はトーラス(=浮き輪)と考えられているとのこと。そのトーラスを斜めに見ているため、ふくろうの顔のように見えるらしい。

おおぐま座の天体、参考資料03には約50天体が掲載されていて、一瞬どうしようと考えたが、メシエ天体も沢山あるので、地道にM天体から観望することに決め、この日2つ目の観望。画像②のように、近くにM108もあるが同一画角に入らないので、先づはM97から。ライブスタックに入ると直ぐに見え始め、確かにふくろうの顔と納得した。
そして翌日。

画像③1月13日導入画面
画像③のように、同一の画角に収まるので、ペアで収めてライブスタック開始。

画像④10秒露出25分間のライブスタック、若干の調整あり
M108は、一見不規則銀河に見えるが、渦巻銀河を横から見ている状態と考えられている。距離約4500万光年、大きな恒星を大量に生み出しているスターバースト銀河。

遮光カーテンをガムテープで張り光害対策を取り、空の状態もこの日の方が良いので、写りも良くなった!と思ったが、翌日見ると12日と比べて大同小異であった(^^;現実はこんなものです。

画像⑤Seestarのアノテーション

画像⑥iステラHDによる観望位置


参考資料等

  JUNPYさんが企画した銀河星雲マニアのためのポータルサイト

 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 各星座の天体をほぼ総撮りに近いので、観望予定天体の確認等に活用させていただいている。




観望データ
2024年1月12日午後11時過ぎ(画像①)
2024年1月13日午後8時半過ぎ(画像④)
メダカベヤ観測所
おおぐま座 M97ふくろう星雲、M108渦巻銀河
Seestar S50+iPhone7、10秒露出25分間ライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング・画像調整等