かみのけ座 M85(レンズ状銀河)、NGC4394(棒渦巻銀河)
画像①(QBPフィルターⅢ使用、画像③よりVGA切り出し)
ともにおとめ座銀河団に属する銀河。M85は地球から約60万光年、NGC4394は約39万年光年離れていて、距離が違うが、総合作用をしているらしい。
ハッブルの銀河分類によれば、レンズ状銀河は楕円銀河と渦巻銀河の中間とされ、ガスやちりが少なく、若い星も少なく活発な活動が終わった銀河とのことだが、英語版Wikipediaによれば、M85は楕円銀河と主張する学者さんもおり、4億年から6億年前に他の銀河との合体を終え、非常に複雑な構造を持っているらしい。今なお、研究中のようだ。ちょっと私の理解のレベルを超えている。
②(Astapによるプレートソルブ、自動色補正、α,δ grid表示、VGA切り出し)
画像③(Astapによる自動色補正、jpg保存、視野回転部分トリミング)
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒
4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
6)Quad BPフィルター III | 株式会社サイトロンジャパン
撮影データ画像
2023年5月17日
ベランダ観測所
かみのけ座M85(レンズ状銀河)、NGC4394(渦巻銀河)
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+QBPフィルターⅢ
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでPNG保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=15s×42frames=630s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、プレートソルブ、自動色補正、α,δ grid表示、Deepsky annotation処理。jpeg保存
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング